虫歯菌を移さない為に。親が気を付けるべき、子どもの虫歯予防法|トピックスファロー

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2014年3月5日
虫歯菌を移さない為に。親が気を付けるべき、子どもの虫歯予防法

虫歯は感染症のように、人から人へと感染していくことがあります。 子どもへ虫歯菌を移さないように予防をするためには、親が様々な事に気を付ける必要が出てきます。 そのため、親が気を付けるべき予防方法について紹介します。

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食べ物の口移しなどに注意が必要です

子どもに対して、食べ物をかみ砕いて細かくしてあげたり、口移しで与えたりすることは、誰もが行っていることです。しかし、その親が虫歯菌を保有していた場合、かみ砕いたりした食べ物には、虫歯菌が付着してしまうことになります。

その虫歯菌が付着した食べ物を子どもが食べることによって、親から子どもに虫歯菌が移ってしまう可能性が出てきます。

虫歯菌が子どもに移らないように親が気を付けることとしては、食べ物をかみ砕いたり、口移しで与えることいった行為を避けるということが挙げられます。
この対処法としては、専用の調理器具などを使用することが挙げられます。現在は、子どものために食べ物を細かく砕いたり、すり潰すことができるような調理器具が販売されています。このような調理器具を使用すれば、親の口に食べ物が入ることがないため、虫歯菌を子どもへ移す可能性が低くなると言えます。

また、食事に使用するお箸やスプーン、容器などを子ども専用で用意することも対策の一つとなります。
親も共用で使用する物を用いてしまうと、食器類に付着した虫歯菌を子どもに移してしまう可能性があるため、子どもには子ども専用の食器類を用意すると良いと言えます。

歯磨きや歯ブラシの管理に注意が必要です

虫歯菌を子どもに感染させないために、歯磨きや歯ブラシも注意が必要となります。

例えば親が虫歯菌を保有している場合、歯磨きを行った歯ブラシには虫歯菌が付着してしまいます。

親と子どもが同じ歯ブラシを使用していると、歯ブラシに付着した虫歯菌が、子どもが歯磨きをする際に子どもの歯に付着してしまう可能性があるので、歯ブラシは必ず個別に専用のものを用意することが重要であると言えます。

また、子どもの歯磨きを行っている場合は、歯磨きの順番も重要と言えます。歯磨きを行うと、唾液などが手に付いてしまうことがあります。
虫歯菌を保有している親が歯磨きを行い、手などに唾液などが付着している状態で子どもの歯磨きを行うと、子どもの口の中に入ってしまう可能性があります。そのため、子どもの歯磨きを行っている場合は、子ども歯磨きを先に行うことが重要であると言えます。

その他にも、歯ブラシの保管方法も虫歯菌を子どもに移さないようにする上で重要であると言えます。
一つの容器などに歯ブラシを保管しておくと、歯ブラシ同士が密着してしまうことがあります。この時虫歯菌を保有している親の歯ブラシが子どもの歯ブラシに密着していると、歯ブラシに付着した虫歯菌が子どもの歯ブラシに付着してしまうため、密着しないようにすることが必要です。

兄弟や友達などにも注意が必要です

食事や歯磨きなどに注意することによって、子どもに虫歯菌が移ることを予防することができるようになります。その他に注意するべきこととして、兄弟や友達などからの感染を挙げることができます。

例えば兄弟や友達同士で、お菓子の食べ回しなどを行う機会があると、もし兄弟や友達が虫歯菌を保有していた場合、虫歯菌が移る可能性があります。

また、乳幼児などの場合、遊具などを舐めたり、口に入れるといった行為をとることがあります。この時、虫歯菌を保有している乳幼児などが舐めたり口に入れたものを、子どもが同じように舐めたりすれば、虫歯菌が移る可能性が出てきます。

これらの予防法としては、子どもにお菓子などの食べ回しをしないように伝えておくことが重要となってきます。
特に友達と遊びに行ってしまうと、親の目から離れた場所でお菓子などの食べ回しなどをしていることもあり得るため、日頃から食べ回しをしないように伝えておくことが重要と言えます。

また、乳幼児などの場合、虫歯に対する予防を理解することは困難と言えます。そのため、乳幼児などを持つ親は、子どもが遊具などを舐めたり、口に入れることがないように、目を離さずに見ていることが重要となってきます。

著者:佐久間和夫

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