騒音トラブルを回避。住む前にチェックしておきたいマンション構造|トピックスファロー

  • フォークラスのライター募集
2014年3月5日
騒音トラブルを回避。住む前にチェックしておきたいマンション構造

マンションに住む際に気になるのが騒音です。 やはり他人の出す生活音というのはストレスの原因にもなってしまう事がありますので、できる事なら悩みたくないものですが、その為のポイントがありますのでご紹介します。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

まずチェックしたいのがお部屋の間取りやスラブ厚

マンション探しをする際には色々な物件情報を目にする事がありますが、その際に着目したいポイントの一つとして間取りが挙げられます。

例えばワンルームのお部屋の場合ですと、隣のお部屋との仕切りが壁だけだったりしますが、それではどうしても自室まで音が伝わり易くなってしまいます。

しかもワンルームの場合ですと逃げ場がないという事もあり、余計に気になってしまうものです。
そういった状態にならない為にも間にクローゼットなどが入っている間取りのお部屋を選ぶようにする事が大切です。間にクローゼットなどが入る事でクッションとなり遮音性がアップしますので、それによって隣からの音漏れがかなり伝わり難くなってきます。

ただ、そういった間取りでも隣室からの音漏れがし難いというだけで、上からの音漏れがしてくる事もあります。上からの音漏れに悩まされない為には最上階を選ぶ事が大切ですが、最上階はやはり人気がありますので、そうそう簡単には見付かりません。その為、コンクリートの厚みがどれ位なのかという事に着目してみる必要があります。

所謂スラブ厚ですが、スラブ厚がある事によって遮音性がアップしますので、物件探しの際には不動産業者に確認してみる事が大切と言えます。

お部屋の設備や立地もチェックする

マンションで騒音に悩まされずに暮らす為には、間取りやマンションの構造に着目してみる事も大切なポイントですが、他にもお部屋の設備をチェックしてみる事も大切です。

まずは二重サッシになっているかどうかという点が挙げられます。騒音というのは隣室や上下からだけでなく、外から聞こえてくる事もありますが、特に道路沿いの場合ですと車の走行音や救急車やパトカーのサイレン、工事の音などが聞こえ易くなります。

特に一重サッシの場合ですと室内まで音が筒抜けになりますので、それによって安眠を妨害されてしまう恐れがあります。そういった音に悩まされない為にも窓が二重になっているのかをチェックしてみる事が大切です。
他にも床の素材にも着目してみる事が大切と言えます。

足音というのは騒音の一つの原因になりますので、クッションフロアになっているかどうかを確認してみる必要があります。

クッションフロアというのは弾力性がありますので、衝撃音を吸収して音の響きを軽減してくれます。その為、他のお部屋から足音が響き難くなりますし、自身の出す足音も他のお部屋に聞こえ難くなります。また、弾力性がある事によって足腰にも優しいというメリットもあります。

騒音に悩まされない為には住人の質も大切

騒音に悩まされない為にはコンクリートの厚みがある物件を選んだり、遮音性を高める設備があるかどうかをチェックする事も大切ですが、他にも住人の質をチェックしてみる事も重要です。

どんなに遮音性が高い物件でも住んでいる住人のマナーが悪いと完全に音漏れが無くなるという事はありません。反対に住人の質が良ければ遮音性の低い物件でも音漏れに悩まされる事が少なくなります。
住人の質次第で自身の暮らし易さが左右されると言っても過言ではありませんので、その為にも物件を選ぶ際にはそういった点にも着目してみる必要があります。

その為の方法としては、例えば共有部分が綺麗に使われているかどうかという点をチェックしてみる必要があります。
マンションの共有部分としては、廊下や集合郵便受け、駐車場やゴミ捨て場など色々ありますが、そういった共有部分が雑な使われ方をしている場合ですとモラルの無い住人が住んでいる可能性があります。

もし、そういった住人がお隣や上下階に住んでいる場合ですと、騒音トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。

その為、物件を選ぶ際にはしっかりと下見を行い、共有部分がどういった具合に使われているのかを確認してみる事が大切です。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
アイコン
学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。