【魚も見てます】釣りをする人達に守って欲しいマナー8選|トピックスファロー

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2012年7月23日
【魚も見てます】釣りをする人達に守って欲しいマナー8選

最近マナーを守らない釣り人が増えています。常識的に考えてあり得ない行動は他の釣り人達にも悪影響を及ぼします。釣り人達の間にも存在する最低限のマナーを再確認してはいかがでしょう。

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。…
  

釣りマナーを遵守する人達は釣り人の鑑

幅広い年齢層に愛されている趣味の一つに“釣り”があります。
小学生~年配まで多くの人達が釣竿をかかえて海にむかっています。
釣果を求めて本格的な道具を揃えている人や 釣果を求める事をせず、ただ時間が過ぎていくのを楽しんでいる人もいます。
頭の中で魚が針にかかるまでをシミュレーションするのが楽しいという人もいるかもしれません。
釣りを趣味にした芸能人もたくさんいますし、アニメやコミックの題材にもなっています。
本当に愛されている趣味の一つです。

そんな釣り愛好家の人達は“釣り”という趣味の中に存在するマナーを遵守しています。
決して超えてはいけない線を越える事無く、その枠内で楽しんでいるのです。
それがまた次の楽しさの糧となっているのかもしれません。
釣りに対する思いがそうさせているのかも知れません。
釣り人の鑑です。

漁港の看板にまで注意されている

同じ趣味を持つ人が増える事は以前からやっている人にとってとても嬉しい事です。
喜びを分かち合う仲間が増え続けるのを願うかもしれません。
しかし、問題もあります。人が増えるという事はトラブルも増えてしまう可能性が高くなるという事です。

その傾向なのかはわかりませんが、漁港に注意書きの看板が増えたような気がします。
漁港利用者に対する注意書きですが、内容を見るなら『最低限守れる事でしょう。』という事まで書かれています。

なぜこんな看板が必要になってのでしょうか?
マナーやルールを守れない人達がいるからです。

一部のマナー違反で注意を促されてしまっているからで、純粋に釣りを楽しみたい人たちには傍迷惑な話です 。
釣りという素晴らしい趣味の中にも存在するマナーやルールは守ってほしいものです。

釣り人が守るべきマナー

ゴミの持ち帰り

釣り人にとっては当然のことではないでしょうか。
ゴミ袋を持参して行き、海を汚さないで帰ってくる事は 基本中の基本です。ゴミを海に捨てて帰る様な事はマナー以前の問題です(タバコのポイ捨ても禁止です)。
海に捨てられたゴミを誤食してしまった海洋動物はいずれ死んでしまいます。
こういう事が問題になり立入禁止にされたら、純粋に釣りを楽しむ愛好家達にとっては嘆き悲しい事です。

挨拶

先に来ている人に挨拶する事は良い事です。
見ず知らずの人でも頭を下げる等して挨拶すると、快く釣りを楽しむ事ができるでしょう。
何度も挨拶をしていくうちに仲良くなり、穴場や傾向など耳寄りな情報を教えてくれる事があるかも知れません。
挨拶は人と人とを繋ぐ良いマナーです。
しかしケースバイケースで。

騒がない

釣り人は騒がれる事を嫌がります。
魚は警戒心が強いため陸の上で騒いでいたとしても敏感に察知し沖へと逃げてしまいます。
今まで『入れ食い状態』だったのが、騒がれたせいでピタッと釣れなくなってしまったらトラブルの原因になりかねません。
釣りは騒いでやるものではありません。
周囲の人も騒ぐものではありません。

周囲の配慮

投げ釣りをする人は大切なことです。
針が他人に引っかかって怪我をさせたとなると大変です。
投げ釣りをする時は周りに人がいないかを確認してスルーしましょう。

邪魔をしない

先着がいて釣りをしているのに、その場所を横取りする様な事や、他人の投げ込んだ場所にあえて自分も投げ込む事はマナー違反です。
どうしても隣がいいのなら一声かけるか別の日にするのがセオリーです。

また漁港では漁師がたくさん働いています。
漁具の上に荷物を置いたり、その上を平気で歩く行為(中には釣具や漁具をまたぐだけでも嫌がる人もいます。)は愛好家達の評判を下げる一方です。
心無い行動で、全ての釣り人が立入禁止になるのは避けたい事です。

注意されたら素直に

注意された事に腹がたって暴力を振るった、 怪我をさせた、となると警察沙汰です。
楽しい釣りが一転して嫌な空気に包まれてしまいます。何かの理由があって注意をされたなら素直に聞いてトラブルを起こさないようにしましょう。
離れた場所に移動して、波風を立てないようにするのも一つの手かもしれません。

小さいサイズは海へリリース

成魚でも小さい魚をリリースすると言っているわけではありません。
平均的に成長した時にある程度の大きさになる魚の小さい段階を指しています。
これから大きくなるので、そういうサイズの魚は海にリリースしてあげましょう。
間違っても、腹立ち紛れに陸に投げ捨てるという事が無いようにしましょう。
小さくても尊い命です。

盗まない

他人の釣果や釣具、貴重品をねらう輩が存在しています。
また、釣具だけでなく海産物にまで手を出す輩もいます。
特定の海産物(貝類や養殖されているもの)に手を出すことは密漁です。
盗みや密漁は犯罪です

マナーを守れば釣りは楽しむ事ができるもの

釣り人が遵守するマナーは難しい事ではありません。
むしろ誰でもできるものです。

これらのマナーを守れば、釣りは楽しむ事ができます。
知らない人とも知り合いになる事ができますし、仮に釣果がなくても爽快感は持てるはずです。
また人や海・自然に対する配慮も払えるので自尊心を保つ事もできます。
自分勝手な行動をせず、何十人何百人といる釣り愛好家に迷惑をかけないようにしましょう。
また地域住民への配慮もしめしましょう。

最低限のマナーを守り、他人に迷惑のかけない釣り人を増やしていきましょう。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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