女の子を演出するブラジャーはファッションによって使い分けが正解!|トピックスファロー

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2015年4月15日
女の子を演出するブラジャーはファッションによって使い分けが正解!

ブラジャーはバストの大きさで選ぶ、というのが一般的な考え方です。しかし、小さいバストは盛り上げて大きく、大きなバストは大きなカップで支えてすっきりと、という方程式はいつでも成り立つとは限りません。今回は服装別の上手なブラ選びをご紹介します。

WEBライター
  
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洋服でブラジャーを選ぶと狙い通りのバストメイクが可能に

「大きく見せたい時は寄せ上げ」「グラマーサイズだからフルカップですっきりと」。
これが多くの女性のブラ選びに対する考え方ではないでしょうか。
たしかに小さめのバストは大きく見せることでより女性らしくなりますし、大きなバストはコンパクトにまとめる方がすっきりと見えます。

しかし、いつでもこの考え方が正解とは限りません。
たとえばシャープな印象のシャツを着る場合と、体にフィットしたニットを着る場合、同じブラジャーで大丈夫でしょうか?
大きく見せるタイプでは太って見えてしまうこともありますし、逆にすっきりとやせて見えることもあります。
では、ファッション別ブラジャーの選び方を見ていきましょう。

ネックラインの開いた服には

ネックラインが開いた服は谷間を見せる方がセクシーに見えます。
そこでおすすめなのが谷間メイクのブラジャーです。

バストが小さめの人は寄せ上げタイプ

バストが小さい人は谷間を作るお肉が少なめなので、パッドが内蔵されたタイプでボリュームをアップさせると良いでしょう。
プッシュアップタイプのようにサイドから寄せ、ボトムから押し上げるタイプは控えめなバストも中へ上へと集められ谷間ができます。

バストが大きめの人は浅めのカップで

浅めのカップはデコルテの開いた洋服に対応できるように作られています。
バストを下から盛り上げるようにメイクしてくれるシェルフ(棚)カップがおすすめです。
ストラップがカップ下部からつけられているものなら、サイドのお肉をサポートしつつ全体を安定させてくれます。

ぴったりしたニットやカットソーには

ボディラインが出やすいので高さを出しすぎると太って見える恐れがあります。
自然に見せるためにとがりすぎないタイプがおすすめです。

バストが小さめの人は厚手パッドやモールドカップを

Bカップ以下のサイズにはカップ全体に厚手のパッドが内蔵されたものがあります。
シルエットが自然な丸みを帯びたものを選べば、ぴったりしたカットソーも女性らしく着こなせます。
薄手素材の衣類は下着の模様が響きやすいので、なるべくカップにレースを使用していないものを選びましょう。
あるいはTシャツブラのようなモールドカップは全体的に厚みがあり、シルエットも丸くつくられています。
カップが厚手でもボリュームが出すぎず、縫い目もないので美しいラインが出ます。

バストが大きめの人はハーフカップを

ハーフカップはバストをしっかりと支えてくれますが、パッドが入らないものは高さが出ないため、バスト本来の位置でまとめるようなさりげないメイクをしてくれます。
大きくなりすぎないので、身体にフィットしたカットソーを着る時に良いでしょう。
ただしカップの形状によってはトップがとがって見えるので、縫い目があるブラジャーを選ぶときは、なだらかなラインに整えられたものを選ぶと、バストを強調しすぎず、まろやかな曲線になります。

シャープな印象のシャツには

バストが横に広がるとボディラインがだらしなく見えてしまいます。
特にサイドをシャキッとシャープに整えるようなブラジャーを選ぶとすっきりと仕上がります。

バストが小さめの人は脇高4分の3カップで脇をすっきり&高さをプラス

4分の3カップはさまざまな形状がありますので、脇の高いものを選びましょう。
サイドがシャープに整えられ、自前のバストだけでもかなり高さが出ます。
さらにパッドが内蔵されたものはバストを押し上げ、ボリュームをアップしつつ高さを出してくれます。

バストが大きめの人はさりげないラインの4分の3カップやフルカップを

脇の高い4分の3カップは高さが出るため、大きなバストの人がつけるとボリュームを強調しすぎてしまうことがあります。
サイドのパネルは平面的なものを選びつつ、カップが浅くもなく深くもないものであれば脇もスッキリし、高さが出すぎません。

フルカップはバスト全体をすっぽりと覆ってくれ、比較的高さが出ません。
円錐形にまとめるのでツンとしたメイクが好みの人におすすめです。
寄せ上げをしないので装着感も楽です。
ただしトップに丸みがないものはロケット状に整えられてしまい、かえって目立たたせてしまう場合もあります。

ミニマイザーは高さを抑えてくれますが、サイドが広がってしまうものもあります。
ボリュームを中心に集めつつ高さを出さないカップを選ぶと、シャツのボタンもはちきれません。
脇寄せとボリュームダウンをしてくれるタイプは谷間を作らないので、前かがみになった時に谷間がのぞかず視線も気になりません。

ワンピースやチュニックには

ワンピースやチュニックはフィット感によってブラジャーを変えると良いでしょう。 ポイントはウエストの見せ方です。

ストレートシルエットは高さを出さないタイプを

ウエストを強調しないストレートシルエットのワンピースやチュニックは、バストも目立たせない方がすっきりした印象になります。
カップのボトムが丸みを帯びた4分の3カップやハーフカップが着やせして見えます。
バストが大きめの人は高さを出しすぎると妊婦さんのようにズドンとしたラインになってしまいますのでご注意を!

ボディラインが出る時は高い位置で支えてくれるタイプを

ニットやポンチ素材はウエストをマークしたデザインが多いです。
女性らしい曲線的な印象のラインには、バストも丸みがある方がより魅力的に見えます。
ただし、バストの位置そのものを強調しますので、高い位置で支えてくれるハーフカップやシェルフカップがおすすめです。
バストが大きめの人はあまり盛り上げすぎるとセクシーになりすぎ、嫌味な印象を与える恐れがあります。
位置は高く、ラインは自然に、が鉄則です。

試着室では服を着た状態もチェックしよう

ブラジャーはあくまでもバストを美しく整えるための「道具」です。
衣類を付けた状態で美しくなければブラジャー選びは失敗に終わってしまいます。
ブラジャーを試着したら服を着て、フロント・サイド・バックのすべてのシルエットをチェックしましょう。

チェックしたいポイントとは

1. ラインは自然に整っているか?
モールドカップはバストが半球型で真ん丸に整えられるため、不自然な印象を与えることがあります。
逆にバストが小さめの人にとっては、ボリュームアップをしてくれるのでおすすめです。
モールドタイプを選ぶときはカップがあまり分厚くなく、多少浅めの4分の3カップタイプの方がバスト本来のラインに近く、ナチュラルな着こなしができるでしょう。
またフルカップは先端がとがりすぎないものを選んだ方が自然に見え、しかも目立ちません。

2. 柄や色は浮いていないか?
体にフィットするニットやカットソーではブラジャーの模様が透けてしまうことがあります。
カップやサイドベルトにレースが使われたものやプリント素材は服を着ても響いてしまったり、ノンレースタイプでも色がもろに見えてしまったりします。
肌の色より1段くらいベージュがベストですが、サイズの関係で色を選べないことがあります。
その時はブラジャーを透けさせないタンクトップやキャミソールなどのインナーを上から着てカバーしましょう。

3. 服のラインとバストラインが合っているか?
シャツはウエストを絞り、バストにフィットするように製法されたものが多いです。
バストトップもしっかりと作られていますので、ブラジャーを付けたバストの位置がシャツのバストトップと合っていればボタンがはちきれません。
フルカップやミニマイザーはバストトップがあまり高くならないように設計されているものが多く、シャツのバストトップと一致しないことがあります。
シャツ用のブラジャーを購入するときは必ずシャツを着用または持参し、ブラジャーの上から着てラインを確認すると失敗がありません。

4. 余分な肉がはみ出していないか?
サイドベルトはアンダーバストの表記通りに作られていないことが多いです。
表示を守って選んでも、サイドベルトが背中に食い込んでしまうことも少なくありません。
たとえばアンダーバストが70cmと表示されているのに、実寸を測ってみると60cmほどしかないものもあります。
これでは着用感が苦しく、谷間もつぶれてしまいます。
さらに背中に食い込んでシルエットも美しくありません。

試着したら必ず後姿を確認し、背中のお肉にブラジャーが食い込んでいないかをチェックしましょう。
アンダーバストがきついと感じたらカップサイズを下げ、アンダーを上げると体にジャストフィットする場合も少なくありません。

普段は着け心地の良いブラジャーで

人によってバストの形は違いますので、当然体型に合うブラジャーも異なります。
普段は体型に合った着け心地の良いブラジャーを選ぶ方が快適です。
ただ、そのブラジャーではお気に入りの服にラインが合わないときがあります。
そんな時は服に対応したブラジャーの方が素敵に着こなせます。

プチサイズでもグラマーサイズでも、さまざまなタイプのブラジャーが販売されています。
小さな胸でもフルカップを選ぶ方が良いときもありますし、大きな胸でもハーフカップの方がしっくりくるときもあります。
ブラジャーはこれじゃなきゃダメ!と決めつけず、ここぞというときはブラジャーのメイク力を活用しましょう。

著者:杼本佐波

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杼本 佐波(とちもと・さわ)と申します。
分かりにくいことを分かりやすく、がモットーです。
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