絶対に本場でしか味わえない鹿児島ご当地グルメ3選|トピックスファロー

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2012年9月14日
絶対に本場でしか味わえない鹿児島ご当地グルメ3選

スーパーや通販で地方のご当地グルメが買える、便利な世の中になりましたが、鹿児島には、現地に行かないと味わうことができないものが、まだまだあります。そんな、鹿児島のご当地グルメ3品をご紹介します。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

本場でしか味わえない鹿児島グルメとその理由

ご当地グルメがスーパーや通販で買える、なんとも便利な世の中ではありますが、世の中には、まだまだ地元に足を運ばなければ味わえない名産・名品が存在します。
その中から、今回は鹿児島のご当地グルメをピックアップ。
現地でしか味わうことができない、とっておきの鹿児島ご当地グルメ三品をご紹介します。

天文館むじゃきの「白熊」

天文館むじゃきの「白熊」

白熊とは、全国どこでも見かける練乳をかけたかき氷のこと。
それなら、わざわざ鹿児島まで行かなくても…と思われるかもしれませんが、本場で食べる白熊は全然ちがいます。

まずは、その大きさ。
全部食べられるか不安になるほどの巨大さ。
そして、トッピングの量の多さに驚かされます。
チェリー・レーズン・プラム・みかん・もも・バナナ・パイナップル・赤寒天・緑寒天・白豆(十六寸豆)などなど。

その時々の旬の果物、イチゴ・メロン・スイカ・ブドウなどが味わえるのも特徴です。
1947(昭22)年、鹿児島市内の天文館むじゃきで生まれた白くまは、真上から見たときに、白いかき氷とレーズン・チェリー・プラムが白熊の顔に見えることからそう名付けられました。
今や、鹿児島ではかき氷の代名詞ともなっています。

串木野(くしきの)まぐろラーメン

串木野(くしきの)まぐろラーメン

串木野まぐろラーメンが食べられる「いちき串木野市」は、鹿児島市の北西部に位置する町。
遠洋漁業が盛んな港町で、「マグロの町」として知られています。
そのマグロで町興しをと考案されたのが、串木野まぐろラーメンです。

特製のたれに漬込んだマグロのづけと白髪ねぎが最大のポイント。
通信販売でも入手は可能ですが、やはり、新鮮なマグロづけの味わいは次元を超えた格別さ。
中太の縮れ麺が、マグロの頭や野菜などからとったダシの醤油ベーススープによくからみ、添えられたワサビが良い具合に味のアクセントとなって全体を引き締めます。
始め鮮やかだったマグロの色が、スープの熱が通ることで徐々に変わっていき、それにともない、スープに溶けていく旨みによる味の変化を楽しめるというユニークなラーメンです。

本坊酒造の屋久島伝承蔵

本坊酒造の屋久島伝承蔵

屋久島伝承蔵は、鹿児島市に本社がある本坊酒造が屋久島に持つ焼酎蔵です。
明治20年から使い続けられている、甕を使用した昔ながらの手造り甕仕込みが特徴。
超軟水の屋久島の水と、鹿児島特産のさつまいもでじっくり仕込まれた「太古 屋久島」や「原酒 屋久杉」は、鹿児島に行った際には、ぜひ試してみたい芋焼酎です。

鹿児島市内で飲めるなら、わざわざ屋久島まで行かなくても…と言いたいところですが、屋久島伝承蔵にぜひとも行ってみたい理由は、ズバリ工場見学が体験できるということ。

世界遺産の島、屋久島の大自然の中で受け継がれ続けられている、伝統的な手造り甕仕込みの工程を30分ほど見学することができるほか、世界中、そこでしか味わえない焼酎を試飲ができるのは、なんともうれしい限りです。
なお、見学は、電話やFAX・メールによる予約が必要になりますので、訪問の際はお忘れなく。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
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学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。