教育資金を貯めよう!FPの取材から見えてきた学資保険の賢いかけ方|トピックスファロー

  • フリーのライターを募集しています
2015年8月24日
教育資金を貯めよう!FPの取材から見えてきた学資保険の賢いかけ方

教育資金のことを考えると頭が痛くなってしまいますよね。定期預金にしておいた方がいいのか、学資保険に加入した方がいいのか、そんなお悩みを解決すべく、現役生命保険会社の外交員でファイナンシャルプランナーの資格を持っている方に取材してきました!

フリーライター
  

教育資金はどうやって貯める?

子どもの教育資金のことを考えると、頭が痛くなってしまうことがあります。幼稚園から大学まで全て公立に通った場合、約1,000万円、全て私立に通った場合は約2,400万円の教育資金が必要になると言われています。 通帳を見てがっかりする夫婦

よほどの高給取りか、遺産がたくさんあって余裕のある場合以外、教育資金を貯めなくてはいけないということになります。だって、子どもが「習い事したい」・「部活をやりたい」・「私立大学に行きたい」と言ってくる可能性が大きいわけですから、その時にはお金がどうしても必要となってきます。

でも、「どうやって貯めるの?」と考えてしまいますよね。銀行に預けておくだけではうっかり使ってしまう可能性だってあるわけですから、別口が必要です。

賢く貯める方法のあれこれ

預金額がかなりある場合は、最初から必要な額だけを定期預金として組んでしまうというのも1つの手です。それが無理な場合は、コツコツと貯めることが大切になります。

銀行で自動引き落としをしてくれる定期預金や学資保険という形があります。わざわざ自分で口座に入金する手間が省けるので便利です。

それ以外には、投資をするという方法もあります。しかし、元本割れをしてしまったり、必要金額にならなかったなんてこともありますので、注意が必要ですね。

「いつの間にか貯まっていた!」と嬉しくなってしまう方法を取るのが賢いやり方だと思います。

教育資金は学資保険がいいとされる理由

賢い貯め方の1つである『学資保険』は、一度契約をすれば、毎月自動的に口座から引き落としされますし、保険ですから親に何かあった時に保障もしてくれます。

その上、税金の控除対象になりますからいいことずくめな感じです。

定期預金との違いはコレ!

世の中には「私は定期預金!」と思う人もいることでしょう。この方法も悪くはありません。FPの意見を聞いたところ、定期預金と学資保険の大きな違いを挙げてくれました。

・定期預金と学資保険の大きな違いは、親に何かあった時の保障の面
・払った金額より多く増えて戻ってくる(定期預金の利子より大きい)

この2つ、子を持つ親の目線からすれば、本当に大きいと感じます。親に何かあったら子どもの将来が変わってきてしまいますから、ここは抑えておきたいポイントです。戻ってくる金額が大きいのも助かります。定期預金も利子が付いてきますが、現在大手銀行10年ものの定期預金金利は0.1%ほどなので、学資保険の1%~1.3%前後のと比べると金額の違いがわかると思います。

学資保険のメリット・デメリット

メリット

・お財布を分けることができる

・給与払いにすると楽

・生活のためのお金とは別物として貯めることができる

・万が一の保障がある

・税金の控除対象になる

デメリット

・契約期間中に解約をすると、元本割れすることがある

・保障が付く分、若干ではあるが元本割れする保険タイプの契約もある

・かける時期を間違えると、満期の時期がずれてしまう(お金が必要な時に受け取れないことも)

おすすめの学資保険は貯蓄型?保障型?

FPに取材した際、どうしても聞きたかった貯蓄型と保障型の違いについて聞いてみました。

FP:「貯蓄型は、元本割れしないので損をしないことが大きな特徴です。その他は、満期以外に育英資金(小中高学校入学時などに決まった金額がおりてくる)が受け取れることがあげられます。」

このように話していました。お金を貯めるという意味だけかと思ったのですが、元本割れしないというなら安心ですね。

FP:「保障型は、若干元本割れします。200万円が満期までにたまる金額だとすると、利率にもよるのですが、戻りが約197万円という感じです。しかし、大きな特徴があります。契約者が死亡や高度障害になったときにその後の保険料の支払いはなくなりますが、育英資金として契約時に決めた年金を受け取ることができます。満期金とは別に受け取れるため安心です。

『学資保険は損をするからやめといた方がいい』なんて話を友人から聞いたことがありますが、こういうことだったんですね。どちらがいいかを自分たちで決めることができるのです。説明時にしっかりと話を聞くことが重要なカギなのだとわかりました。 商品説明をする女性

いつ加入するのがベストか?

学資保険をかけるならいつがいいのかなんて、普通考えませんよね。契約したら『いつ頃満期になります』としか話してくれませんから。でも、取材させてもらったFPさんはこう話していました。

「一番お金が必要になるのは、大学に入学金を支払わなければならない2~3月ではないでしょうか。その時期の少し前に受け取ることができるように契約するのが賢いやり方です」と。

できるだけ早く、出産前に加入できる?

たいていの場合は、生まれてから加入をする人が多いですよね。実際はもっと早い段階からかけることができるそうです。

FP:「出産予定日の半年前からの加入が可能です。その際に、母子手帳が必要になります」。

こんな話、普通だったら教えてもらえないところです。こちらも聞きませんしね。

妊娠中なら子どもが泣き出したりして、話を最後まで聞けないまま契約しちゃったなんてことになりませんし、納得できるまで話を聞くことができると思います。それに、どうするかをゆっくり考える時間もできます。

逆算してお金の受け取れる月を先に決める

加入する保険会社にもよりますが、学資保険は、契約した月の翌月1日に受け取れる仕組みになっていることが多いようです。3月に受け取れるようにして、入学金に間に合わせたいと思うのなら、1月に契約すればいいということになります。

妊娠をしたら教育資金の受け取りのことまでを考えておくことが大切だということです。その方がいざ必要となった時に困らなくて済みますからね。

お得な保険料の納め方

保険料は毎月給与天引きにされている方がほとんどのようです。しかし、それ以外の納め方もあるので、どの方法がいいかを自分たちのライフスタイルから選んでみましょう。

・月払い

・半年払い

・年払い

・一時払い

・全期前納

以上、5つの支払い方があります。月払い以外はまとめて支払う方法になるため、各社割引を設けています。それだけお得になるということです。より安い金額で貯めることができます。 寝ころぶ4人家族

子どものことを考え、本人が確実に受け取れる保険を

学資保険を利用して教育資金を貯める場合、「お金を増やす」という間違った考え方を持たない方がいいということです。保険会社が用意している学資保険は、貯蓄型でも保障型でも子どものためのものという考え方をしているものだそうです。

FP:「子どものために必要になるであろうお金を保険会社の商品を使って準備しているのです。お金を増やそうという考え方で契約するものではないことを知って欲しいと思います。」

取材の終わりにこのように話していました。

確かに教育資金は、子どものために貯めるものです。もしお金を増やそうと考えているなら、投資などの商品を購入した方がいいということになります。その辺りをよく考えて、確実に子どもが受け取れる方法を準備しておきましょう。それが一番大切なところではないでしょうか。

著者:桜井 涼

フリーライター
アイコン
学習塾講師からライターに転身し、メンタル面や子どものことについてのコラムなど、必要としている人の心に感じるものが書けるよう日々努力しています。