メンタルが強い人は自然にやってるうつ病を防ぐ4つのメンタルケア|トピックスファロー

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2013年4月24日
メンタルが強い人は自然にやってるうつ病を防ぐ4つのメンタルケア

今やうつ病は誰でも掛かる可能性がある病気の一つで、「心の風邪」とさえ言われています。しかし、ヘルスケアやスキンケア・ヘアケアに気を使う人は居てもメンタルケアまで気が回らないという人は少なくないのが現状です。うつ病予防になるメンタルケア法について解説していきます。

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今日からできる!うつ病を防ぐためのメンタルケア

うつ病にかかると、何事にもやる気が出なくなるばかりか衝動的に他人や自分を傷つけたくなる事さえあります。衝動的な暴力が自分だけに向いているのであればまだしも、他人に向いてしまうと取り返しのつかない結果さえ招いてしまいます。

最悪の結果に至らないためには、自分で自分の心を見つめ直しうつ病の原因になるストレスや心の重荷を取り除くメンタルケアをしていかなければならないのです。

悩み事は気楽に、客観的に解決しよう

うつ病になりやすい人の傾向としてよく言われるのが「真面目な人」真面目だと物事に全力で取り組むが故にさまざまな悩み事を抱え、ストレスを溜めこんでしまいやすいのです。

悩み事というものはすぐに解決するものではないので、ストレスを溜め込む期間はかさむ一方で、気が付いた時には限界を越えていた…という事も珍しくありません。

悩み事を抱えることになった時は、出来るだけ悩み事から離れた客観的な視点で解決策を模索するようにしましょう。主観的に悩み事を捉えていると、「失敗したらどうしよう」とか「助けが得られなかったらどうしよう」と言ったネガティブな考えが浮かんできてストレスを溜めこんでしまいがちになります。

客観的な視点から悩み事を見つめ直してみると、大した問題でなくて悩んでいたのがバカバカしいとさえ思えることはよくあるのです。

落ち込んだ時は無理にでも笑おう

うつ病の原因となるストレスは、自律神経の交感神経を高ぶらせる働きがあります。ストレスが溜まれば溜まるほど交感神経が高ぶり、限界を越えると副交感神経の方が優位になりうつ病を起こしてしまうという仕組みです。

つまり、うつ病を発症してからストレスを緩和し副交感神経を優位にするリラックスをしても意味がないのです。副交感神経を優位にしてストレスを緩和するのは、うつ病になる前の予防の段階でするべきなのです。
副交感神経を優位にするには、力を抜いてリラックスすること、そして笑う事が大事なのです。

ストレス発散に繋がる笑いの為に、テレビ番組・漫画・落語など面白いものを見なければならないという事はありません。口の両端を吊り上げて笑い顔を作るだけでも効果があるのです。

毎日のルーチンワークを打破する

人間というものは、毎日が同じような事の繰り返しだと刺激を感じなくなり気持ちが沈み込んでいくものです。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に家を出て、満員電車では定位置、仕事の内容も同じで、昼食も同じ…というように判で押したような繰り返しを重ねていると、休みを挟んでもリフレッシュできなくなるのです。

気持ちが沈み込んだままだと自分でも気づかない内に多くのストレスを溜めこんでしまうことになりかねません。そうならないためには、毎日のルーチンワークに小さな変化を意識して付けていく事が大事です。

例えば、朝は毎日6時に起きるのなら5時半に起きる日を作るとか、一本速い電車に乗るとか、飲み物をコーヒーから野菜ジュースに変える、寄り道をしてから帰るといったような具合です。

どのような変化を付けようかと考える事が気分転換に繋がり、ストレスを軽減させることにも一役買うのです。

無理して頑張らなくていい

うつ病患者に言ってはいけない言葉としてよく言われるのが「がんばれ」ですが、正直な話をすればうつ病を患っていなくても無責任に外野から「がんばれ」と言われたくはないものです。
というよりも、社会全体が無意識・無自覚の内に頑張る事を求める構造になっている為、うつ病になるまで頑張らなければならないことになりがちなのです。

仕事でもプライベートでも全力を尽くすのではなく、余力が残るように適度な所で頑張りにブレーキを掛けることが大事です。張りつめた弦が切れやすいように、何事にも全力で取り組んでいると精神が常に緊張した状態になってしまい、うつ病にかかりやすくなってしまうのです。
適度に力を抜くことがうつ病予防であり、健康を維持する秘訣なのです

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇