資格取得は短時間×短期間!独学【ながら勉強】で合格できるテクニック|トピックスファロー

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2015年8月31日
資格取得は短時間×短期間!独学【ながら勉強】で合格できるテクニック

仕事をしながら、家事をしながら、という「ながら勉強」は、合格できない?そんなことはありません!これまで「ながら勉強」でFP、宅建、色彩検定、証券外務員など、数々の合格を掴んできました。学習時間が割けなくても、最短ルートなら合格は可能です!

フリーライター(関西在住)
  

1日24時間、資格勉強の時間をつくるには

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睡眠、食事、仕事、家事など、日々の生活を送る上で、やらなくてはならないことは溢れています。しかし1日は24時間と限られています。そんな状況で、資格勉強の時間なんて到底作れないと諦めていませんか?

資格勉強よりも大事なこと

「帰宅をしたら資格勉強しないとなぁ」。そう思っていた矢先に誘われる飲み会。「よし、来週こそ勉強しよう!」。でもでも?習い事にデート、残業もありそうだな・・・。優先順位を付けていくと、やはり下位になってしまうのが資格勉強の時間です。

くたくたの身体にムチは打たない

疲れたぁー!!!と、ようやく帰宅。ご飯を食べて入浴も完了。そこで始まるのが、心の葛藤です。疲れているし、やりたくない。でもやらないことには進まない。でも疲れている。「やる」「やらない」「やる」「やらない」と、心は大きく揺れます。

しかし何事においても身体は資本です。無理矢理に資格勉強をして、身体を壊していては元も子もありません。勉強はやらなくてはいけませんが、メリハリをつけることが大切です。そして何よりも、最短コースで合格できる方法を実践することがポイントです。

短期間で合格できる方法があった

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みなさんがこれまで挑戦してきた高校・大学受験や資格試験。それぞれがこだわりを持って、勉強に臨んでいると思います。もちろんそれが良い結果を生んでいる方は、そのまま付き進んで下さい!

しかし、少しでも効率的な勉強法を模索されていた方には、筆者が取り入れてきた短期間で合格できる方法をご紹介したいと思います。

購入するのは、問題集のみ!

資格勉強を始める際に、最初に悩むのが、どの参考書と問題集を購入するのかということです。筆者の場合、参考書は購入しません。問題集だけで十分です。そのため問題集を参考書としても使用するため、解答の解説まで事細かく読み、頭に叩き込んでいきます。

分厚いテキストは、選択しない!

分厚いテキストは一見、優秀そうに写りますが、合格へはかなりの遠回りです。その分厚さの中に、どれだけの情報が入っているのかを考えれば、魅力的かもしれません。しかし必要なのは合格ラインに届くための最低限の知識ですそれを購入してしまえば「網羅しなければ」という心理的負担を増やしてしまうだけで、有効に活用できた試しがありません。

初めの1冊から、浮気しない!

勉強を開始すると、他の問題集もやらなくていいのかな・・・という不安や迷いも生まれます。そんな状況で、書店で他の問題集を立ち読みしてしまえば「こっちもいいじゃん」と、つい購入しそうになってしまいます。

しかしそんなことは絶対に止めて下さい。自分のベースとして落とし込むのは、最初の1冊です。それを網羅していない状況で他の問題集に手を出しても、同じ分野の塗り直しでしかありません。最初の1冊をコンプリートした状況で、過去問題を解き、合格ラインに届いていないと感じる場合のみ、他の問題集を買い足すようにしています。

解からなくて当然!イライラしない

難し過ぎて意味のわからない専門用語。何度やっても合わない計算式。いやああああ!と、今にも叫び出しそうになってしまいます。 hashi3

また、暗記系の分野であれば、「えぇ!昨日、絶対正解こっちだった!なんで今日はこっちになってるの!「あぁああああ!もう!」などと、記憶違いをした自分にもイライラします。ですが、そこで負けていてはいけません。

自分が悪いのではなく、わからないからこそ今勉強しているのだ、と一度立ち止まって目的を確認し、冷静になりましょう。

問題集は教科書として「音読」する

問題集は教科書として使用するため、音読するところから始めています。特に学習を始めた初期は、わからないことだらけでイライラしてしまい、自信もなくなります。そのため答えを書き込んだ状態の問題集を何度か音読し、頭に「音」で叩き込んでいきます。

そうすることで後から問題を解いてみると、当たり前ですが「わかる!わかる!」とサクサクと進められます。最初から「問題」として挑むのではなく、“はじめまして”の作業を「読む」ところから入ることで、間違えるストレスも格段に減らせます。また、書く作業を最初は行わないため、かなりの時間短縮にも繋がります。

心のリセットとして有効に使う!入浴タイム

日中フル活用して疲れている頭をリセットするには、入浴が有効です。「今日は勉強するぞ!」という日でも、ぶっ通しで何時間も勉強するのは困難です。そのため間に入浴タイムを挟み、心と身体を上手くリセットすることで、入浴後の再スタートに勢いが生まれ、勉強効率が上げられます。

学習時間を捻出するには、発想の転換を

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「ながら勉強」の最大の関門は、勉強時間の確保です。本業が「仕事」であれ「家事」であれ、そちらに影響を与えないように、学習時間をいかに捻出できるかが、合格まで辿りつける重要な要素になってきます。

うだうだ起きているなら、早めの就寝!

「このドラマ観てから勉強しよう~」、「この雑誌が読み終わってから勉強しよう~」。その後に勉強できた試しがありません。そんな時は、無駄な夜更かしをするのではなく、早く就寝することに尽きます。先程の入浴よりも大きなリセットになるのが睡眠です。

うだうだとしている時は、自分の中にも「今日は勉強しないモードだな」という自覚もあるはずです。そのため早く寝てしまう分、翌朝1時間でも2時間でも早く起きて勉強することで、無駄な時間をなくせます。

自宅勉強にこだわらない!

仕事をされている方に、特にオススメなのが自宅外での勉強です。勤務後や、早めに出勤した朝の時間など、スキマ時間を広げてあげることで、効率良く学習時間が確保できます。「早く家に帰らなくちゃ!」と急いで家に帰っても、帰宅してしまえば、他にもやることは山積みなため、勉強に手が回らなくなります。そんな時には、勤務先やカフェなど、生活動線の中で勉強場所を見つけ、勉強時間を捻出するのも得策です。

ちりも積もれば山となる!日々の積み重ね

1時間、2時間とまとまった時間を確保できるのがベストです。しかし本業が他にあるため、それは非常に困難です。そのためお昼休みや、家事の合間など、20~30分程度の時間も有効に活用しましょう。いつでもスッと勉強に入り込めるように、問題集を持ち歩くこと、始められる状態にしておくことが大切です。

インターネットの情報に踊らされない

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気になることは「まずはネットで検索!」それが近年の風潮です。しかしその情報が、本当に信頼できるものなのかを判断して取り入れなければ、情報に振り回されて終わりです。

合格の平均学習時間は、あくまで目安!

この資格ならこのくらいは勉強時間が必要です!そんな情報がインターネット上には溢れています。ですが、この情報を丸飲みするのは危険です。例えば、ネット上で必要とされていた学習時間は

【宅建士】300時間
【ファイナンシャルプランナー2級】200時間

しかし、筆者の場合には

【宅建士】約65時間(計1ヵ月・・・平日1日2時間×20日、土日1日3時間×8日)
【ファイナンシャルプランナー2級】約45時間(計1ヵ月・・・平日1日1.5時間×20日、土日1日2時間×8日)

でした。

宅建士は、まったく知識のない状態から独学で勉強しました。当時の会社の先輩でも、同様に短期間で合格されている方もいたので、ネットに横行している時間はあくまで目安だと、流し見程度にして下さい。最初から自分で山を無駄に高くし、プレッシャーだけを重くするのは止めましょう。

1日2時間、いや1時間でも十分です

仕事をしながら、家事をしながら、習い事をしながら・・・。そんなハードスケジュールの中で、1日に2時間でも勉強時間を確保することは困難です。どうしても時間が割けない方は、無理に2時間も確保する必要はありません。

購入した問題集からスケジュールを組む際に、1日1時間と換算して、自分用のスケジュールを組めば良いのです。1日に十分な勉強時間が割けないのであれば、少し前倒しに勉強を開始すれば良いだけです。

また筆者の場合には、先程も触れましたが音読で覚えます。最初のうちは書く作業が省略できるため、かなりの勉強時間が短縮でき、短期間でも合格ラインに届きます。

通学・通信生よりも独学者の方が優等生?

資格勉強は通学・通信生の合格率が高いと思っていませんか?ですが、実は宅建士のうち、およそ8割が独学かつ初受験者という統計が出ているそうです。独学だから不利になる、と感じたことは一度もありません。「受かる人は一発で受かる。落ちる人は何度も落ちる。」これは、どの資格でも同じではないかと思います。

資格はあなたを裏切りません

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【合格】の二文字をもらってしまえば、その資格は一生あなたの履歴書に残せます。仕事で使う資格から、プライベートで活かせる資格まで様々です。資格勉強で身に付けた知識を持った状態で、日々の生活を送ることで、知識が実用性として磨かれ、さらなる大きな武器になっていきます。

「受からなければ」ではなく「受かればラッキー」

「受からなくては!」そうやって自分を追い詰めるのも1つの策です。ですが、みんながみんな折れない心を持っている訳ではありません。「わからない」そして「難しい」分野に挑んでいる時などは特に「本当に合格できるのかな?」そんな不安が猛烈に押し寄せてきます。

そういう時は、「受かればラッキー」という風に、考え方をシフトさせてみて下さい。筆者の場合は「まったく聞き馴染みのない知識」を、あらかじめ音読してあることで「聞いたことのある知識」にしてあります。そのため、問題集を解くことは、0から1にしていく作業ではなく、0.5から1にしていくだけの作業なので、ストレスはかなり少なくなります。

勉強中はモチベーション管理が最も重要な要素です。いかに自分の心にかかる負担を減らし、楽しみながら勉強できるのかがポイントになります。

著者:橋本幸

フリーライター(関西在住)
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銀行員からOL、コピーライター、業界新聞の記者など、これまでに様々な仕事を経験。現在はwebを中心に、ジャンルを問わず幅広いライティングを行っています。