リプロダクションで英語のインプットとアウトプット両方を鍛える!|トピックスファロー

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2014年11月17日
リプロダクションで英語のインプットとアウトプット両方を鍛える!

「リプロダクション」は、スピーキングや英会話の上達に効果的なトレーニング方法。シャドーイングとは異なり、記憶力が必要とされるため、リスニングの上達法としてもおすすめです。

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おすすめの英語の勉強方法「リプロダクション」とは?

日本語で“再生産”や“模写”を意味するリプロダクション(reproduction)は、英語を話す練習として効果があるといわれるトレーニング法です。

シャドーイングとは何が違うの?

シャドーイングは、一定の距離を保ちながら側から離れずについていく“影”のように、英語音声を聞きながらすぐ後から声に出していく英語の学習法です。繰り返し練習することによって、ネイティブの発音や聞き取りの力が身に付くトレーニング法として、一般的に知られるようになりました。

それに対してリプロダクションは、英文を一通り聞き終えてから声に出すトレーニング法です。文章の構成などを意識することなく、聞いた音をそのまま口に出すシャドーイングとは異なり、耳で聞いた英文を一度リテンション(retention:記憶)してから言葉に表すことから、インプットとアウトプットのバランスがとれた練習法だといわれています。

リプロダクション初心者におすすめの練習方法

「聞き取る」「記憶する」「話す」の3つの英語スキルのバランスが鍵を握るリプロダクションは、初心者でも以下のような方法で簡単にトレーニングができます。

Step1 リテンションの練習

いきなりネイティブスピーカーが話す英語の音声を覚えるのは難しいという人は、まずはリテンション単独の練習から始めましょう。流れる音声を聞いて記憶する初歩段階としておすすめなのが、日本語のリテンションです。 慣れないうちは、短めのセンテンスが一定のスピードで流れるテレビのニュース番組に挑戦してみましょう。普段あまり使うことがない、耳から入った言葉を覚えるという能力が鍛えられるはずです。

Step2 絵本の読み聞かせの活用

まだ理解できる英語の語彙が少ない、早いスピードを聞き取れないという人におすすめなのが、子供への絵本の読み聞かせの活用です。無料で英語の絵本を読んだり、音声を聞くことができるサイトを利用することで、子供向けの簡単な文章のリプロダクションに挑戦することができるのです。 絵本は対象年齢が分かりやすいため、徐々に難易度を上げていくことでリプロダクションのスキルをアップすることができるでしょう。

Step3 スピーキングのチェック

「聞き取る」「記憶する」「話す」のリプロダクションのプロセスが程度形になってきたら、次に挑戦したいのが、自分が話す英語のチェックです。

ICレコーダーまたは、最近は音声を簡単に録音できるスマホのアプリがあるため、トレーニング中の音声を録音してみましょう。トレーニング中は気づかなかった発声や発音、イントネーションなどの問題点や癖を発見することができます。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。