安全!食べ物で作る手作りパックのすすめ|トピックスファロー

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2015年5月11日
安全!食べ物で作る手作りパックのすすめ

乾燥肌の人は、同時に敏感肌でもあることが多いです。そのため、市販で売られているシートマスクタイプなどのパックは、刺激が強すぎることもあります。そういう人のために、食べ物で作るパックについてまとめてみました。

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
  

海外旅行のお土産として、すっかりおなじみになったのがシートマスク

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そう、1回使い切りの、袋の中に顔型に切り抜いたシートが入っている、あのパックです。
でも、肌が丈夫な人だったらもらってもうれしいだろうけど、「私、敏感肌だからちょっと怖い」という人もいますよね。

化粧品といっても材料がさまざまなので、シートマスクだと肌が荒れる、ということはありませんが、それでもダメな人はだめなんだろうなぁ、と思います。
とはいえ、パック自体はとても効果のある美容法なので、ぜひ取り入れてほしいものです。

それでは、どうやって取り入れればいいのでしょうか?
オススメなのが、「食べ物でパックを作る」ことです。
太古の昔から、女性ははちみつやヨーグルト、(これは食べ物じゃありませんが)うぐいすのふんなどを顔に塗ってきました。

これって、よく考えてみたらパックですよね。
昔の人は「どうしてかわからないけど、こうすれば肌がきれいになる」という勘所を押さえていたのだと思います。
食べ物なら基本的にはかぶれないから安心、というのもうれしいですよね。

そこで、敏感肌におすすめの「食べ物から作るパック」の作り方と効能について、いろいろとまとめてみました。
「合うバックがなくて・・・」とお嘆きの方は、一度試してみるといいでしょう。

ヨーグルト系・果物・野菜系のパック

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ヨーグルト系
乳酸菌たっぷりで、食べてももちろん体調が整うヨーグルト。
このヨーグルト、実はお肌に塗っても乳酸菌がいい仕事をしてくれるんです。
ちなみに、お高いことで有名なとある化粧品も、乳酸菌の働きを利用して作られているそうですよ。乳酸菌、万歳!ですね。

「ヨーグルトパック」やり方は簡単です。
ヨーグルトを買ってきて、顔にそのまま塗るだけ。
よりこってりとした使用感を求めるなら、水切りヨーグルトにしてパックするのがおすすめ。
水切りヨーグルト事態は、コーヒーのドリッパーとフィルターを使えば簡単にできます。
ドリッパーにフィルターをセットして、その中にヨーグルトを入れればいいのです。


「ヨーグルト・乳液パック」
ヨーグルトのみならず、お手持ちの乳液を加えてもパックは作れます。
ヨーグルトのみの時に比べて、かなりしっとりとするので、「頑固な乾燥肌で困る」という人は試してみるといいでしょう。


「ヨーグルト・アボカドパック」
栄養分が豊富なことから、「森のバター」とも呼ばれるアボカド。
ビタミンが豊富なので食べてみるのもいいのですが、パックに混ぜるとより保湿効果を実感できます。

材料は以下の通りです。
アボカド・・・ 1/2
ヨーグルト・・・ 小さじ1
レモン汁・・・ 小さじ1/2

【作り方】。
1.まず、アボカドの実をクリーム状になるまでよくすりつぶします。
2.そこに、レモン汁を入れてよく混ぜます。
3.さらにヨーグルトを入れてよく混ぜたら完成です。
アボカドのビタミンがいい働きをしてくれます。

野菜・果物系
よく、韓国ドラマできゅうりを切って顔に乗っけている、というシーンが出てきます。
きゅうりには肌の鎮静作用があるので、これは理にかなったことかもしれません。
そんな、野菜や果物でパックをしてみるのもいかがでしょうか。

「バナナパック」
疲れている時に食べると元気が出るように、バナナは肌に塗ってもしっとりとした肌を手に入れることができます。
とはいえ、きゅうりのように薄切りにしてそのまま顔に並べても成分が浸透しないので、加工が必要です。

材料ですが、バナナ2分の1本、オリーブオイル大匙1、生クリーム大匙1とこれからスイーツづくりでも始まるのか、という材料です。
しかし、どれも肌の保湿には効く成分が入っているので、乾燥肌の解消には役立ちます。

【作り方】
1.バナナをフォークでつぶして、オリーブオイルと生クリームを混ぜます。
2.それを顔に塗って、20分ほど放置しましょう。
ふき取った後洗顔したら、しっとりとした肌に出会えること間違いありません。


「ジャガイモパック」
これも保湿に効果的なパックです。
ただし、直接塗ると刺激が強いので、シートマスクやガーゼなどをひいて、その上から塗るといいでしょう。

【作り方】
1.ジャガイモは1個の半分を用意します。
2.それをすりおろして、小麦粉大匙3と混ぜます。
3.いい具合に混ざってきたら、ガーゼやシートマスクを用意して、顔にひきます。
4.その上からその混ぜ物を塗るのです。
5.20分ほど放置したら、取り外して洗顔し、あとはいつものお手入れをしましょう。
ジャガイモのでんぷんの効果で、保湿にとてもいいようです。
保湿力のなさにお悩みの方にお勧めです。

「米のとぎ汁パック」
これはとにかく簡単です。
普段の生活の中で、お米をとぐことは多いと思います。

【作り方】
1.お米をといだ際、最初の水は捨ててください。
2.2回目のとぎ汁を保存し、一晩寝かせましょう。
3.とぎ汁の底に沈殿物がたまると思うので、それをコットンに含ませてパックしましょう。

沈殿物には美肌成分がぎっしりで、ビタミンB1、B2、ビタミンEなどが入ってます。
ビタミンをそのまま塗れるようなものです。
さらに効果的なのが、雑穀を使うこと。ますますビタミンが増えます。
お米は食べてもよし、塗ってもよしのいいことづくめです。

食べ物でも肌に、合わないことがあります

乾燥肌、敏感肌の人でも使えるパックとなると、食べ物で作るのが一番安心な気がします。
しかし、食べ物だからといって、肌に塗っても必ずしも無害、というわけではありません。
塗ってみて、かゆくなるとか、ヒリヒリするなどの異常がでたら、すぐにやめましょう。

著者:松沢未和

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
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2014年にファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を取得した兼業WEBライターです。もともと文章を書くことが大好きなので、この仕事を兼業として選びました。相続や保険の分野のお話をわかりやすくまとめてお話できればと思っています。これ以外にも、たくさん資格は持っているので、資格の取り方の話しもしたいところです。また、食べ歩きと旅行とコスメ研究が大好きです。日々の研鑽の成果!?を文章にぶつけていきたいです。至らない点がいろいろあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。