新機軸のビジネスモデル!スマホアプリ開発で起業しよう|トピックスファロー

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2012年9月11日
新機軸のビジネスモデル!スマホアプリ開発で起業しよう

今やスマートフォンはビジネスの世界どころか日常生活にもなくてはならないデジタルガジェットです。そして、ガラケーが持っていたシェアをそのまま受け継いだスマートフォンは、独立起業にも大きな影響を及ぼそうとしているのです。

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スマホのアプリを開発して一攫千金を狙う!? 新型ビジネスモデルで起業するには

スマートフォン(スマホ)は、パソコンと同じようにOS(オペレーションシステム)の上に各種機能を付加させるアプリケーション(アプリ)が乗っかって機能しています。

このアプリこそがスマホの魅力を引き出す最大の武器であり、起業を志す人たちにとってローリスクで利益を出せる商品となろうとしていることをご存知ですか?

どうやってスマホアプリを売るのか?

iPhone・Androidケータイ用にアプリを個人開発した場合「自分のサイトやブログで公開するか」、それとも「公式マーケットで公開するか」のどちらかを選ぶことになります。
前者はいわゆる「勝手アプリ」と呼ばれるもので、ダウンロード数が多くても収入には直接つながらず習作として開発したものやグレーゾーンな立場の内容のものなどが多くみられます。

後者のように、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playといった公式マーケットでアプリを発表するには、お金を払って開発者登録を済ませる必要があります。
登録を済ませてしまえば、あとは自分で自由に値段をつけて開発したアプリを公開できます。付けた値段の数%を手数料としてマーケットに徴収される形で決済が自動で行われるというわけです。

スマホアプリはどのくらい儲かるのか?

スマホアプリは公式マーケットに登録されているだけでも数えきれないほどの数があり、なおかつ無料アプリと有料アプリが鎬を削る激戦区となっています。
しかし、スマホユーザーは日本国内だけでも13歳以上の男女で約2000万人と推定されているため、1%のスマホユーザーだけでも約20万人という相当な数に上るのです。

もしも、この全スマホユーザーの1%があなたの開発した100円のアプリを買うと、単純計算で2000万円の売り上げが出ることになります。もちろん、前述したマーケットへの手数料が差し引かれるので純益は売上より低くなります。

もちろんアプリの内容や便利さが受け入れられれば、もっとアプリの売り上げ数は増えるでしょうし100円以上の売値を付けても売り上げは落ちないでしょう。

無料アプリでも収益は出せる!

ここまで読んで「よーし俺も有料アプリで一攫千金を狙うぞ」と考えた人もいるかもしれません。しかし、正直な話をすると、有料アプリはよほどの評判と値打ち以上の性能を持っていなければ購入に踏み切ろうとする人は出てこないものなのです。

というか、無料アプリでも有料アプリと遜色のない内容や機能を備えていることは珍しくないもので、後発の有料アプリが機能制限された体験版無料アプリよりもダウンロード数が少なかった、という話は少なくありません

こうしてみると「有料アプリは売れなくて、稼ぎにならない無料アプリを出すことを強いられているんだ!」と思うかもしれませんが、無料アプリでも収益を出すことは可能なのです。

無料アプリは広告で稼ぐ

無料アプリで収益を得る方法、それはアプリ内に広告を出すことです。
要するに無料アプリは頻繁に広告が表示される、有料アプリは購入しなければならないけど広告がない、というように差別化を図るのです。

アプリ内広告には表示された広告をクリックすることで収益が入るクリック型広告と、広告が表示された回数に応じて収益が入るインプレッション型広告があります。
一般的にはユーザーが自発的に広告をクリックするクリック型広告の方が一度に入る収益の額が大きくなるようです。

アプリ開発による起業は今が旬の起業法

アプリ市場のような大きな市場を狙うということはその分だけ実入りが大きいということで、商売事で成功するための鉄則でもあります。
つまり、アプリ開発で起業を狙うことは、成功への有効な手段であるといっても過言ではないでしょう。

しかし、この先アプリ市場への新規参入で成功することは相当に難しくなる可能性が高いと言わざるを得ません。
先発組は経験と実績を重ねているので、アプリの開発速度も速く潜在的なユーザー数を持っているものと見て間違いないでしょう。

対して後発組は経験も実績も乏しいため、よほど斬新なアイデアやユーザーの要望を上手に盛り込んだアプリを開発しないと先発組には太刀打ちできないでしょう。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。