マンション購入は生涯の大きなお買物、騒音トラブルに失敗しない方法|トピックスファロー

  • ウェブライターを大募集!ぜひ応募してください
2015年5月20日
マンション購入は生涯の大きなお買物、騒音トラブルに失敗しない方法

憧れのマンションライフへ向けて、不動産巡りをするのは楽しいものです。しかし、マンションによっては、部屋の壁、床、天井などが薄く作られているものもあります。隣人の声が筒抜けだったりすることもあります。そのような物件にあたった時はどうすれば良いのでしょうか。

フリーライター・コラムニスト
林くららのfacebookアイコン
  

マンション選びに引っかかった罠

souon-taisaku

ある新婚夫婦がマンションを購入するために、不動産屋をまわっています。
新婚夫婦のマンション選びの条件は、今後赤ちゃんが生まれることを想定して、赤ちゃんの泣き声などが音漏れなどしない、頑丈な造りの物件でした。

それを聞いて不動産屋が勧めてきた物件は、「ペット・ピアノOK」といううたい文句の分譲マンションでした。
犬はわんわんと吠え、猫はにゃんにゃんと鳴きます。ピアノにいたっては音楽の嫌いな人たちからすれば「音害」以外の何物でもありません。

また、実際、ピアノの音漏れの問題から発展した、ピアノ騒音殺人事件(1974)、なるものも過去にあり、ピアノが家にある市民を震撼とさせたこともありました。
それらの持ち込みを推奨してるということは、完全に防音が効いてる、頑丈「早く契約しなくては他の人に取られてしまう人気物件ですよ!」な造りのマンションだな、とこの新婚夫婦は判断し、思いきって購入しました。

1050万円、という都心のベッドタウンにしては中古ということもあってか、値段がとても安かったのも魅力的だったのです。

あまりに不動産会社がトントン拍子に事を進めるので一抹の不安を覚えたものの、
「早く契約しなくては他の人に取られてしまう人気物件ですよ!」
と言う営業マンの言葉に踊らされたのです。

そして、いざ購入、入居して生活が始まってから、この新婚夫婦はあまりの事に言葉も出ませんでした。
聞こえる聞こえる!決して幻聴じゃないよ!話し声にピアノの音、ペットの鳴き声。

しまいには隣の家の人のくしゃみまで聞こえる、という有り様。
この新婚夫婦はすぐに不動産会社にクレームをつけました。

担当の営業マンは、
「ペット、ピアノOKという触れ込みなんでねぇ」

と、言葉を濁すばかり。
もう、怒りのぶつけ所がなく、買ったばかりなのに3分の2の値段で売って、出ていかざるを得なくなったそうです。

この新婚夫婦は、悪条件が重なりすぎていました。
ペットは小型犬に猫2匹、奥さんがピアノの先生、おまけに新婚、赤ちゃんをいつ宿してもおかしくない、といった有様です。

今はこの新婚夫婦は借家に住んでいます。
一軒家なので周りへの気兼ねが少ないし、住宅購入は子供が小学生になり、落ち着いてから、と割り切った様子です。

今の生活で、騒音を気にしているのなら

●乳幼児の歩く音の場合

乳幼児の歩く音、あれって結構周りに、特に階下にひびくんですよね。
トントントントン!って、まな板でキャベツを千切りするときのようなリズミカルな音。
耳に付くあの音は簡単に軽減できるんですよ。

フローリングの床に梱包材のプチプチ、あれを敷き詰めるんです、びっしりと隙間なく。
その上に今度は段ボールをこれまた隙間なくびっしりと敷き詰めます。

そしてその上に最後に、床の大きさに合わせて買ってきたフローリングシートを敷き詰めて、完成です!手作り防音床!

●ピアノの場合

souon-taisaku

ピアノを置く大きさにあったラグマットを、上記の手作り防音床の上にさらに敷き、その上に置きます。
その上にピアノを置き、時間によってはピアノに毛布を掛けます。
カッコ悪いなんて言ってられませんよ。

●隣の音をシャットアウトしたい場合

あとは、隣の家庭と密接している壁には洋服だんす等の大型家具を隙間なく置きます。
これでもう、隣にひびく子供の泣き声などは相当シャットアウトできると思います。
子供を鬼のようにしかりつけるママの叫び声もね。

マンションの住人に、問題の家として注目されたら、住んでいられなくなりますね。
目をつけられないようにこれらの、対処法をおすすめします。

著者:林くらら

フリーライター・コラムニスト
アイコン
林くららのfacebookアイコン
初めまして!林くららと申します。どうぞ以後お見知りおきをお願いいたします。ライティングはオールジャンルで精一杯頑張りたいとは思いますが、基本的にはサブカルチャーに特化しています。その中でも特に80年代後半から90年代頭の音楽バンドシーンなどは得意ジャンルです。また、つたない経験といたしましては最近では、WEBライターなどあります。しかしながら過去のライター経験をかざすというよりは新人として一からしっかり学びながら頑張りたく思います。ちなみに文体は潔く、ハッキリとしたもの言いが多いようです。また、内容によっては毒舌な一面も多く見受けられるそうです。皮肉を盛ることによって物事を斜めから見た文体も書きますが、その場合文末できもち内容を持ち上げるように心がけ、文を読んだ人が面白がる文体に仕上がるように気を付けています。むしろどちらかといえばマジメ一辺倒の文より得意としています。こんなくらら一玉いかがですか?