油断は禁物!親知らずの集中ケアで虫歯を防止する!|トピックスファロー

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2013年2月4日
油断は禁物!親知らずの集中ケアで虫歯を防止する!

親知らずは奥歯のさらに奥という、食べカスがつまりやすい場所にあるためどうしても虫歯になりやすいものです。それはあたかも毎日きちんと歯を磨いているつもりでも虫歯が出来るようなものなのです。どうすれば親知らずの虫歯を防止することが出来るのでしょうか?

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親知らずを虫歯にしないための歯のケア

親知らずがまっすぐに、隣の歯に影響しないように伸びたとしても油断はできません。歯として生えてきた以上、きちんとしたケアを行わない限り虫歯になる可能性はあるのです。
特に親知らずは食べカスがつまりやすい歯茎と頬の境目が近く、虫歯になりやすい可能性が他の歯よりも高いのです。
しかも親知らずは奥歯の奥にあるため、治療が面倒になりがちです。歯医者で辛い思いをしないためにも歯のケアは毎日欠かさずに行わなければなりません。

洗口液で口を濯いで食べカスを除去する

親知らずに限らず、虫歯の原因になるのは歯の隙間などに残った食べカスです。食べカスは虫歯菌によって分解されて虫歯菌の繁殖を促し、歯を浸食する酸の産出源となってしまうのです。
つまり、虫歯を予防するにはいかにしてこの食べカスを除去できるかが重要なのです。

しかし、食べカスというものは取りきれたつもりでいても綺麗に取りきれていないことは珍しいことではありません。歯ブラシでのブラッシングだけでは磨き残しが出てくるため、どうしても不充分になるのです。

歯磨きの前や食事後は、洗口液で口を濯いで食べカスが残らないようにすることが虫歯を防ぐケアに繋がります。歯ブラシが届きにくい場所や磨き残しやすい場所も液体である洗口液なら自由に届き、歯磨きをより一層効果的に行うことが出来るのです。

ヘッドが小さくネックが長い歯ブラシで仕上げ磨き

虫歯予防の基本は歯磨きに有りますが、どんなに時間を掛けて入念に磨いていても歯ブラシのヘッドが届かない場所は磨くことが出来ません
特に親知らずは奥まったところにあるため、普通の歯ブラシでは届ききっていないことも少なくないのです。

親知らずも含めて歯磨きする際は、通常の歯ブラシとは別にヘッドが小さ目でネックが長い歯ブラシを用意して、親知らず中心の仕上げ磨きを行うように心がけます。仕上げ磨きの際の歯磨き粉はごく少量で構いません。

夜遅くに炭水化物・糖分は取らない

虫歯の原因になる食べカスは、食事によって発生します。しかし、だからと言って「全く食事をするな」というのは虫歯予防になっても現実的ではない解決策と言えます。
少なくとも間食を避けて、虫歯菌の温床になる食べカスを少なくするように努力しなければなりません。

特に、ご飯や麺類などの炭水化物、飴やチョコレートなどの糖分は虫歯菌にとって格好のごちそうになります。また、寝る前の夜食は肥満の原因になるだけでなく虫歯の原因にもなってしまいます。
夜食や間食の誘惑は抗いがたいものですが、誘惑に負けるとその分だけ健康面でのリスクを背負わなければならないということをしっかり認識しておくべきです。

歯医者で定期健診を受ける

しかし、どんなに歯磨きを入念に行っていても不思議なことに虫歯は起こってしまうものです。それに、親知らずが初期虫歯になっていたとしても、奥歯や親知らずは鏡で確認しきれないため虫歯の発生を見逃してしまうことがしばしばです。
それに素人目には初期虫歯と健康な歯の区別は付けようがないので、どうしてもチェックが不完全になってしまいます。

その為、特に虫歯を自覚していなくても歯医者での定期健診を受けることは虫歯予防のために非常に重要な意味を持ってきます。
医師による定期健診は、自分では目が行き届かない奥歯や親知らずのチェックを専門家の目でしてもらえます。また、歯周病の原因になる歯石の除去も行ってもらえます。
健康の維持には自分自身の努力も大事ですが、専門家の判断も重要なのです。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。