化粧水が浸透しない?それは成分のせいではありません
ある朝ふと気付く。あれ、なんだか肌色暗くない?毛穴縦長になってない?ほっぺたパサついてない?と。
いつもと同じケアをしているのに何かが違う。もしかしたら昨日「たまたま」夜更かししたからかもしれないし、「たまたま」ストレスをため込んでいるからかもしれない。なんにせよきっと一時的なものだから大丈夫。だって今までこのケアの仕方で何とかなってきたんだもん。
・・・残念ながら今回は何とかならないかもしれない。一時的な肌の不調は放っておくと慢性的なものとなる。そうして私たちは泣く泣く肌の老化を認め、少しお高めの基礎化粧品ラインを使うようになっていくのかもしれない。
しかしちょっと待って頂きたい。お手持ちの化粧水、以前は自分に合っていたんですよね?その時からその化粧水、成分は変わっていないんですよね?だとしたら、言うまでもなく変わったのは自分。
もし肌の状態を巻き戻すことができるなら、無駄なお金とプライドを捨てなくても良い。そこで提案するのはファンラン。いわゆるジョギングだ。
走って、汗をかいて、デトックスするからツヤ肌になる
ジョギングを続けると、間違いなく化粧水の浸透力は上がる。それは、なぜか?
1 新陳代謝がアップする
2 便秘解消→老廃物デトックス
3 血行が良くなり、角質の生まれ変わる速度が上がる
4 古くて固い角質が除去されたことで化粧水が浸透しやすい肌へ
どうやらこのような理由らしい。他にも、
・疲れるので良く眠れる
・嫌なことがあった日も走るとリラックスできる
・気持ちも前向きに
・ホルモンバランスが整ったのか生理不順が解消された
実感としてこのような効果があり、相乗効果で美肌に役立っているようだ。このような効果を少しずつ感じながら一年間ジョギングを続けた結果、以下のような効果が目に見えて感じられた。
・毛穴が目立たなくなった
・唇の色がワントーン明るくなった
・目の下のクマが薄くなった
特に唇の色の変化はびっくりするほどで、それまで使っていたリップの発色も別物のように感じられた。気に入った色のリップを買っても思ったような色じゃなかった・・・という経験をお持ちの方は、もしかしたら唇の血行不良が原因かもしれない。
他にも効果はいろいろあるのだろうけど、間違いなく言えることはただ一つ、ジョギングをして悪いと感じたことはひとつもない、ということだ。おまけにダイエット効果つき。これは走らなければ!
プラス思考でアクティブに。変わっていく自分をほめてあげたい
いいとわかっていても、ジョギングはハードルが高い。そもそも「走り出そう」という気がおきない。夏は暑いから走りたくないし、冬は寒いから家を出たくない。かくいう私もいまだにそうなのである。走り出してしまえばこっちのものなのだが。
そんな時おすすめなのは、「何かのついでに走る」精神を持つということだ。「走るために走る」だとやはりモチベーションは長くはもたない。美容のために走っているわけだが、まさか一日走っただけで美女になれるような効果はない。そこで走ることとは全く無縁のような用事をメインとして付随させるわけだ。
ふだん聴かないクラシックや落語を大音量で
簡単なのは「音楽を聴くこと」。i-podに新しい曲を入れたからそれを聴きに行こう、というわけである。
筆者がはまったのは、ふだん聴かないクラシックを大音量でかけて、やたらドラマチックな自分を演出することと、落語を聞いてヘラヘラしながら走ること。この時の注意点は車に気を付けること、不審者に間違われないようにすること、だろうか。
怒りのエネルギーを消費する
「イライラ解消のために走る」これも有効かもしれない。
仕事がうまくいかない、同僚がイラつく、恋人とのすれ違い、そもそも恋人とかいないし・・・など、部屋に籠っていたら負のエネルギーで暴発しそうな時は何の遠慮もいらない、そのまま外へ飛び出せばいい。
これは本当に不思議なのだけれど、怒りのエネルギーを消費して走った方がジョギングの距離が伸びる気がする。走り終わった後は、「なんであんなことにイライラしていたのだろう、みんな一生懸命生きているんじゃないか、私の懐の深さ、玄界灘より深し!!」そんな気分になる。本当ですよ。
何かを成し遂げた充実感に浸ろう
「ごはんを美味しく食べるために走る」もし貴女があしたのジョー、力石ばりの減量を目的としていないのならば、この目的はアリだ。
何もない休日昼まで寝て、ネットサーフィンと3DSを繰り返す一日より、朝ジョギングをしたその勢いでお出かけして、映画を見たり友達と会ったりして帰ってきた一日の方が、はるかにごはんは美味しいしビールも旨い。
どんな理由でも、家から出られた時点でこっちの勝ち。誘惑に打ち勝った自分をほめてあげましょう。
大事なのは「気持ちよく走る」こと
自分に合った目的が決まったらいよいよ実践。どれくらいの距離を、どれくらいの速さで走れば良いのだろう。そしてその頻度は?
参考までに、現在の筆者の走り方を紹介します。
頻度:週3日程度
一回の距離:5km
時間:30分
いつ走るか:夕食後2時間経ってから
もちろんその日の体調によって若干変わるが、大体このような走り方を一年続けたら先に述べた効果が実感出来た。ただ、これは筆者が走りやすい方法であって、一番効果がでやすいやり方ではないかもしれない。
一般にはジョギングは夜より朝、それも食事前にした方が良いとされているし、時間は短くても毎日走った方がいい、という意見や、長い距離を、時間をかけてゆっくり走るスロージョギング派もいる。
それらの主張はある意味では全部正しい。しかしそれを実践すること自体がストレスになってしまっては絶対に継続出来ない。大事なのは自分が気持ちいい範囲で続けることではないか。
私たちは陸上選手を目指しているわけではないし、ガリガリの細い体が欲しいわけでもない。全体的にキレイになるために走っているわけで、美容に大敵のストレスを感じながら我慢してジョギングするようでは全くの本末転倒である。
様子を見ながら体を慣らしていく
私が一番初めに走り出した時は、5kmを1時間という超スローペースで走っていた。走るというかもはや小走り、いや早歩きだ。下手をするとウォーキングしている高齢者にも爽やかに抜き去られる。しかもその高齢者がドヤ顔していたりするとなかなかに惨めだ。そこはかとなく悔しい感じも無いではなかったが、その時はその走り方が自分に合っていたのだ。
あの時無理をしていたなら、きっと今走っていないし、肌の衰えにブレーキをかけるべく必死にエステ通いをしていたかもしれない。走るにあたって注意することは二つ。
・不調を感じたらやめる
・夜道には十分気を付ける
欲張って走って脛や膝を痛めたり、呼吸器に異常をきたしたり、そうしたリスクは自分の体と相談しながら回避するべし。特に花粉症持ちの人、喘息持ちの人は急激な運動で深刻なアナフィラキシー反応を起こすこともあるので、様子を見ながら慣らしていくことが重要だ。
そして女性は出来ることなら夜のジョギングはやめた方が良いかもしれない。筆者の場合はどうしても夜に走るリラックス感が捨てられなかったため、なるべく見通しの良い明るい道、他のランナーや犬の散歩をする人などがたくさん通る道を選んでいる。
肌にハリがあって健康的、走る女性は美しい
最近のジョギング人口はすごいことになっているらしく、皇居周りに行けば色とりどりのウェアに身を包んだランナーを見ることができる。
走る女性全員に言えるのは、がっつりメイクをしているわけではないのにキレイ、ということだ。肌にハリがあって、健康的に汗をかいている。彼女たちは外側からだけではないメイクの方法を知っているのだ。
一定の期間生きていればお肌の曲がり角を迎えるのは必然だ。時の流れに身を任せて諦めるか、体の内側に目を向けて足掻いてみるか。