今話題の保育英語検定って?
小学5・6年生での英語の授業が必修化し、子供が小さいうちからの英語教育が徐々に進んでいる中で、話題になっているのが、保育英語検定(保育英検)です。
この検定は、社会の国際化に対応していける幼稚園の先生や保育士を養成するために2011年からスタートした新しい資格試験。今は、小学校に上がる前から英語教室に通っている子供もたくさんいますし、中には4~5歳にして帰国子女という子供もいるでしょう。また、日本以外の国籍を持った子供がいる幼稚園や保育園というのも珍しくはありません。
幼児教育に欠かせない英語の知識を習得!
幼稚園・保育園児、あるいはその親御さんたちとの英語でのコミュニケーション能力を認定する保育英語検定。赤ちゃん言葉や幼児言葉に着目していることが、この検定の特長と言えるでしょう。最近は幼稚園などでも、外国語指導助手(ALT)による英語のレッスンが導入されているところもありますね。外国語指導助手の先生に任せきりではなく、幼稚園教諭自身も英語を使ってレッスンのサポートができたりすることもメリットになります。
保育英語検定の受験ガイド
保育英語検定は新しい資格ながらも、すでに幼稚園の先生や保育士さんからの大きな注目を集めています。5級から1級まで6段階の等級に分けられています。受験を検討している方は、まず5級から段階を踏んでチャレンジしてみると良いでしょう。
受験資格
特に制限はありません。
受験方法
団体受験、個人受験、海外受験と3つの受験方法があります。
試験形式
1~4級は会場試験、5級はインターネット試験になります。また、すべての級で解答はマークシート方式。
この他、準1級と1級には英作文と二次試験(英語による実技面接)があります。
受験料
5級:1,500円、4級:2,000円、3級:2,500円、2級:3,000円、準1級:4,000円、1級:4,500円
どうやって試験対策する?
保育英語検定は、まだお目見えしたばかりということで、認知度も今のところはあまり高くないですね。
書店で関連本を探してみても、もしかしたら見当たらないかもしれません。保育英語検定を受けようと考えているけど、試験対策は何をすればよいか分からない…そんな人は、まずテキストを購入することから始めましょう。
保育英語検定テキストは、『本の泉社 通販サイト 保育英語検定』から購入することができます。ここでは5級のテキストを紹介しますが、各級揃っているので受験を希望する級のテキストを選んでくださいね。
保育英語検定5級テキスト CD付き
「登園」から「お迎え」の8つの章から構成されています。先生と園児との会話フレーズが紹介されていて、各章の終わりには、参考になる英語表現や保育士の体験談が載っています。現場のリアルな声は、とても参考になりますよ。