ヨーロッパ最大の港湾都市、ロッテルダム。その物流拠点の特性からも、ロッテルダムの重要性はドイツ・オランダの両軍とも意識していました。第二次世界大戦で初めて無差別爆撃の被害を受けた都市としても有名です。そんなロッテルダムを巡ってみたいと思います。
ポーランド戦が終わると、西部戦線では戦端が開かれず、「奇妙な戦争」という状態が続きました。そんな中、ドイツはフランスへの侵攻計画を立てていましたが、その計画が漏れてしまう不祥事が起こります。
ドイツが第二次世界大戦の開幕戦、ポーランドに勝利直後、ミュンヘンでヒトラー暗殺未遂事件が起こります。事件翌日、その黒幕としてイギリスがいるとみなしたナチスは独蘭国境である作戦を行います。
「水」はオランダを語る上で外せないキーワードです。海抜0m以下の低地国家であるオランダは、戦争でも自然災害でも水との戦いでした。その一方で国中に作られた運河はオランダに繁栄をもたらしました。戦争と物流という観点を中心に紹介します。
1944年8月1日に始まったワルシャワ蜂起も、ついに63日間の戦いに終止符を打つことになります。ワルシャワ蜂起の結末と戦うポーランドシリーズの総括を語ります。
西側に位置するワルシャワ中心部のヴィスワ川の対岸は、プラガ地区といって、ワルシャワを訪問する観光客もあまり訪れない場所です。ワルシャワ蜂起の鍵を握るソ連軍がプラガ地区まで侵攻してきましたが、ヴィスワ川を渡るとこはありませんでした。
ワルシャワを南北に流れるヴィスワ川は、1944年のワルシャワ蜂起でも戦況に大きな影響を与えた天然要塞です。ワルシャワ市内からヴィスワ川を越えると、プラガ地区になります。蜂起時、ソ連軍はここまで進撃してきました。本記事ではワルシャワ側のヴィスワ川沿いの戦跡を紹介します。
「シルドミェンチェ」は都市の中心を意味します。本記事では、ワルシャワ中央駅とワルシャワを東西に走るイェロゾリムスキ大通り周辺中心に、シルドミェシチェのワルシャワ蜂起の戦跡を紹介したいと思います。