結婚式を行わない友人への結婚祝いの相場は?ご祝儀はいらない?|トピックスファロー

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2014年3月5日
結婚式を行わない友人への結婚祝いの相場は?ご祝儀はいらない?

大切な友人の結婚が決まったけれど、式や披露宴は行わない。そのような時は、お祝いについてあれこれ悩んでしまいがちですし、もしも自分の結婚式で招待していたならば、余計に気がかりとなるでしょう。どうすればよいのかとお考えの方へ、いくつかの方法をご紹介します。

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

結婚式や披露宴を行わない理由について

結婚式や披露宴を行わないと決めたカップルには、さまざまな事情があります。

親族から反対されていて、それを押し切って結婚するから。

経済的に困窮しているために、結婚式を挙げる金銭の余裕がないから。

多忙な上に、そもそも結婚式や披露宴に興味がなく、二人が一緒になれればいいと考えているから。

ほかにもいろいろな理由が考えられますが、二人で納得して決めたことですから、いくら友人とは言え、余計なアドバイスをすることはできません。

大切な友人ならば、結婚式を行わないという意志を尊重し、二人が末永く幸せに暮らせますようにと祝福してあげれば十分です。

そして、その気持ちを示すものとしてお祝いを贈ればよいでしょう。

高額でなければいけないという決まり事はありません。

何よりも大事なのは、二人の幸せを願っていることを伝えられるような真心のこもった贈り物であることです。

その場合、二人やその周囲にいる人たちにさりげなく聞いて、何が一番必要なのかを尋ねてみることをお勧めします。

結婚式を挙げない理由もさまざまなように、結婚生活もあらゆる場面を想定できます。

二人の新しい生活に役立つものであることが、お祝いとして何よりも喜ばれるものだと言えます。


それぞれの理由を考えた場合のお祝い

もしも親族から反対されて結婚式を行わないならば、その友人は寂しさを感じているかもしれません。

愛する人と一緒になりたいという気持ちを否定されたように思うからです。

そのような場合は、二人が幸せになることを心から祈っていると伝えるのが何より大切です。

これから始まる新しい生活が素晴らしいものでありますようにと、デジタルのフォトフレームもしくは扱いやすいコンパクトカメラを贈るのもよいでしょう。

二人の楽しい生活をたくさん残してねという意味も添えています。

自分の結婚式にその友人を招いていたならば、いただいたご祝儀と同じ額のお祝いを包むことをお勧めします。

あなたも私も、等しく幸せになりましょうという願いを込めることができます。

また、その友人が経済的に困窮しているために結婚式を諦めたのならば、お返しは不要だと伝えることが何より大事です。

遠慮するかもしれませんから、現金よりもレストランの食事券もしくはホテルの宿泊券がいいでしょう。

新婚旅行に行けない可能性もありますので、その代わりに楽しんで欲しいという意味があります。

また、物ではなく、消えてしまうものを贈ることによって、思い出をプレゼントしてあげることができます。


何よりも大切なものは友人を祝福する心

結婚式や披露宴を挙げる時間はもちろん、準備をする期間がない。

または、もともとそういうことに興味がない友人ならば、心の負担にならないようなお祝いを贈った方がよいでしょう。

シンプルだけど実用性があり、のちのちまで爽やかな印象を残せるものが合います。

もしもそのカップルがグルメならば、少々値段は張り込むけれど、とても美味しいワインがぴったりです。

二人で楽しい食事をして欲しいという願いを込めることもできますし、センスのよい品物を贈ってもらえたという記憶が長く残ります。

オシャレなカップルならば、ブランド品のスカーフやハンカチ、マフラーや手袋などの小物品がふさわしく、日常的に使ってもらえる可能性があります。

結婚は誰にとっても大きな節目です。

お世話になった人や親しい間柄の人に認められ、祝ってもらいたいと思う気持ちは誰にでもありますが、それを叶えられないもしくは必要としないカップルもいます。

いずれにしても、仲の良い友人であるなら、お祝いの気持ちはさりげなく伝えた方が喜ばれますし、結婚後も付き合いを続けることができます。

お祝いを贈るのは難しいことですが、何より大事なのは真心ですから、友人の幸せを真摯に願いながら選ぶことをお勧めします。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども