定番である【お花】をお見舞い品として選ぶとき気をつけること
生花はNG?代わりにプリザーブドフラワーを
病院へお見舞いに行く際、何を持っていこうか?何が喜ばれるか?とお悩みの方は多いと思います。
入院されている方には、一昔前ではお花というのが定番だったのですが、現在は、「生花は持ち込み禁止」とされている病院が殆どです。
これは「医療安全の為、花瓶の水を綺麗に替えないと様々な感染元になったり、花粉症やアレルギーなどを引き起こす危険性のある生花そのものにも問題がある」ということで禁止されていたりするのが現状です。
しかしながら、入院されている患者さんにとって、お花は「心の癒しになる」と思う方が実少なくありません。
そんな患者様へのお見舞い品として、最近増えているのは、生花ではない「プリザーブド・フラワー」「ボトルフラワー」「押し花」といった加工花です。そんな、「見て・聞いて癒される」加工花の雑貨グッズなどがお見舞い品として喜ばれています。
これら加工花は、生花と違い、水を替える等のお手入れが不要な為、お花に慣れていない方にも楽しんでいただけます。また、病院を退院された後でもご自宅で飾っていただく事ができます。
気持ちをひとつ添えて・・・メッセージカードを
更に喜んでいただけるプラスアイテムはメッセージです。メッセージは気持ちまで一緒にお届けするアイテムです。もちろんお気持ちを添えたメッセージをメッセージカードにしたためて添えるでも良いのですが、最近は、商品自体にメッセージを入れるとサプライズがあって喜んでいただけます。
「早く元気になって、また遊ぼうね」などのメッセージを印刷できる加工花もあります。
また、ガラスの花瓶にメッセージを彫刻したりして、「世界で1つだけの花」にするとオンリーワンギフトにもなりますのでとても喜ばれます。
お花を贈るときに気をつけること
お花で1つご注意していただきたいのは、(お花の色合いに特に決まりはありませんが)、白の菊(仏壇に添えるもの)や、赤いお花は(血を連想するということで)止めておいたほうが無難です。
お好きなお色なら問題ないとは思いますが、明るいピンクや黄色オレンジ系のお色がおススメです。
一分間の癒やしタイム近代万華鏡が人気!
お花以外で人気がある「見て・聞いて癒される」アイテムで、最近特に喜ばれているのは「万華鏡」です。
万華鏡と聞くと、学校工作で作ったものや、お土産屋さんで売っている千代紙で巻かれたものを思い出される方が多いかもしれません。
しかしながら今は万華鏡の作家さんが、アメリカを中心として、日本でも本格的な美しい芸術品や工芸品として数多く製作されているのです。
「覗くだけで別世界が広がる」「毎日癒されます」「昔の万華鏡とは全然違って・・・すごい」とのお声も多数有り、特に「オイルタイプ」の万華鏡は、ゆっくりと動くオイルの特有の美しい、神秘的な万華鏡の世界を楽しんでいただけます。
毎日1分間で癒されると喜んでいただき、「万華鏡」という名前の通り、「万の華が咲く」ので、様々な模様が楽しんでもらえます。
色によってはカラーセラピー効果もあるようです。特に人気なのはグリーンやオレンジなどの優しい色の万華鏡です。また、オイルタイプの万華鏡にも様々なものがあります。
どんな万華鏡が良いのかわからない場合はお店の方にお聞きしたり、ご予算と相談しながら人気のある万華鏡をお選びいただくのも良いかもしれません。
天使の奏でるハープのようなオルゴールボール
あと「音の万華鏡」とも呼ばれる「オルゴールボール」も人気です。
オルゴールボール(ハーモニーボールと呼ばれることもあります)とは、掌(てのひら)で静かにころがしたり、手にとって、円を描くように振ってみると、まるで天使がハーブを奏でているように、“シャララン”という心地よい音色を奏でる癒しのアイテムです。
奏でる音色は「ストレス低減」「脳波をアルファー波やシータ波に導く」効果があると言われていて、民間療法にも応用されているグッズです。「音の商品は他の入院患者さんに問題ないの?」というお声もありますが、オルゴールという名が付いていますが、音楽ではありません。それどころか癒しの音色なので、少し気分を和らげるといった意味でも喜ばれています。
まとめ
お花を贈るなら・・・・プリザーブドフラワー、ボトルフラワー、押し花
見て楽しむものなら・・万華鏡
音で楽しむものなら・・オルゴールボール
万華鏡やオルゴールボールで共通することは、ご本人だけでなく、他の方々と一緒になって楽しめるコミュニケーションアイテムにもなるということなのです。
お医者さん、看護婦さん、入院患者様同士、様々な人にも見たり聞いたりしていただき喜んでいただける。そんな所も人気の要因の1つなのです。
もちろん、お見舞い品がなくても、患者様が最も喜ばれるものは、自分のことを心配してお見舞いに来てくれたという気持ちだと思います。
お見舞いに来てくれただけでも「心は癒される」ことだとも思います。しかしながら、「元気になってもらいたい」という想いを届けるために「心を込めた癒しのお見舞い品」をお選びいただき、差し上げることで喜んでいただければうれしく思います。