雑貨デザイナーに適性があるのはこんな人
玩具や文房具などの生活雑貨の企画・デザインを行う人のことを雑貨デザイナーといいます。
小さい頃から工作が趣味もしくは得意、クリエイティブな分野への関心が深い、好奇心が強くトレンドに敏感。こんな気質の人は、雑貨デザイナーの適正があると言えます。
需要を意識して製作しなければならない
雑貨デザイナーの魅力は、何といっても自分のアイディアやセンスを形にできるということ。
しかし商品は需要を意識したものでなければいけません。自己満足より消費者のニーズを優先し、機能性や実用性といった要素も考慮して製作する必要があります。
専門学校や短大・大学への入学が第一ステップ
雑貨デザイナーになるためには、雑貨デザインの専攻コースを設けている専門学校、短大、大学のいずれかに入学するのが第一ステップとなります。そこで製作・販売のスキル、センス向上、商品化までのノウハウといったものを習得したら、卒業制作→就職活動に取り掛かる流れとなります。
在学中に雑貨ショップやデザイン会社などでアルバイトする人も少なくありません。
現場の雰囲気をつかめる、経験を就職活動に活かせるなどのメリットが得られるためです。
会社は安定性が高いが就職率は厳しい?
雑貨デザイナーとして生計を立てるには、フリーとして活動する、独立して事務所を立ち上げる、デザイン会社に就職する等の方法があります。もっとも安定性が高いと言えるのはデザイン会社への就職ですが、専任デザイナーを求めている会社は、まだまだ数少ないのが現状です。
徐々にニーズが上向きになってきているとは言え、不景気の影響も含め就職率は厳しいものがありますから、目指す前に求人情報のチェックはしっかり行いましょう。特に正社員雇用は狭き門です!
才能と実力があれば高収入者になれる
雑貨デザイナーの平均年収額は、300万円~400万円と言われています。
入社1年目の新米デザイナーの場合は、200万円~250万円が目安ですが、根気よく経験を積むことで収入アップを期待することができます。もちろん、アルバイトから社員への昇格も十分にあり得ます。
ヒット商品を連続して生み出せるような才能と実力があれば、20代前半で家を建てられるような高収入者になることも不可能ではありません。