『安く買える』の背後には『トラブルがあるかも』という事も念頭に!
今の時代は、個人間の通信販売(ネットオークション)が頻繁に行われているので、欲しい商品が格安で手に入ります。
自宅にいながら画像を見て注文をすれば、数日後には手元に届く便利さが特徴の一つです。
安くて便利なので利用者は多いようです。
しかし、その安さや便利さの背後には、トラブルも潜んでいる事を忘れない様にしましょう。
とりわけ、中古パソコンを購入する時は特に注意が必要です。
価格だけを求めて購入してしまうと、“はずれ”を掴まされる事があるのです。
パソコンは生活必需品になりつつありますので、中古パソコンを通信販売で購入する際は『トラブルがあるかも』という事を念頭におきましょう。
中古パソコンを購入する前に必ずチェックすべき7つの点
全ての中古パソコンが“あたり”という訳ではありません。中には“はずれ”もあるので、以下の点をチェックしてから購入すると良いでしょう。
サイト内に返品特約が有るか
通信販売には、返品に関しての特約を掲載するという義務があります。その中には、『返品が可能か不可能か』また『返品が可能な時の条件』がしっかりと記載されてなければなりません。
その内容をあやふやにしているサイトや、どこを探しても見つからないというサイトはかなり危険です。
悪質な場合もありますので、まずは返品特約をチェックしてください。
メーカーサポートや保証期間の有無
中古パソコンですので、故障やトラブルはつきものかも知れません。その際に、メーカーサポートや保証があると助かります。中古にも限度はありますが、あまりにも古いタイプのパソコンはメーカーサポートが終了し保証期間も切れている可能性が高いです。購入した金額以上の出費がかかってしまう場合もあるので、メーカーサポートや保証期間の有無がしっかりと掲載されたものを選ばれると良いでしょう。
付属品の有無
個人間の通信販売だと現状渡しがあり、必要最低限なものが欠落している事も珍しくありません。
ウィンドウズの購入を考えているなら、『COAラベル(ウィンドウズにプリインストールされている製品がマイクロソフトの正規品であることを示すラベル)』が貼っていないものは問題外です。また、使用する分には差支えないと思いますが、リカバリディスクはついていた方が良いでしょう。
他にも、ACアダプタやマウス、保証書や取扱説明書など必要不可欠な付属品の有無を確認されると良いでしょう。
ちなみに、中古のノートPCの場合バッテリは消耗しきっている可能性が高くあてになりませんので、自費で購入する可能性が高くなります。
パソコンについての詳細な説明の有無
画像と値段だけしか掲載していないものは、正直怪しいです。製造年月日や修理歴、商品の詳細な説明(メリットだけでなくデメリットもしっかり掲載)がしっかりと載せられているものを選びましょう。
値段だけを全面に押し出し、商品に一切触れないタイプの中古パソコンは不良品かもしれません。
メモリ
用途にもよりますが、メモリ不足だと快適に使用する事は難しいです。
『自分が何を目的として使用するのか』と『それに相応しいメモリ』が一致していることがポイントです。
商品の状態
中古パソコンを購入するなら、その物がどんな状態かチェックするのは大切です。本体、キーボード、モニタなどの傷や摩耗状態を、掲載している写真でしっかりチェックしましょう。
実際に購入した人の声
ページ内を見ますと、購入したお客様からの『感想』や『評価点』が載せられている事があります。この感想はとても重要です。その内容は苦情ばかりですか?それとも、商品や販売側への良い意見が書かれていますか?
通販で中古パソコンを購入するなら、感想をよく読んでから決定されると良いでしょう。