レストランサービス技能士は国家資格です。
技能検定制度の一種で、一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会(通称HRS)が実施する試験に合格することで、レストランサービス技能士の資格が取れます。
一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会は、ホテル・レストランで働く人たちを対象としたレストランサービス技能検定の実施の他、テーブルマナーを広く普及させるためのテーブルマナー認定講師試験、食卓作法認定講師試験の実施、レストランサービスの技能を向上させるため、様々なコンクール等を行っています。
レストランサービス技能士は、レストランなどでウェイターやウェイトレスとして、食事や飲料に関するサービスを提供する人の技能を認定する国家資格です。1級、2級、3級の区別があります。
学科試験と実技試験があります。 実技試験は学科試験合格者のみが受検できます。
学科試験
食品衛生
公衆衛生
料飲一般
レストランサービス
食文化
施設の管理
苦情への対応
関係法規
安全衛生
実技試験
レストランサービス作業
ワゴンサービス(1級のみ)
合格基準
各級、学科・実技ともに60点以上(100点満点)
技能検定に合格すると、1級は厚生労働大臣名の、2・3級はHRS会長名での合格証書が授与されます。
そして晴れて、級ごとに「1級レストランサービス技能士」「2級レストランサービス技能士」「3級レストランサービス技能士」と称することが認められるのです。