ビールを深く知る
「ビアテイスター」は、ビールの味わい方や味・品質・スタイルの評価方法などについての知識と官能評価(テイスティング)の基礎的な能力があると認められた人に与えられる呼称資格だ。
認定試験はビアテイスターセミナーの終了後に行われる。
セミナーは年数回、東京と大阪で開催される。約30種類のビールを試飲しながら、テイスティングの方法、オフフレーバー(ビールにあってはならない味や臭い)、ビアスタイルなどを学ぶ。
ビールで世界の人々と交流する
ビアテイスターの認定講習会及び認定試験は日本地ビール協会が行っている。
ビールにはさまざまな種類があり、世界で80以上あるといわれている。
日本地ビール協会は、日本および世界のビール、地ビール(クラフトビア)の文化の普及と 振興及びビールが醸す人々との交歓を目的に発足した。
検定試験
ビアテイスターセミナーの内容
・ビアテイスターの役割
・官能評価の方法と手順
・ビールの基礎知識
・オフフレーバー
・ドイツ・チェコ・オーストリア発祥のビアスタイル
・イギリス・アイルランド発祥のビアスタイル
・ベルギー発祥のビアスタイル
・アメリカ発祥のビアスタイル
・ビールの購入法とサービング
など・・・。
ビアテイスター認定試験
認定試験
筆記試験55問および官能評価試験6問
合格基準
筆記試験、官能評価試験が共に75点以上の場合……ビアテイスターとして認定
発表
1か月以内に郵送にて通知。合格者には認定証を発行。
さらに上を目指すなら
ビアテイスターの上位資格に「ビアジャッジ」がある。
ビア・コンペティション等において、ビールの審査をする知識と官能評価能力があると認められた方に与えられる資格だ。
ビールを極めたい人は目指すのも良いだろう。