会社(仕事)でも日常生活でも役立つ
- 話し合いを円滑に進める
- アイデア創造を引き出す
- 参加者が納得する結果を出す
こんな風にスムーズに進めたいけれど、複数の人が集まると(会議など)多数の意見や感情のぶつかり合いが発生し、用意にまとめるのは困難なものです。
そんな時に重要な存在になるのが、『ファシリテーター(進行役)』です。
集団で何かを決める時、問題解決、物事を進めようとする時に、舵とりする人(進行役)が『ファシリテーション』のスキルを持っているのといないのとでは、その進展のスムーズさと結果に大きな差が出ます。
ファシリテーションが発揮される分野
- 組織系 ビジネス等。
- 社会系 コミュニティー、まちづくり、労働組合、CRS活動等。
- 人間系 学校教育、人間教育、社会教育、国際教育等。
いずれも下記の4つを目指し、ファシリテーター(進行役)は参加者の内面的なプロセスに目を向けて、物事の進行に努めます。
- 共通の目標
- 共通の課題
- 納得感のあるプロセス
- 合理的な結果
ファシリテーター(進行役)に必要なこととは
- 『場』をつくって、つなげる
- 参加者の意見を引き出す。受け止める。(傾聴、質問など)
- ロジカルに考え、意見を整理する(構造化する)
- 参加者が納得感を得られるように意見を分かち合い、合意につなげる。
思い切り簡略していますが、この4つの行程をこなす為には、相手が言いたいであろう事を解読する、『コミュニケーションスキル(右脳系)』や、論理的に議論を噛み合わせる、『ロジカルシンキング(左脳系)』、激しい意見対立を客観的、公平に解消する、『対立解消スキル』など、さまざまな技量が必要とされます。
家庭円満、夫婦円満にも効き目あり!
学校などの教育現場、子供のクラブサークル、PTAや自治会、コンサルタント、労働組合、ビジネスパーソン、家庭と誰もが何らかの形で関わる場面です。
資格というと、ビジネスの成功に直結したものが想像しやすいものですが、ファシリテーションの場合、上記のように、親と子、夫婦などの『家庭内でのコミュニケーション』でも威力を発揮します。
実際に会議などで進行役を担ってみると、参加者が感情的過ぎたり、無関心など、頭では『こうしたい』と思っていても、こちらの「感情」が出てきたりと、なかなか思うように進まないものです。
家庭内でも然り。
相手の意見に耳を傾ける、円満の習慣も身についてしまう、『ファシリテーション』。
ぜひ、試してみてははいかがでしょうか。