【Webデザイナーの国家資格】ウェブデザイン技能検定とは?|トピックスファロー

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2013年6月19日
【Webデザイナーの国家資格】ウェブデザイン技能検定とは?

Webデザイナーに必要なのは、デザインのセンスだけではありません。ここでは、Webを制作する上で求められさまざまな知識や技術を証明することができる国家資格「ウェブデザイン技能検定」についてご紹介します。

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受験資格

ウェブデザイン技能検定は、難易度が低い順に3級・2級・1級の3つのレベルに分かれていて、以下のような受検資格があります。

3級

Web制作や運営の仕事をしている、または目指している人が受検することができます。

2級

以下の条件のいずれかに該当している人が受検できます。

  • 3級の技能検定に合格した
  • 2年以上の実務経験がある
  • 協会が認める科目が含まれる職業高校・高専・専修学校・各種学校または短大・大学などを卒業した
  • 協会が認める科目が含まれる普通職業訓練または高度職業訓練を修了した

実技試験は1級の技能検定の学科試験に合格した人、また学科試験は以下の条件のいずれかに該当している人が受検することができます。

  • 2級の技能検定に合格し、さらに2年以上の実務経験がある
  • 7年以上の実務経験がある
  • 協会が認める科目が含まれる職業高校・高専・専修学校・各種学校・短大を卒業後、5年以上の実務経験がある
  • 協会が認める科目が含まれる普通職業訓練終了後、5年以上の実務経験がある
  • 協会が認める科目が含まれる大学を卒業後、3年以上の実務経験がある
  • 協会が認める科目が含まれる高度職業訓練を修了後、1年以上の実務経験がある

試験概要

ウェブデザイン技能検定では、学科試験と実技試験の2つの試験が行われます。両試験の合格のほかに、どちらか一方を合格すると、申請によって次回の受検で免除となる場合があります。

学科試験

「インターネット概論」「www法務」「Webデザイン技術」「Web標準」「Webヴィジュアルデザイン」「Webインフォメーションデザイン」「アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン」「Webサイト設計・構築技術」「Webサイト運用・管理技術」「安全衛生・作業環境構築」の以上10科目に関する知識を検定します。

実技試験

設計・計画のほかデザイン・運用管理などの、Webサイト構築に関する実技試験が行われます。

合格基準と合格率

3級では学科45分・実技60分、2級では学科60分・実技120分、3級では学科90分・実技180分・ペーパー実技60分の試験時間で行われる各試験は、100点満点で70点以上が合格基準となっています。

また合格率は、23年度では3級60%2級48%1級23%となっています。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。