【ボトックス】えらを削らず小顔を作るプチ整形の効果/費用/副作用|トピックスファロー

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2013年1月14日
【ボトックス】えらを削らず小顔を作るプチ整形の効果/費用/副作用

外に張り出したえらは、削らなきゃいけないと思っている人はいませんか??メスを使わず、注射だけでエラを小さくして小顔になれる「ボトックス注射」によるエラ治療もあります。副作用は少ないですが、病院選びは慎重に行う必要があるでしょう。ボトックスによる治療の流れや効果、費用・保険など詳しく紹介しています。

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ボトックス注射とは??

シワやわきが(多汗症)を改善することでよく知られる「ボトックス注射」。顔の「えら」を小さくする効果も持っています。
この「ボトックス注射」のボトックスは、ボツリヌストキシン(またはボツリヌス毒素とも言う)であり、ボツリヌス菌が作り出す毒素のことです。毒性は極めて高いですが、精製したものが医療の現場で多く使用されています。(日本ではA型ボツリヌス毒素製剤が注射に使用されています。)

筋弛緩作用を持つことから、美容整形においてはシワ取りやえらの縮小などに利用されています。

えら治療におけるボトックス注射とは??

えら治療においては、ボトックスの筋弛緩作用を利用してえらの筋肉を縮小し、張り出したえらの改善に利用されています。

顔のえらは、骨格ではなく筋肉が原因で外に張り出してしまっている場合があります。この場合、ボトックス注射により咀嚼や話す時に使っている筋肉(咬筋)の働きを減らすことで、緊張した咬筋が弛緩され、筋肉のボリュームが減り、えらを小さくすることができるんです。
ボトックス注射による筋肉の弛緩効果は、だいたい2週間程度で現れます。施術直後に効果は実感できるわけではなく、徐々に効果を実感することができます。

えら治療におけるボトックス注射のデメリット

メスを使わずえらを小さくし、小顔効果が得られるボトックス注射ですが、材料となっているボツリヌス菌の毒性が高いだけに、安全性が心配なところかもしれません。
しかし、医療目的で利用されるボツリヌストキシンは、推定致死量の数百分の一とも言われています。使用料が微量であるため、正しく使用されていれば安全であるとされています。

また、えら治療においては、効果が強く出過ぎて筋肉の働きが弱くなりすぎてしまったというケースもあるようですが、1ヵ月程度でこの症状も改善されるとされています。
大きな副作用はありませんが、治療を行う医師の技量も大切だと言えます。病院・医師選びを慎重に行うことも必要でしょう。

ボトックス注射によるえら治療の流れ

ボトックス注射は、外に張り出したえらの原因となる筋肉に直接注射します。麻酔クリームを塗り、麻酔の効果が出てから注射するため、10分程度かかります。
麻酔クリームを使用しますので、痛みはほとんどありません。
また、ボトックス注射による腫れは少ないですが、腫れを最低限に抑えるため、術後はよく冷やします。

術後の通院は??

ボトックス注射によるえら治療の後は、問題なければ通院の必要はありません。

ボトックス注射によるえら治療の効果はどのくらい続く??

ボトックス注射は、一度行えば効果がずっと続くというものではありません。個人差はあるようですが、半年程度で効果がなくなってきます。定期的に施術を受ける必要はありますが、徐々に効果の持続期間が長くなってくることもあります。

えらボトックス注射の料金

えら治療のボトックス注射は健康保険が使えません。また、費用は5~15万円とクリニックによって違いがあります

費用の違いは、クリニックの違いももちろんありますが、使用している薬剤の違いもあります。「ボトックスビスタ」のような厚生労働省の認可を受けている薬剤もあれば、そうでないものもあるので、使用している薬剤の種類なども確認する必要があるでしょう。
副作用が少ない治療法ではありますが、費用だけで病院を選ぶことはお勧めできません。

著者:加賀原まこ

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