さらなるダメージを加えないために
素肌を焼いてしまった場合、まずはさらなるダメージを加えないことが何よりも大切になります。
最も重要なポイントは、徹底して太陽の光から肌を守ることです。
日焼け止めクリームを塗って防御することも大事ですが、肌が傷んでいるならば悪化する危険性があるので慎重になるべきです。
手の甲などに塗ってみて、赤くならないか、湿疹が出ないかなどチェックする必要があります。
それから、外出する際にはサングラスや帽子をかぶって日焼けを防いでください。
サングラスは目の周りを覆うくらいの大きさが適しています。
また、つばが広い帽子を選び、さらに日傘を差すことをお勧めします。
もちろん、顔だけではなく首や手首、腕や足首を守ることも忘れてはいけません。
首にはスカーフを巻き、手首には手袋をつけることが大事です。
腕は長袖の服を着ることによって防ぐことができますが、暑い季節ならば丈の長い手袋がよいでしょう。
また、足首を覆うことも大事ですので、長めのスカートやパンツをはき、靴下を常備することが肝心です。
さらに、外出時だけではなく、洗濯物を干したり草むしりをしたり、日常の家事や雑事を行う時でも注意が必要です。
室内にいる場合も、窓際で仕事をすることは避けましょう。
身体の内側から健やかな肌を作る
外側から日焼けを防止することはとても大事ですが、内側から健やかで美しい肌を作ることも重要です。
肌によい食べ物はたくさんありますので、積極的に摂取することが肝心になります。
肌の健やかさと美しさを保つ食べ物といえば野菜です。
特に、緑黄色野菜がその代表格です。
ブロッコリーやニンジン、ピーマンやトマトなど、色の濃い野菜はビタミンの含有量が多く、肌のダメージを回復させる効果を大いに期待できます。
ほかにも、オレンジやイチゴ、ブドウなどの果物も肌によい影響を与えます。
摂り過ぎは糖質の過多に繋がりますが、分量を加減して食べれば、肌の回復をスムーズに促します。
もちろん、野菜や果物のほかにも、バランスよく摂取すべき食べ物はあります。
その代表的なものはタンパク質で、豚肉や鶏肉、魚や卵、大豆製品などをまんべんなく食べることをお勧めします。
さらに、ビタミンとタンパク質とともに、ご飯やパン、麺類などの炭水化物を摂ることも大切です。
和食はもちろん、洋食や中華、イタリアンやフレンチなど、あらゆる食事から栄養素を摂ることができますので、ビタミンとタンパク質、炭水化物のバランスに気をつけながら食べるようにした方がよいでしょう。
生活のリズムを大切にして過ごす
外側から肌を守り、内側から肌を作ることと同じくらい、生活のリズムを整えることも肌の回復には重要なことです。
とりわけ注意すべきなのは睡眠です。
どれだけ睡眠時間を確保するのかという量も大切ですが、どのような眠り方をしているのかという、質についても気をつけなければいけません。
肌を回復させるためには、午後10時から午前2時の間に睡眠を取っていることが大切です。
けれど、現代人は多忙なので、なかなか午後10時に就寝することはできません。
それならば、せめて日付が変わる前には布団の中へ入ることを心がけた方がよいでしょう。
睡眠時間も6時間くらいは確保することをお勧めします。
睡眠が不足すると、肌が荒れたり、目の下に隈ができたりして、回復どころかますますダメージを与えることになります。
また、快適に眠れるように、枕やシーツ、パジャマなどの寝具は心地良いものを揃えるようにしましょう。
睡眠時間が乱れると、生活パターンのすべてが崩れやすくなります。
それは肌にとってよくないことなので、生活のリズムを保つように工夫することが肝要です。
以上、肌の回復を促す方法をご紹介しました。
一つ一つを守って、健やかで美しい肌を取り戻してください。