【パニック発作は死の恐怖!】パニック障害の症状/原因/治療法|トピックスファロー

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2013年1月28日
【パニック発作は死の恐怖!】パニック障害の症状/原因/治療法

パニック障害を発症すると、パニック発作という辛く苦しい症状が表れます。死への強い恐怖を感じたり、勢いあまって救急車を呼んでしまうこともあるほど深刻な病気ですから、心当たりがあったらすぐに心療内科や精神科を受診しましょう。特に日々強烈なストレス環境に身を置いている方や、生真面目な方は要注意です!

WEBライター
  

堂本剛さんなど、芸能人にも罹患者がいる病気です

現代病の1つとされているパニック障害を知っていますか?
パニック障害は、人気タレントのKinki kids堂本剛さんや漫画家の藤臣柊子さんなど芸能人にも罹患者がいる病気です。2人のブログや作中での告白を見て、その事実を知った方も多いのではないでしょうか。

堂本剛さんの場合、現在のところ症状はだいぶ落ち着いているそうですが、病状が酷い時には死んでしまいたいと真剣に思ったことすらあったのだとか。壮絶な体験談は聞いているだけで恐怖を感じてしまいますが、それほどまでに辛いパニック障害とは一体どんな病気なのでしょうか?

死の恐怖を感じるほどの激しい症状が表れる!

パニック障害とは、一言で表すならば強烈なパニック状態に陥ってしまう病気です。

具体的には、心臓病を患っているわけでもないのに心臓がドクンドクンと脈打ち、呼吸が速くなり、滝のごとく冷や汗を流し、自分はこのまま絶命してしまうのではないか…という激しい恐怖心に襲われます。
この他にも、手足がブルブルと痙攣したり、めまいや吐き気の症状が表れたりすることもあります。

このような症状をパニック発作と呼び、症状は短くて10分・長くて1時間も継続することがあります。

密室空間や人が多い場所で発作が起きやすい

パニック発作が起きるタイミングはまちまちです。
しかし電車やバス・地下鉄といった密室空間や、人がたくさん集まる場所で起こりやすい傾向があります。
なぜこのような場所で発作が起こりやすいのか?その理由は「すぐに助けを呼べない」「多くの人の目にさらされている」環境であるためです。

つまりは、

  • もしここで具合が悪くなっても、すぐに救急車を呼ぶことができない
  • それによって命を落とすかもしれない
  • 色んな人が見ている前で発作を起こしたら大恥をかいてしまう

こんな風に悪い想像をしてしまうことが、パニック発作の引き金となってしまうのです。
なかには苦しさと恐怖のあまり、本当に119番通報したり周囲に連絡を頼んでしまう人もいます。
しかし大抵の場合は、運ばれて病院に到着する頃にはケロリと治まってしまうのが特徴です。

扁桃体とセロトニン不足が大きく関係している

パニック発作には、脳内の扁桃体という神経細胞が大きく関係しています。
扁桃体とは、平たく言えば恐怖や不安を感じるための器官のこと。この器官の働きは、セロトニンという神経伝達物質によってコントロールされています。

しかしパニック障害の人は、セロトニンの分泌が不足しているため、扁桃体の働きをきちんとコントロールすることができません。つまりセーブするものがないわけですから、扁桃体は必要以上に活発化し、過剰に恐怖や不安の信号を発するようになるのです。

それはそのまま、動悸や過呼吸といったパニック発作の症状へと繋がっていきます。
これがパニック障害のパニック発作が起こるメカニズムとなります。

強いストレスが原因…こんな性格の人は特に注意

セロトニンの分泌が不足してしまうのは、強いストレスに長期さらされることが原因とされています。
強いストレスとは以下のようなものが具体例に挙げられますが、他にもたくさんあります。

  • 過労
  • 家族や両親など身内の死
  • 離婚
  • 虐待
  • 劣悪な家庭環境

パニック障害の発症には、ストレス環境だけでなく生まれ持った性格も大きく影響します。
つまり先天的になりやすい要素を備えている人がいるということです。具体的には、几帳面で完璧主義、責任感や自立心の強いいわゆる真面目人間が危険とされています。

もしあなたがこのような性格の持ち主であり、さらに日々強いストレスにさらされているのであれば、パニック障害を発症してしまう可能性が高いですから注意しなくてはいけません。

自分に最適な薬を処方してもらいましょう

もしパニック障害と思われる症状が見られたら、すぐに病院へ行きましょう。
行くべき科は心療内科や神経内科や精神科です。

医師の診察でパニック障害と診断されたら、広場恐怖を克服するための認知行動療法や、症状を抑えるための薬物療法などによって治療をすすめていきます。

治療に用いられる薬には抗不安薬(デパスなど)や抗うつ薬など色々な種類があります。
よく「どうせ効かない」「副作用や依存性が強いんでしょ?」などと言ってかたくなに拒否する人がいますが、決してそんなことはありません。

体質や病状にきちんと合っていれば効果的に作用しますので、医師とよく相談し自分に最適なものを処方してもらいましょう。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。