その1薬用入浴剤(バスハーブ)
薬用入浴剤とは、陳皮、とうき、カミツレなどの生薬抽出エキスを配合した入浴剤です。
冷え性、疲れ、肩こりに効くだけでなく、肌荒れにも効果があります。
最近では、効能別にたくさんの種類が出ており、しょうがやとうがらしといった温め成分にくわえ、硫酸マグネシウムなどのミネラル成分も配合されており、より今までの商品より冷え性に効くだけでなく、新陳代謝を高めてきれい効果を目指すといった商品もでてきています。
メーカーによっては香りだけでなく、より疲労回復効果を狙ってパウダータイプではなく、液状タイプもでており、金額が2000円から3000円前後するものでも女性からは圧倒的な人気が出ているようです。
漢方薬を出しているメーカーということもあり、より信頼が厚いのかもしれません。
季節ごとにもハーブの種類を変えてでており、冬であれば温め効果の高いしょうがなどが人気ですが、夏であれば、すっきりと汗を流せて暑さを忘れさせてくれるはっかやミントなどがあります。
香りが強いものが苦手な人にはハーブの香りを比較的おさえたものもでており、症状、香りの好み、季節などによって好みで選べるのがいいです。
以前より肌にたいする刺激も少ないものが増えてきているのもまた特徴です。
その2炭酸発砲剤タイプの入浴剤
炭酸タイプのものも変わらず人気です。
発砲するタブレットタイプのものに加え、小さい細粒タイプのものも人気があります。
浴槽にいれてから約2時間程度は炭酸効果があり、こちらも生薬配合のものがたくさんでています。
発砲も以前のものより、よりパワフルになり、風呂からあがっても湯冷めしにくいのが人気の要因です。
温泉成分も配合され、薬用ハーブと同じような効果が期待できます。
家庭用のお徳用サイズだけでなく、一回使い切りタイプも販売されているので、お試しで一個だけ買ってみてもいいし、いろんな種類のものを日替わりで楽しんでみるのもいいかもしれません。
比較的安いお値段で試せるのも特徴です。
こちらも季節や症状別にタイプを選べるので便利に使えるといえます。
最近では足湯専用のものや、アスリート専用の重炭酸タイプ、食品メーカーとのコラボ商品、子供向けのキャラクターを利用した入浴剤の中にマスコットが入っているものなど、多種多様なおもしろい炭酸入浴剤も登場しており、値段も1000円前後から買えるものも多いので利用しやすくなっているといえます。
見た目もかわいらしいものも多く、ギフト用にもなりそうなパッケージにはいったものまででてきています。
ミネラルたっぷりバスソルトタイプの入浴剤
昔から愛用されているのがバスソルトです。
ハーブと天然岩塩を配合したもので、保温作用だけでなく、お肌をひきしめてつるつるになるという評判です。
香りがやさしく、強い香りが苦手な人に人気があります。
通常の入浴剤よりもミネラル成分が豊富ということもあり、温泉効果よりも美容効果を期待する人も多いようです。
半身浴でゆっくりつかることにより、ダイエット効果があるとも言われています。
おもにパキスタン産のピンクソルト、ブラックソルト、ホワイトソルト、インド産のブラックソルトなどが人気を集めていて、硫黄成分の入っているものもあれば、入っていないものもあります。
無臭のタイプのものもでているので、ほかのタイプの入浴剤と合わせて利用する方も多いようです。
一番の特徴としてはやはり発汗作用が強いことがあげられていて、ほかのタイプのものよりよく汗がでたという声がよく聞かれます。
最近注目されているのが、アトピーの改善にもきいたということです。
汗を出すことによって皮膚の消炎作用があることもわかってきていて、より注目を集める入浴剤になっているといえます。
冷え性、睡眠不足解消、肌荒れ解消、ダイエットとたくさんの健康効果が期待できます。