鼻の美容整形を一発成功させるには?
CMや雑誌など、メディアに華を添えている人気女優やモデルたち。
みんなシャープで美しい鼻の持ち主ばかりですよね。それを見て自分のだんご鼻と比較したり、少しでも近づきたいと美容器具を買い込んだり、意を決して美容整形の世界に飛び込む方も少なくありません。
鼻は顔の中心にあり1、2位を争うほど目立つパーツです。鼻筋が高く通っていると、それだけで美人度が格段にアップしますから、美容整形を行うのであれば絶対に一発成功させたいところです。しかしそれを実現するには、気を付けなければならないことがあります。
プロテーゼを埋め込むと、高く通った鼻筋になれる
まず知っておきたいのが、鼻の整形方法には色々な種類があるということ。
そのうちで特に慎重に施術を受けるべきが、プロテーゼを入れる方法です。プロテーゼは降鼻術の一種であり、体内に埋め込んで使用する医療(美容)用具の名前でもあります。
素材はシリコンとゴアテックスが主流であり、アルファベットの“L”や“I”の形を成しています。
比較的簡単な手術で高く通った鼻筋になれるため、絶大な人気があります。事故やケガで歪んでしまった鼻や、鼻頭~眉間がへこんでいる鼻にも有効です。
施術の流れは?
麻酔をした後に鼻の穴の一部を切開して、その穴からプロテーゼを挿入していき、鼻骨に固定します。
プロテーゼをしっかり固定させるために、術後3日間ほど、鼻に専用のテープを貼ります。
施術の所要時間は15分~20分です。
ダウンタイムは?
ダウンタイムの目安は約1週間です。術後3~4日間は腫れが強いですが、少しずつ治まっていきます。
腫れが完全に落ち着くまで、人に見られたくないという方は、年末年始やゴールデンウィークなど、長期休暇中に受けると良いでしょう。
シリコンorゴアテックス、それぞれの特徴を理解しよう
シリコン素材のプロテーゼは弾力性に優れていますが、それは長所でもあり短所でもあります。
長所は挿入と取り出しが楽なこと、短所は骨にフィットさせるのがやや難しいことです。鼻の形にぴったり合うようにできるだけ精巧に作らないと、骨から浮いて輪郭が目立ってしまうことがあります。
対してゴアテックス素材のプロテーゼは、柔軟性がありフィット感抜群で、長時間経過しても輪郭が目立ってくるようなことは滅多にありません。シリコン素材のプロテーゼとは違い、体の組織にかるく癒着する性質を持っているためです。
ではゴアテックスの方が優秀なのかというと、一概には言えません。
シリコンには先ほども述べたように、挿入と取り出しが楽という長所のほか、組織に癒着しないぶん高くてくっきりとした鼻筋が手に入るという長所があるからです。
シリコンとゴアテックス、それぞれの特徴をきちんと理解した上で、自分にベストと思われる素材を選ぶようにしましょう。
医師の技術力やデザインセンスも重要です
鼻の整形手術を受けるにあたり、医師の技術力やデザインセンスも重要です。
よくみられるのが、既成のプロテーゼを十分に加工せず使用したために、鼻とのフィット感が今一つだったり、斜めに切開口を作ってしまったために、プロテーゼの方向も鼻筋も斜めに仕上がってしまうミスです。
このようなミスに遭遇しないためにも、口コミ情報などを参考に、慎重に腕の良い医師を探してください。
また既成のプロテーゼを用いる美容外科よりも、鼻の型取りから行う完全オーダーメイドのサービスを提供している美容外科を選ぶ。これも整形手術の成功率を上げるポイントです。
こんな状態になっていたら、早目に医師に相談を
もし手術後下記のような状態になっていたら、手術が失敗してしまったか、鼻のなかで何らかのトラブルが起きている可能性があります。早目に医師に相談して、必要に応じて修正手術や適切な治療を受けてください。
- 鼻先が赤くなっている、もしくは白くなっている
- 鼻に触れるとシコリがある
- プロテーゼがグラついている
- 鼻の形が歪んでいる
- 鼻筋がボコボコしている
- 鼻の穴が大きくなったように感じる
- 鼻に痛みや異物感がある