Q.30代で俳優に転職は無理がある?
A.本人の運と努力次第です。
「Shall we ダンス?」で大ヒットを飛ばした役所広司さんは千代田区役所から俳優に転職しました。
歌手として有名な福山雅治さんは、就職していた地元企業を蹴って上京。
バイトをしつつ俳優
としてデビューしています。
意外な事に、歌手よりも俳優デビューの方が早かったようです。
決して楽な道ではありませんが、不可能とは言えないでしょう。
Q.年齢制限はあるのか?
A.ありません。
知っての通り、演じる人物には子供もいれば老人もいます。
その年代や作品によって、求められ人物像は変わってくるでしょうが、基本的には年齢は関係ないと言えるでしょう。
ただし、これは役の話であって、専門学校や養成所には、年齢制限を設けている場合もあります。
Q.30代から俳優になる為の方法は?
A.まずはオーディションを受ける事。
一口にオーディションと言っても、「芸能プロダクションへ入る為」であったり、「役を取る為」であったりいろいろですが、まずはオーディションに合格し、自分をアピールしない事には始まりません。
Q.俳優に必要な条件は?
A.体調管理ができる事は最低条件
俳優は自分の全身を使って表現をする役者です。
体調管理すらできないようでは話にならないでしょう。
他に才能を別に考えるのでしたら、
- 説得力を持たせる『演技力』。
- 台本に描かれた役の状況を感じる『想像力』。
- 自分の演技がどう見られているかを冷静に見る事の出来る『客観的な観察力』
- セリフや動きを覚えたり、時代背景を理解するだけの『知力』
といったものが条件と言えるかもしれません。
Q.俳優の活躍する場所は?
A.演技する場所であればどこでも。
『テレビ』、『舞台』、『ミュージカル』、『映画』が代表的な例でしょうか。
また俳優が『声優』として活躍する事も増えていますし、『スーツアクター』も俳優と言えるでしょう。
Q.俳優の収入は?
A.俳優一本で食べていけるのは幸せです。
情熱だけを頼りに俳優へ転職するのであれば、食べていくだけでも苦労するでしょう。
サラリーマンのように毎月決まった額が支給される訳ではありません。
また仕事をしてから、実際に仕事量が振り込まれるまで、数か月の期間が空く事も珍しい事ではありません。
Q.劇団や養成所に所属するべき?
A.所属をおすすめします。
演技の勉強ができるのはもちろんですが、実際の現場の空気を知る事もできます。
また、コネクションが増えればそれだけ自分をアピールする機会も増えますので、純粋にチャンスが増えるでしょう。
Q.所属するなら大手?
A.大手だからいいという事はないでしょう。
大きな所はしっかりしているし、役を取る為のオーディションの機会も増えるかもしれません。
それよりも、好きな劇団や演出家の手掛ける場所の方が良いのでないでしょうか。
Q.俳優になる為のトレーニングは?
A.ボイストレーニングを行っていて損はありません。
舞台でもテレビであっても、よく届く声は重要です。
Q.俳優へ転職して成功するのだろうか?
A.俳優を目指してデビューできるのは全体の10%。
その中で成功しているのは1%未満という狭き門です。
また人気商売の為、売れ続けるのはさらに大変でしょう。
しかし、動き出さなければ成功しないのもまた事実。
判断は、俳優への夢と転職へのリスクを天秤にかけ、慎重に下すべきでしょう。