カラコンを選ぶ前に注意して欲しい3つのこと
別人どころかアニメキャラみたいに激的に変身できるカラーコンタクト。
近年では単に瞳の色を変えられるだけでなく、『度あり』のものが登場するなど機能性もアップしています。
つまり近視などの悩みを抱えている人でも、“盛り瞳”を楽しむことができるようになったのです。
嬉しいニュースですが、度ありカラコンを購入する際はいくつか注意して欲しいことがあります。
デザインのみに注目して適当に選んだりすると、目を傷めるなどトラブル発生の元になってしまいますから、しっかり勉強しておいてくださいね。
注意その1:医者さんに選んでもらう
度ありのカラコンが欲しい場合、眼科の医師に処方してもらう必要があります。
必ず検査でベースカーブや度数など自分の目の情報を調べてもらってから購入してください。
通販ショップで手に入れる場合は、安全性の高い高度医療機器等販売業者として認められているところで購入しましょう。また商品に医療機器承認番号があるかもチェックしてください。
注意その2:いきなり派手な色柄のものはNG
カラコン初心者の場合、いきなり派手な色や複雑な柄のものを選ぶのは止めたほうが良いです。
髪の色やファッションに似合わず、目だけ浮いてしまうことになりかねません。(周囲もびっくりします)
結局使わずお蔵入り…なんてことになったら勿体ないですから、まずは茶系など無難な色から挑戦することをお勧めします。
注意その3:専門用語を理解しておく
カラコンを利用するなら、専門用語を理解できるようになっておくことも大切です。
いざ購入という時に、これどういう意味?と戸惑っていてはスムーズに選べませんよね。
自分の目にぴったり合うものをゲットするためにも覚えておきましょう。
ベースカーブとは?
ベースカーブとは、瞳の湾曲の度合いを示す単位のこと。略してBCと表記されることも多いです。
ベースカーブが8.5の場合はBC8.5、ベースカーブが8.6の場合はBC8.6といった具合に表記されます。
数字が小さいほどカーブがきついという解釈になります。
カラコンを選ぶ際は、自分と同じ数値のものを選ぶのが理想的ですが、0.1~0.2mmくらいの差であれば違和感なく装着できることが多いです。フィットしていると感じられればOKですから、数値にこだわりすぎなくてよいです。
度数とは?
メガネやコンタクトレンズの購入時に、「あなたは-0.50です」などと告げられることがありますよね?
それが度数であり、PWRとも表記されます。よく視力と勘違いする人がいますが、視力=度数ではありません。全く別物ですから、「視力は0.08なのに、なぜに度数は-1.75?」などと混乱しないようにしましょう。
ちなみに-は近視、+は遠視を表しており、数字が大きいほど度数が強いという解釈になります。
もっと判りやすく言うと、数字が大きいほど目が悪いことになります。(±0.00は度数なしです)
通販などでカラコンを購入する際は、度数の入力を求められますので覚えておきましょう。
DIAとは?
DIAとはカラコンの直径を表す単位のことであり、14mmくらいが標準サイズです。
人間の黒目は12mmくらいが平均値であり、それより大きく設定されているのが普通です。当然ですがカラコンの直径が大きいほど黒目を大きく見せることができます。
含水率とは?
含水率とは、カラコンに含まれる水分の割合のことです。
この数値が高ければ高いほど、酸素の通過率が高くなります。目に優しいものを付けたいという方は、この数値が高いものを選ぶようにしましょう。38.5%くらいが平均値ですから目安にしてください。