ファッションに興味があるなら、挑戦してみよう!
誰しも、自分の好きなことを仕事にできたら良いなと思っているはず。お洒落するのが大好きなら、アパレル業界で働くことを夢見ている人も多いでしょう。
アパレル業界と言えば、何だかとても華やかなイメージがあって、自分には遠い世界…そんなふうに思っている人にオススメなのが、『ファッションビジネス能力検定』という資格です。
これは、ファッションに関する知識・技術、流通などの技能を評価・認定するための検定で、お客様を満足させて収益につなげる戦略を立てることができる人材の育成を目的としています。
受験資格
制限は特にありません。年齢・性別・学歴問わず、誰でも受験可能です。
試験内容
・2、3級(マークシート方式):ファッションビジネス知識、ファッション造形知識
・1級(記述式・一部マークシート方式):マーケティング戦略、マーチャンダイジング戦略、流通戦略
マネジメント知識、ファッションビジネス知識
試験時期
・6・11月(2・3級)
・1月(1級)
受験料
・5,000円(2・3級)※科目免除受験の場合、各級ともに3,000円
・12,000円(1級)※科目受験の場合、4,000円(1科目につき)
※資格試験について詳しくは、日本ファッション教育振興協会のホームページをご覧ください。
ファッションビジネス能力検定の合格率は?
ファッションビジネス能力検定では、ファッションの基礎知識から流通のことまで、専門的な知識・技術を求められますが、それほど難しい資格試験ではないと言えるでしょう。各級の合格率は3級が約70%、2級が約50%、1級が約24%。さすがに1級となると少し難関ですが、2・3級については市販の問題集などを一通り勉強すれば、合格できるでしょう。
また、2・3級は“ファッションビジネス知識”が全体の60%、“ファッション造形知識”が70%以上、1級は各科目60%以上の得点が合格の目安になります。ちなみに1級の場合、5科目すべてに受かって、初めて“1級合格”とみなされます。
1級は、専門学校などでファッションビジネスについての勉強を2年以上したあと、アパレル関連企業で5~6年実務経験を積んだレベルです。そのため、すでにアパレル関連の仕事に就いていて、スキルアップのために『ファッションビジネス能力検定1級』の資格を取る人が多いようです。
念願のアパレル業界で働こう!
アパレル関連企業の認知度はとても高いうえ、人気もあるので、アパレル業界への就職・転職を考えている人は取っておくと良い資格かもしれません。アパレルメーカーをはじめ、合成繊維メーカー、ブティック、百貨店、デザイナー事務所など職場の選択肢も広いです。『ファッションビジネス能力検定』の資格を強い味方にして、自分の能力を存分にアピールしましょう。
職種に関しても、商品の案内や販売、ディスプレイの配置、ショップイベントの企画・提案、売上や顧客の管理など多岐にわたります。
このほか、企業への就職・転職だけではなく、独立してショップを開業する際にも役立ちます。「いつかは自分のお店を持ちたい!」そう考えている人に◎。『ファッションビジネス能力検定』以外に、ファッション販売能力検定や色彩検定などの資格も併せて取ることをオススメします。資格取得で、夢だったファッション関係の仕事デビューに一歩前進できるでしょう。