【インプラント治療にかかる費用】
インプラントは、自分の歯となんら変わりない外見です。キレイな歯並びを取り戻したい、気兼ねなく笑いたい…と願う方にとって、こんなに画期的なものはないでしょう。
しかし治療にかかる費用は決して安くありません。
たった1本なのにぼったくりじゃないの?と誤解しないためにも、あらかじめ目安を知っておきましょう。
計算方法
インプラントの構造は、下記の2パターンがあります。
- 「インプラント体(土台つき)」「被せ歯」の2つ
※1ピースタイプや1パーツタイプと呼ばれています。 - 「インプラント体」「土台」「被せ歯」の3つ
※2ピースタイプや1パーツタイプと呼ばれています。
つまり、2~3つの部品から構成されているのです。
計算方法は、これらに検査代と手術代が加わるのが一般的です。
まとめると、下記のようになります。
- 「インプラント体(土台つき)」「被せ歯」+検査代+手術代
- 「インプラント体」「土台」「被せ歯」+検査代+手術代
インプラントの値段
インプラントの値段はメーカーによって違いますが、1本15~45万円が目安です。
当然ながら、品質の良いものほど高額になりなります。
※目安金額は、インプラント体(+土台)+被せ歯を合計したものです。
決して無理をせずに、自分の予算に合わせて選んでください。
検査代
検査の種類はレントゲン撮影、CT検査、血液検査、口内の写真撮影、ポケット検査などさまざま。
どれを行うかは、患者さんの健康状態や医師の判断によりますので、目安を決めることはできません。
手術代
医院によりますが、5~10万円が目安です。
【医療費控除の対象になります】
インプラント治療にかかる費用は、健康保険は効きませんので、すべて自己負担となります。
しかし医療費控除の対象となりますので、確定申告によって所得税より一部還付されます。
申告時には領収書が必要となりますので、必ず捨てずに保管しておくようにしましょう。
【デンタルローンを利用する方法も】
高額すぎて一度に支払えないという方は、デンタルローンを利用するという方法があります。
デンタルローンとは、歯科治療専門のローンのこと。内容は下記の通りです。
- 利用条件…18歳以上もしくは20歳以上で、安定継続収入のある方です。
- 返済方法…均等分割、ボーナス一括、均等分割ボーナスなどがあります。
- 支払い回数…3~36回
- ローン会社…JACCS、アプラス、日本信販、セディナ、アルファライン、銀行や信用金庫など
※全ての歯科医院でローンが組めるとは限りませんのでご注意ください。