要注意!うつ病にみられる3つの精神的な症状とは?|トピックスファロー

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2015年8月13日
要注意!うつ病にみられる3つの精神的な症状とは?

うつ病は大きく分けて「精神的な症状」と「身体的な症状」があります。その内の「精神的な症状」は、「感情面の症状」「意欲・行動の症状」「思考面の症状」の3つに分けることができます。

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うつ病の「感情面」の詳しい症状とは?

1.感情面の症状

「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」で、気分の落ち込み、不安・焦燥感が支配します。

2.意欲・行動の症状

エネルギーが低下した状態です。意欲が低い状態で、行動力や判断力が消失してしまいます。

3.思考面の症状

頭がまったく働かない状態です。さらに物事を悪い方へと考えてしまう「マイナス思考」も特徴です。これら3つの精神的特徴を、詳しく掘り下げていきたいと思います。

感情面の症状は様々ありますが、すべて当てはまらないと「うつ病ではない」というわけではありません。また、当てはまる症状があっても、数時間あるいは短期間で治まった場合はうつの可能性は低いと言えます。

しかし、「抑うつ気分」か「興味・喜びの消失」の両方、あるいはどちらかの状態が数週間続いていた場合は危険だと言えるでしょう。

抑うつ気分

落ち込む

初期症状は

・1日中気分が晴れない。あるいはスッキリしない。

・気持ちが塞ぎ、気が滅入る。

・ため息の回数が多くなってくる。

といったことがあげられます。

うつ病の憂うつ感は、正常な精神の時に感じる憂うつ感とは明らかに違います。言葉では説明できない重苦しい気分が途切れることなく、長い期間続くのです。

憂うつな気分が進行すると、

・原因不明の不安感が消えない。

・イライラが治まらない。

・常に焦っているような気持ちになる。

・追い詰められた気分になる

・些細なことでキレル。

といった状態になります。

興味・喜びの消失

症状は、

・やりがいを感じていた活動や、楽しめた趣味などにも興味がなくなる。

・あらゆる出来事に、関心がまったくなくなる。

・何をしても、何を見ても、楽しいといった感情がわかない。

・まったく笑うことがなくなる。

・無表情になる

・何をしてもつまらないと感じる。

・異性への関心がなくなり、性欲も感じない。

・女性・男性とともに、身だしなみにまったく気を使わなくなった。

といった感情消失がみられます。

うつ病の「意欲・行動面」での症状とは?

主婦

うつ病になると、心のエネルギーが低下してしまうため、あらゆる面での意欲がまったくなくなります。そのため、

・激しい倦怠感により、何もかもが億劫になる。

・会社や学校に通うことすら、考えるのも面倒になる。

・主婦であれば、普段はこなせる家事が億劫になり、まったく手がつかない状態になる。

・書籍や新聞などに書いているあることを理解するのも面倒になる。

・他人の声を聞くのが、煩わしく感じる。

・気力を振り絞るが、すぐにダウンしてしまう。

さらに状態が進むと

・外出自体がつらくなる。

・日常生活が困難になり、最終的には布団から出られなくなる。

など

人間らしい生活の営み自体がおくれなくなるようです。また、うつ病により今までこなせた仕事が、まったくできなくなります。

初期状態は

・手順が判断できなくなり、書類の内容も頭に入らない。

・言われたことを、覚えていられない。

・ひとつの作業に、ひどく時間が掛かる。

といったことがあげられるようです。

そのため、「無能」「役ただず」と自分を責めるようになり、卑下します。そうなると生きていく気力すらなくなり、「死」を意識し始めます。

うつ病で動作や話し方にも変化が

うつ病になると、周囲から見てもはっきりわかるほど、動作や話し方が緩慢になります。

例えば

・歩くのが以前より遅くなった。

・声が小さくなる。

・話し方に抑揚がなくなる。

・会話中に言葉が出てこない。

・質問に的外れの返事をしてしまう

といった特徴があらわれるようです。

注意力・記憶力の低下・決断力が鈍くなる

やる気がでない

うつ病に掛かると、物事に集中できなくなるなど、注意力が散漫になります。また、他人と話をしていても、内容が理解できなくなるようです。

そのため

・会話が億劫になり、無口になる。

・文章を読んでも、内容が理解できない。

・思考力の低下により、考えをまとめることができない。

・簡単な計算ができなくなる。

・自分が着る服、食べるメニューなども決められなくなる。

など、日常生活に支障が現れ始めます。

重大な決断で後悔する

決断力の低下で些細なことで迷う反面、人生に影響を及ぼす重大な決断を、考えることなく決定してしまうこともあるようです。これもうつ病で客観的な判断ができなくなってしまったためです。

うつ病の「思考面」の症状とは?

うつ病で思考や集中力が低下し、頭がまったく働かなくなることがあります。この状態を医学では「思考制止」と呼んでいるようです。

その特徴として

・つねにボーッとする。

・考えがまとまらない。

・同じことばかり考える。

などが見られるようです。

さらに思考力や意欲の低下が低くなると、自分に「価値がない」と思い込むようになり、無力感や劣等感を募らせてしまうようです。

さらに

・悪いのはすべて自分。

・自分は、この場にふさわしくないと卑下や後悔してしまう。

・生きていることで、周囲に迷惑を掛けていると思い込む。

といった、罪責感で自分を追い詰めていくようになります。

妄想も症状のひとつ

自責感が強くなると、妄想に囚われることもあるようです。

例えば、

・些細な失敗を、取り返しの付かないものと考える。

・周囲にいる全員が、自分の悪口言っていると思い込む。

・自分は周囲に嫌われていると考えている。

過去の医学では、うつ病に妄想はないと言われてきましたが、最近になって「うつ病性妄想」という、妄想もうつ病の症状のひとつに取り入れられました。

柔軟性がなくなる

マイナス思考に囚われると、何もかも悪い結果になると思い込んでしまうようです。それだけではなく、「白か黒」「〇か×」といった、両極端にしか考えられなくなるのもうつ病の症状と言えます。

うつ病を初期に発見するには

うつ病は、本人自身ではなかなか気づきにくいようです。ですので周囲にいる人々が違和感に気づいてあげることが、うつ病を初期で発見できる手段と言えるでしょう。また、自分でもいつもと違う感情が長く続く場合、うつと疑うことが進行を抑えることにもなるのです。

著者:真咲

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「己の目で見て・身体と心で感じることが全て」
をモットーに生きてきた真咲です。
お釈迦様もビックリの
「生・快・楽・見・苦・病・死」
を、思いっきり味わって生きています!