ニュース検定で“時事力”を身に付けよう!
世の中には、ありとあらゆるニュースが溢れています。新聞やテレビのニュースなどでは、毎日様々な時事問題が取り上げられています。皆さんはこうしたニュースをどれだけ見聞きし、理解していますか?最近は、小学校でも授業に新聞を取り入れるところも多くなり、子供の頃から日本、そして世界全体で起きている色んな出来事に関心を持ってもらおうとする動きがよく見られますね。
そこで、2007年にスタートしたのが「ニュース検定」です。正式名称は「ニュース時事能力検定」で、「N検」とも略されます。この検定は、毎日新聞社の共催で、日本ニュース時事能力検定協会が実施しています。
『バカの壁』などの著書で有名な養老孟司さんが名誉会長、テレビのニュース番組などで人気を集めている池上彰さんが理事を務めていることでも話題の検定試験。ニュース検定は、新聞やニュースで伝えられていることをちゃんと読み解く能力(時事力)を認定するためのもの。時代に取り残されないための力をつけられると注目されています。
どんな検定なの?
ニュース検定は、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を問うもの。レベルは1級・2級・準2級・3級・4級・5級と6段階に分けられています。初めて“ニュース”を学ぶ人から時事問題に詳しい人まで、それぞれが無理なくステップアップできますよ。
受験資格
特に制限はありません。(ただし、1級を受験できるのは2級合格者のみとなります)
試験日
毎年6・11月(年2回)
出題形式
各級 マークシート方式(1級は一部記述方式を含みます)
試験科目
『政治』『経済』『暮らし』『国際問題』『社会・環境』と5つのジャンル。ジャンルごとに、さらに9つのテーマが設けられています。
受験料
1級:6,500円/2級:4,500円/準2級:3,500円/3級:3,000円/4級:2,500円/5級:2,000円
就職・転職対策に◎!
ニュース検定は2007年から始まった比較的新しい検定ですが、日本ニュース時事能力検定協会が行った調査によると、すでに全国で13万人以上が検定を受けています。小学生から高齢の方まで幅広い年齢層に人気ですが、特に就職を控えた大学生や転職を検討していたり、キャリアアップをしたいビジネスパーソンにはお勧めですよ。
高い評価が得られる!
「就活・転活にはニュース検定が必須!」と言われるほど、重要な検定の一つになっています。ニュース検定に向けて勉強を進めていくうちに自然と身に付いた社会を読み解く時事力は、業界問わず、どんな企業へも大きなアピールとなり得るでしょう。
情報収集力がアップ!
ビジネスチャンスを逃さないためには情報収集力が大事ですし、スムーズに商談などを進めるためには、豊富な話題が必要です。こうした情報収集や話題作りの方法の一つとして、ニュース検定を受けてみませんか?時事力が自分の自信と周囲からの評価につながり、キャリアアップにも活用することができます。