歴史から見る結婚指輪の新しい選び方【リングプランナーが語る「感動と喜びを増やす」指輪とは】第二回|トピックスファロー

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2014年5月30日
歴史から見る結婚指輪の新しい選び方【リングプランナーが語る「感動と喜びを増やす」指輪とは】第二回

前回は結婚指輪の歴史についてお届けいたしました。 今回は身に付けたくなる結婚指輪とはどんなものか、考えていきましょう。

リングプランナー 飯田馨
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結婚指輪はタンスの肥やし?

さて、今の結婚指輪の事情はどうなっているのでしょう。

現代の日本では結婚指輪の取得率98パーセントとなっています。
結婚指輪を交換するという文化が確実に根付いていますね。

引用元【http://bridal-souken.net/research_news/2014/01/post-d280.html】

しかし、「結婚指輪」に関する実態調査では、8割以上の男女が「結婚指輪は常につけていて欲しい」と回答していますが、実態は3割以上がつけていないとの結果が出ています(※1)

日本では、実際に結婚指輪を身につけることよりも、指輪による【交換の儀式】自体に重きを置いている習慣のほうが強い、これが原因のひとつではないでしょうか。


※1「結婚指輪」に関する実態調査 
引用元 【http://www.weddingpark.net/girlsstylelabo/research/2013/08.html】

女性のほうが身に付けない


女性のほうが指輪に対して憧れが強いイメージがありますが、中にはこんな意見もありました。

「結婚指輪をする意味は、愛の証と言うよりも、本人同士の充実感や満足感に繋がるもの」

「周りに自分は結婚しているとアピールするものだと解釈し、ふたりの絆の深さは結婚指輪をするかしないかでは決まらない。」

女性が結婚指輪をつけない理由
引用元 【http://matome.naver.jp/odai/2135780834551907401】

これは世間から夫婦仲を結婚指輪の有る無しを判断基準とする考えに対して、明らかに疑問を抱いた意見です。


さらに、日本では結婚指輪の意識は、男女間でも変化していることも注目するべき点です。
最近では、結婚指輪をする男性が増加傾向にあり、反対に女性が減少傾向にあります。

「結婚後の結婚指輪を普段身につけているか」というアンケート調査結果からは、結婚指輪を交換しても結婚後のお互いの考えの変化、または本人の諸事情によりつけられないという現状も明らかになっています。

これらの結果から言えることは、そもそも結婚指輪をする意味がないと考える人が今後も増えていく傾向にあり、表面的な価値だけで購買意欲を与える今の結婚指輪選びの情報だけではもう不十分だということです。
これまでの結婚指輪の歴史を継承し、この時代のニーズにあった結婚指輪の新しい価値を創造する提案が求められているのです。

ではどんな結婚指輪なら身に付けたくなるのか。
ここで、自分の子供の頃に戻って思い出してみてください。
「結婚指輪をつけること」自体に憧れを感じていませんでしたか。

つまり、誰かに教わるわけではなく自然に結婚指輪に対し、【愛の証】という意識を抱いていたはずです。しかし、アンケート調査結果のように大人になると結婚指輪の意識が【既婚の証】など現実的かつ束縛的な契約のようなものとして抱く方も多いのです。

今の日本では【儀式】自体のみを広め過ぎた習慣の結果でしかありません。また、大人になるにつれ、多くの経験の中で心の純粋性は損なわれてきます。

さらに、日本特有の「結婚」観について、過剰なまでの情報によって理想と現実との間に偏りが生まれ、まさにバランスが悪い状態だと考えます。
これから結婚指輪の在り方はまさにバランスの良い状態に戻すことだと考えます。戻すとは、もっと「愛」にフォーカスするということです。

なぜ、「愛」なのか。
それは、古代ローマ時代より長い結婚指輪の歴史からわかるように、人々にとって結婚指輪は【愛の証】としての精神的意味合いがとても強いということは間違いありません。
精神とは心であり想いです。どの時代でも決して無くなるということがなかったのです。
指輪には【想念】の力が強く込められているということを理解しなければなりません。

それでは、これからの時代に求められる結婚指輪とはなんでしょうか。
それは【自己愛の証】です。「愛」と「自己愛」はその与えるという行為対象が違います。自分を愛することが「自己愛」です。「自己愛」とは「幸福感」です。生活の中に幸福感はいかなるときも存在しています。
人は、自分にとって幸福感をもたらしてくれる結婚指輪であれば、みずから身につける理由を探すのです。
『感動と喜びを増やす』とは、この「幸福感」に気づくことでもあります。人が本当に感動と喜びを得るのは、何かを受け取ったときではなく、何かを達成したときや、何かを与えて相手が喜んでくれた時です。結婚指輪はまさに【ギフト】なのです。
これからの結婚指輪を身につける意味は、心理面からも毎日の生活の中で起こる不調和や失敗に対する恐れ、重圧などによる緊張の苦しみを和らげるものでなければなりません。

【自己愛の証】としての結婚指輪に、健康や家庭、対人関係、仕事が良い方向へ導く意味があるとすればとても幸せなことではありませんか。
ふたりにとって幸せな理想の結婚指輪とは、ずっと身につけたくなる理由がある結婚指輪なのでしょう。

最後に、これからの時代にあった結婚指輪を持つ意味と交換する習慣を再構築することができれば、現代の社会問題を減らし、明るく幸せな家庭を作る手助けとなると確信しています。

著者:飯田 馨

リングプランナー 飯田馨
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リンプラの理念は「感動と喜びを増やす」。宝飾業界に約10年に携わった経験から、この理念実現をするため手作り指輪に特化した専門店として2013年6月台東区浅草に開業しました。事業活動の根底には理念探求があり、すべての判断基準は理念に基づいています。2015年6月より店舗を台東に移転しました。リングをプランニングするリングプランナーとジュエリー職人がいる工房として、手作りされる方がより安心して楽しみながら、自由な発想で想いを込める手作り指輪の制作からアフターメンテナンスまで万全な体制で対応いたします。

大切な指輪を自分で手作りすことで、人間関係を改善、絆を深める、愛を深める。調和的で、喜ばしい愛の繋がりを手作り指輪でお手伝いするのがリングプランナーの技術です。

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