まず何をプレゼントすればいいのかを探らなければならない
どんな間柄であろうとも、全く的外れなプレゼントを贈っては、心に響かないどころか迷惑がられるのが目に見えています。
相手に喜んでもらう為には、相手が何を欲しがっているのか、事前に知っておく事が重要になります。
1.「今、10万円あったら何を買う?」
空想の例え話として持ちかけてみます。
自分の予算に合わせて、5万円、3万円などと具体的に振ると、夢みたいな無茶な事を言わないというのも特徴ですね。
実際に宝くじやスクラッチくじを用意してから振ると、話も膨らみやすいでしょう。
2.「アレを買おうかと思ってるんだけど、どれがおすすめ?」
相手にプレゼントしようと思っている物を、自分が買いたいという形で話を振ります。
自分の得意なジャンルに関しては、饒舌になってしまうのが人というものです。
話の中にヒントがきっとあるでしょう。
ただし、中には一人でヒートアップしてしまう人物もいますので、自分が全く興味の無いジャンルであれば、長話になっても嫌な顔をしないで付き合う覚悟が必要です。
3.「今までもらって嬉しかったプレゼントは?」
相手の過去の成功例をリサーチします。
同じ物を送ってしまうという最悪の事態を避けつつ、相手の欲しい物の傾向が掴めますので、全く必要ないものを送ってしまうという事態も同時に避けられます。
ただし、具体的な決め手には欠けてしまうので、そこはセンスが問われるでしょう。
4.「私はこれが欲しい」
先に自分が欲しいものを宣言してしまう事で、相手が欲しいものを話しさせやすくするテクニックです。
当然、サプライズ感は薄れてしまいますが、長年付き合っていて、互いにプレゼントを贈りあう場合などには有効ではないでしょうか。
相手は自分が言ったものが貰えるものだと油断していますから、さらに何かをプラスする事で、逆にサプライズを強める事も可能でしょう。
5.「友達がプレゼントで困っているんだけど?」
あくまで友達に対する意見を聞くという流れで話を持っていきます。
自分にあまり関係の無い事なので、気楽な感じで本音を言ってくれる定番の方法かもしれません。
ただし、こちらの考えが見透かされると、かなり寒い展開になりますので、実は演技力が問われたりします。
6.「これって好きだよね?」
実際に商品を選んでカマをかけます。
相手の好みをその場で確認できる有効なテクニックではありますが、聞き方とタイミングを間違えると、自信過剰のウザい奴と思われるので、運用には注意が必要です。
7.相手が諦めた物をチェックする
一緒に買い物行った時に、一度手に取ってから戻したものをチェックしましょう。
いったん諦めた物が手に入るのは嬉しい事ですし、なにより、自分の事を気にかけてくれているのが分かるのは、プレゼント以上に嬉しい場合がありますよね。
8.愛用している物がくたびれていないかチェックする
古く劣化している物をプレゼントしてあげるのも有効です。
例えば財布やバック等、日常で使用している物はどうしても劣化してしまいますが、愛用品であるだけに、買い替えの時期を逃してしまう事も少なくありません。
好きなブランドを揃えてあげれば、カスリもしなかったという事は無いでしょう。
しかし、中には古くなった事で逆に味がでる品物もありますから、先にリサーチしておいた方が間違いないでしょう。
9.相手のブログやツイッターをチェックする
ブログなどに個人的な趣味を書き込んでいる人は少なくありません。
チェックしてみると気付かなかった意外な発見があるかもしれません。
10. 共通の友人を利用する
自分で聞けないのなら、友人の手を借りましょう。
気の置けない同性の前なら話すこともあるかもしれません。
ただし友人の生暖かい視線に我慢しつつ、口封じも忘れてはいけませんよ。
11.検索履歴を見る
ネットで検索した物は興味を持っている物ですし、実際に購入を考えているかもしれません。
またアマゾンなどでは、購入や検索した商品に応じておすすめが表示されますので、貴重な参考になるでしょう。
ただし、これは完全にプライバシーを覗く行為に他なりません。
また知らない方が良かったことが、その中に隠されている場合がある事も覚悟しましょう。
良かれと思ったことが取り返しがつかない事になりかねない、諸刃の剣ということを肝に銘じておいてください。
12.イベントの当日にその場で買ってプレゼントする
結局、分からなかったのなら仕方がありません。
重要なのは相手に喜んでもらう事です。
プレゼントを渡したい相手と一緒に選べば間違いはないでしょう。
サプライズは無いかもしれませんが、二人で選んだプレゼントは記念になるはずです。
ちなみに相手が欲しがっている物を察し、スマートにプレゼントする手もありますが、格好良く決めるのはなかなかに難しかったりします。