荷物選びのコツ
コンビニに行けば必要な物が揃うのが国内旅行最大の利点です。その為、緊急性と代替の効かない物以外は現地で調達することが出来るので、そこまで悩む必要はありません。
しかしあれもこれもと買い揃えると、旅先で荷物が増えすぎて身動きが取れなくなりますので、それもよくありません。
出費の面からも現地購入は極力避け、必要な物だけ選択しましょう。
旅行に最低限、持っていくもの
場所は国内。期間は2日~数週間程度を想定した持ち物です。
財布
常にある程度の現金を入れておく事が必要です。
田舎ではカードが使えない店も多く、ATMどころか全てのコンビニが24時間営業だとは思わないほうがいいでしょう。
国内ではカードよりも現金の方が便利です。
スマートフォン
ライト、ラジオ、ナビ、カメラ、緊急連絡手段、暇つぶし用とまさに万能の働きをするスマートフォン。
ただし頼り過ぎると必要な時に充電切れの可能性があるので注意が必要です。
当然、充電器も忘れずに用意しましょう。
小さいバッグ
財布やカメラなど観光時に必要になる物だけをまとめたバッグです。
着替えなどを入れた大きなバッグは、ホテルや駅のコインロッカーに預けて身軽になりましょう。
移動時は邪魔にならないよう、大きなバッグに入れるかぶら下げるようにすると便利です。
大きいストール
寒い時には羽織り、日差しが強い時には日よけに、座るときにはシート代わりと何かと重宝します。
畳めばそれほどかさばりませんし、これ1枚あるだけで衣類を減らすことが出来き、荷物の圧縮ができます。
レインコート
折りたたみの傘では役に立たない事が多いのでレインコートを推奨。
夏でも標高の高い場所で降られる雨は想像以上に冷たいものです。旅行中、雨に濡れて風邪を引く事態は何としても避けなければなりません。
カメラ
おすすめは小さいデジカメ。
写真撮影がメインの旅行なら一眼レフを持っていきたくなりますが、常に持ち歩いて移動できる重さなのかが重要になります。また管理が大変という事を考えると、やはり旅慣れた人にしかおすすめできません。
またこだわりがないならスマホのカメラでも十分ではないでしょうか。
着替え
着回しができる物を選び極力数を減らしましょう。
下着やインナーは旅先で洗濯する事もできる、という事を覚えておくと量を減らすことが出来ます。
圧縮袋
着替えや汚れものをまとめるのに便利。
これがあるかないかで旅行バックの大きさが変わってきます。
水筒
特に夏場の水分補給は必須。しかしどこにでも自販機があるわけではないので水筒に入れて持ち歩くのが無難でしょう。
また日本各地には美味しい名水が湧き出している場所も多く、水を汲むのにも便利です。
メイク用品
オールインワン基礎化粧品がおすすめ。
紫外線を浴びる時間が長くなりますので、旅行中の簡単ケアには便利です
常備薬
飲み続けている薬があるなら、必要な分だけをピルケースに分けて持ち歩くといいでしょう。
他にも酔い止めや胃腸薬。バンドエイドもあると便利です。
耳栓
ユースホテルの隣人対策に、移動中の昼寝に、安宿のうるさいエアコンにとあると便利な耳栓です。
ポケットに入る程度なのでかさばる事もありません。
楽しく観光する為にも、日々の安眠を得る事は重要な課題になります。
PSP(PS Vita)
音楽・DVDプレイヤー、ネット端末、ナビ、書籍、ついでにゲーム機と使い勝手のいいモバイル機。
スマートフォンの代用と考えると優秀。充電器がもう一つ必要になりますが、スマートフォンと同時に使えるというのも利点の一つ。
緊急連絡先リスト
必要な全ての番号はスマホに登録していると思いますが、紛失や破損などでスマホが使えなくなる可能性があります。
その時誰とも連絡がとれなくて、見知らぬ土地で孤立したという事態を避けるために、最低限の連絡先は紙に残しておきましょう。
S字フック
荷物や上着を地面におけない場合(トイレの中など)に、壁やドアに引っかけて使用します。
一人旅では常に荷物は自分で管理しないといけません。無くても問題ない場合は多いのですが、かさばる物でもないですし、万が一の時には本当に頼りになります。
蛇足:実はなくてもいいアイテム
あると便利ですが、実際に持っていくとほとんど使わない持ち物も紹介しておきます。
ガイドブック
日本であれば、駅の構内に周辺の観光マップが無料で置かれています。なければ駅員に尋ねるか、立ち読みできる本屋さんなどでOK。
バスタオル
普通のタオルで十分なうえ、かさばります。
どうしても必要な場合はレンタルする事も考えましょう。
パソコン
旅先ではそこまで必要になりませんし、多くの場合はスマホで事足るでしょう。
さらにいうなら、破損や盗難も心配されます。
どうしても必要な場合はネカフェを利用されてはどうですか?
本
長い移動時間を過ごすのに便利ですが、乗り合わせた人と話してみたり、次の目的地の情報を調べたりと本を読んでいる時間は思いのほか少ないものです。
ただ旅の目的が『文豪の地を巡る』とか『作品の舞台に行く』というのであれば最優先で持っていくべきですね。