楽しい旅行を辛くしないためのスーツケースを選ぶ
行き先が国内にしても海外にしても、旅行をするということは非常に胸が躍るものです。というよりも旅行で一番楽しいのは、その日に向けての荷造りや回りたい場所を考えながらのスケジュール組み立てといった準備の部分かもしれません。
しかし、準備が行き過ぎて肝心の旅行が楽しめなくなるくらいに荷物が重くなってしまっては本末転倒です。
旅行に響かないように、荷物をコンパクトにまとめるためには荷物を詰めるスーツケースの選び方が重要になってくるのです。
バッグとスーツケース、どちらが海外旅行向き?
昔の映画やドラマでは、旅行者はだいたい手提げ・肩提げのバッグやトランクケースを持って歩くのが当たり前として描かれていたものです。
しかし、荷物を出来るだけコンパクトにまとめていても宿へのチェックインまでバッグを手や肩にぶら下げて移動するのはとても大変なもので、30分もしない内に手や肩の感覚が無くなってきます。
一方スーツケースは、手荷物で飛行機内に持ち込めないもののキャスター付きになっているのでガラガラと引っ張って歩くことが出来ます。バッグよりも楽に荷物が持ち運べるので旅行用に準備している人も少なくないでしょう。
海外旅行にバッグとスーツケースのどちらを持ち込むべきかというと、やはり持ち運びが容易で収納力が大きいなスーツケースに軍配が上がります。また、スーツケースは鍵がかけられるため防犯性をバッグよりも高く取れるというメリットがあります。
スーツケースは構造と素材で選ぶ
今のスーツケースは、昔のトランクケースのような柔らかめの素材で作られているものもあれば、高所から落ちても中身をしっかり守れるような耐衝撃性に優れた素材で作られているものもあります。
柔らかい素材で出来ているスーツケースは、海外旅行にはあまり向いていないので出来れば避けた方が無難でしょう
海外の空港では預けていた手荷物の扱いが雑になるところが多く、ボンッボンッと投げて運ぶことが日常茶飯事です。その為、スーツケースは出来るだけ金属構造で衝撃に強い素材で外装が作られているものを選ぶようにするのが大事です。
スーツケースも小さ目の方が良い
昔から「旅行の荷物は小さい方が良い」と言われてきたものです。荷物が重いと歩くのも一苦労ですし、たくさんのバッグに分散しても肩がこるばかりです。
これはスーツケースでも同じことで、大きすぎるとその分だけ重くなるし手荷物預けの際に重量超過で手数料が高くなってしまうことさえあるのです。
「大は小を兼ねる」とは言いますが、スーツケースを選ぶ際には自分にとって良さそうな容量・サイズよりもやや小さめの物を選ぶのが良いでしょう。例えば大型が良いと思ったなら中型を選ぶというようにです。
ある程度の制限があった方が荷造りをする際に「これは本当に必要か」ということを考える必要が出てきて、より荷物をコンパクトにまとめられるからです。