セレブはどんなドレスを選んでいるの?
華やかな世界で活躍するセレブ達は、さぞかしゴージャスなウェディングドレスを選んでいるのでは?と思われがちですが、意外にシンプルなドレスを選んでいる人も…
オードリー・ヘップバーン 「ジバンシィ」
オードリーと2歳年上のジバンシィは、映画「麗しのサブリナ」で出会い、生涯親交をつづけたといわれています。そして、オードリーは、2度の結婚で、どちらも「ジバンシィ」のドレスを選びました。
1度目の結婚の時は、ひざ下のミディ丈のドレス。
きゅっと絞ったウェストラインに、胸元の露出を抑えたスタンドカラーや7分丈のパフスリーブなどのデザインは、まさにオードリーのイメージにぴったりのドレスだといえます。また、花輪のようなヘッドピースとショートヘアが、まるで妖精のよう雰囲気を醸し出しています。
スイスのモルジュ市庁舎であげた2度目の結婚式では、ベビーピンクのミニドレス。
袖口がフレアになったロングスリーブと、高めのスタンドカラーが特徴の、シンプルなドレスです。
白のタイツに白のフラットシューズ、そして、雨除けにかぶったバブーシュカなどの小物使いに、オードリーのおしゃれセンスが光っています。
当時、39歳の花嫁。キュートなイメージと大人の雰囲気、両方を兼ね備えたウェディングドレスです。
ケイト・モス 「ジョン・ガリアーノ」
さすが、おしゃれ番長!と思わず声をかけたくなるほど、肩の力が抜けた感じがケイトらしい、「ジョン・ガリアーノ」のウェディングドレス。
アイボリーのドレスに散りばめられたラインストーンやゴールドの刺繍が美しいヴィンテージタイプで、軟らかい素材を使うことで、太ももから足元にかけて、さりげなく透けているのもおしゃれ。
また、ヴィンテージものといわれているベールが、ボヘミアンスタイルの演出に一役買っています。
ナタリー・ポートマン 「ロダルテ」
衝撃的な映画デビュー作の「レオン」や「ブラックスワン」で知られるナタリー・ポートマンは、「ブラックスワン」で衣装を担当した「ロダルテ」のウェディングドレスをチョイスしました。
イスラエル出身のナタリーの結婚式はユダヤ式。そのせいか、袖の部分に透け素材を使ったロングスリーブにAラインのミディ丈と、露出の少ない、上品で清楚な印象のドレスです。
それに合わせたような、まるでバレリーナを思わせる純白のフラットシューズが、より可愛らしい雰囲気に。
アン・ハサウェイ 「ヴァレンティノ」
映画「プラダを着た悪魔」や「アリス・イン・ワンダーランド」への出演で知られる、女優のアン・ハサウェイが選んだのが、親交のある「ヴァレンティノ」によるカスタムメイドのウェディングドレス。
レースの裾の多めにとったギャザーが特徴的な、ショルダーレスのデコルテが大きく開いたドレスに、特別なアクセサリーはありません。
「ベリーショートの髪がもっと伸びてからウェディングドレスを着たい」と、短めのピクシーカットを気にしていたようですが、ヘッドドレスとゴージャスなベールで、とっても素敵な花嫁になりました。