就農者ががっかりした5つの事まとめ
就農は農業をすることですが、憧れだけではやっていけないことも多いのです。これから本気で就農を目指しているなら、良い面だけに目を向けるのではなく、悪い面も見るようにしてみましょう。
就農者ががっかりした5つの事を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
費用の問題
初期費用がかかる
農業として新たに仕事を開始するためには、初期コストはある程度覚悟しなければなりません。体一つだけあれば農業を始められるものではなく、野菜の収穫量を確保するためには農業器具も必要となりますし、土地代など色々なものにお金がかかるのです。
特にトラクターなどの農業器具は購入価格も高く、最初にローンを組んで買う人がほとんどです。
元手をかけてもその分回収できるかが問題となってきます。
販路によっては手数料が高い
自社ブランドが広まってくるまでは、委託販売がメインとなります。少量でも取引してくれるメリットがあるのですが、委託販売という性質上どうしても手数料は高くなってしまいます。手数料が高ければ自分の収入を少なくするか、または商品価格に上乗せしなければならないのです。
どちらにしてもある程度の知名度を確立するまでは苦しい選択となるでしょう。
日常生活の問題点
近所付き合い
田舎暮らしに慣れていないと、近所付き合いが面倒だと感じてしまう方もいます。
都会暮らしに慣れていると深く付き合わないのが当然なのでしょうが、田舎ではそうはいきません。町内の催しに積極的に参加するなど町ぐるみでやっている事は意外と多かったりします。
買い物が不便
田舎暮らしに憧れてみたは良いのですが、意外と住むのが大変という声は多いようです。
買い物に行くにしても車での移動が必須で、1時間もかけて隣町まで買い物に出かけるケースもあります。また、コンビニが出店されていても24時間営業ではなく、娯楽施設もほとんどありません。
自然は豊なのは良いことでも、暮らしやすさとなるとちょっと不便だと感じてしまう事も知っておきましょう。
高齢になった時に大変
田舎暮らしだと近所同士が助け合って生きているため、高齢になっても暮らす事はできますが、それでも力仕事などは徐々に出来なくなって来ます。
買い物難民となった際にどうするのか、寝たきりになった時のことも考えなければなりません。生涯その場所で暮らすことを想定し、不便な暮らしでありながらも工夫できるなら良いでしょう。