英語資格取得のための勉強術のキホン
英語の資格取得を目指すための勉強を始めようと思っていても、これから始める人だと中々習慣付かず、途中で挫折してしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、英語の勉強を習慣づけるためのテクニックや、挫折しそうになった時のための克服術などを学んでみましょう。
勉強は朝にするとよい?
普段やらない勉強をするという事は、意外と体力が減らされるものです。
仕事などが終わった後の夜に勉強しようとしても、1日の疲れが溜まった状態では、中々集中するのが難しい人も多いはずです。
朝は睡眠の後ですから、体の疲れも取れている状態ですし、スッキリした状態で集中して勉強に臨むことができます。
それに、仕事前の朝に勉強することは、自然と早起きすることになりますが、朝の早起きをしっかりすることができれば、体調管理にとっても好都合です。
勉強時間を少しずつ伸ばしていく
勉強が習慣付いていない人がいきなり長時間の勉強をしても、疲れてしまって集中力が足りなくなったり、勉強のきつさにダレてしまいかねません。
そういう時はまずは短時間の勉強でならし、少しずつ勉強時間を伸ばしていく方法をオススメします。
運動などでもそうですよね。最初は簡単な運動で体を慣らしていき、徐々に負荷を高めてトレーニングをしていきますよね。
勉強も運動と同じ、まずは自分が集中できる時間勉強し、次の日は1分でもいいから昨日より長く勉強していく、という風にしていくとよいでしょう。
「習うより慣れろ」精神
机の上でひたすら勉強も良いですが、一番の勉強法は「実践」です。実際に話を聞いたり喋ったりすることで、英語・英会話の全体的な能力をパワーアップすることができますし、自分の劣っている部分を探すことができます。
実際に英語を母国語としている国で生活するのが一番のトレーニング法ですが、それが難しいという方は英会話教室・ネット英会話教室などを積極的に活用しましょう。英会話教室の先生方は日本語も喋れる方が多いですので、英語で会話した後日本語で指摘してくれるので、勉強にもなりますし安心感もあります。
また、英語に慣れるためには身の周りの物を英語で固めるなど、環境を整えるのも大事です。
パソコンや携帯の設定を英語にしてみたり、番組を見るときは英語の音声にしてみたり、英語のSNSを利用したりするなど…まずは困らない程度に、身の回りに英語を置いていけばよいのではないでしょうか。
量も大切だが質も大切
もちろん、何回も音読したり、何回も書き込みをすることも大切です。もちろん、それでも確実に実力はアップするでしょうが、より高いレベルを目指すためには、質も重要視しなくてはなりません。
ただ音読や書き取りするのではなく、意味・内容を理解しながら音読したり書き取ったり、頭を使いながら勉強していくのです。
有名な野球投手であるダルビッシュ有氏は、「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」と言いました。
実際、頭を使わなくてもある程度は上手くなるでしょうが、より高い勉強を続けていくためには、自分で考えて、頭を使った勉強をしていく必要があるのです。
仲間同士で出来ると良し
勉強というのは、同じ興味を持つ複数の仲間と勉強すると、1人で寂しく勉強するよりも効率が上がると言われています。
例え学習を続けるのが苦しくなっても、仲間と相談しながらやっていくことで、孤独感が解消され勉強への意欲が高まるのです。
塾や英語教室などはもちろんですが、近年はインターネットを利用した交流サービスなどもたくさんあります。
自分にあった勉強法を探す
自分にあった学習方法というのは人それぞれ、「これ良いよー!」と友達が言っていた勉強法が、必ずしも自分にピッタリとは限りません。
独学で勉強する場合は、自分にあった勉強法が大切です。学習効率の面でもそうですが、何より自分にあった勉強法でないと長続きが難しいですからね。
自分にあった勉強法を見つけるには多少の試行錯誤が必要です。試行錯誤の方法は、ある程度計画を立てた上で勉強していく人もいれば、まずは勉強し必要に応じて自分なりの工夫を加えていく、「即興的」な方法もあります。
様々な勉強法に触ってみる
勉強で大切なのは、目的(TOEIC○○○点、英会話など)にあった勉強法を実践していくことです。
しかし、毎日毎日同じ勉強をしてしまっては、数日後にはマンネリ化して勉強に飽きてしまい、挫折してしまう可能性もあります。
目的にあった勉強法を繰り返し行っていくことも大切ですが、数日に1回、または勉強時間の1割など、息抜きがてらに定期的に勉強法に工夫を入れたり、いつもはやらない勉強を行ってみると良いでしょう。