ゴルフがなぜストレスに効果的なのか?
ゴルフは、ティーの上に置かれたボールをクラブで打って、グリーンに開けられたホールの中に入れ、打った回数を競うという、マナーを重んじる“紳士のスポーツ”といわれています。
一昔前は、おじさんのスポーツいうイメージが強かったのですが、最近は、以下のような理由により、ストレス解消に効果があると考えられ、さまざまな年齢層に浸透しつつあります。
歩くことによるウォーキング効果
一般的に、1日あたりの歩数の目標値は1万歩と言われていますが、成人の男性・女性ともに、日常的にこれだけ歩くのは難しいのが現状です。ところがゴルフでは、歩くことを意識することなく目標値を超えられるのです。
初心者に比べて上級者の歩数は大幅に減りますが、1ラウンドあたり平均1万5千歩前後といわれています。また、フェアウェイを歩くプレイヤーに比べて、ラフ歩きが多いプレイヤーは30%ほど多いとか。
このように、ストレス解消や不眠症などにも効果があるといわれているウォーキングを、楽しみながらできるのがゴルフの特徴だといえます。
ナイスショットしたときの爽快感
ゴルフの魅力はなんといっても、青い空にめがけて、ボールを思いっきり遠くまで飛ばす爽快感です。これは、他のスポーツではなかなか味わうことはできないでしょう。
広いフェアウェイに向かっての豪快なフルショットもゴルフの醍醐味ですが、さらに、長めのパットが入った瞬間などのナイスショットには、思わずガッツポーズが出てしまうかもしれません。
緑豊かな自然の中でのプレイ
ゴルフのコースには、ティーインググラウンドからグリーンのカップまでの間に、さまざまな工夫が施されています。背の高さが異なる樹木を配することによって、グリーンまでの遠近感を掴みにくくしたり、緑深いラフや池・バンカーによってプレイヤーにプレッシャーを与えるのです。
それに加えて、フェアウェイやグリーンには良く整備された芝生が配され、ゴルフ場はさながら緑の宝庫といって良いでしょう。そんな自然に囲まれてゴルフをプレイすることは、精神的なリラックスにつながり、ストレスの解消に効果的なのです。
ゴルフ仲間との交流
1パーティ4人でのラウンドが基本のゴルフは、個人スポーツでありながら、仲間と一緒に楽しむことができるのも特徴のひとつ。
スコアを気にせずに、気の置けないメンバーとただラウンドを楽しむだけでも、精神的にリラックスができ、日常のストレスを忘れさせてくれるはずです。