入浴前に白湯(さゆ)を飲む
お風呂でたっぷり汗をかくと、体内の老廃物が排出されるデトックス効果のほか、新陳代謝の促進につながります。そのためには、お風呂に入る前に、十分に水分を補給しておく必要があるのです。
ただし、その際はアルコールや、コーヒー・紅茶・緑茶などのカフェインを含む、利尿作用の高い飲み物は厳禁。おすすめなのは水、それも冷たい水ではなく、お湯よりも少し低い温度の白湯がベストです。
冷たい水に比べて、あたたかい白湯は胃への負担が少なく、また、内臓が温められることによって、デトックス効果がアップするため、入浴前にコップ1杯の白湯を飲むと良いのです。
入浴剤代わりに日本酒を入れる
湯船に張ったお湯にコップ1杯の日本酒を入れると、お肌がツルツルになるだけでなく、そのツルツルが持続するという、ありがたい効果があります。これには、日本酒に含まれる成分に秘密があるのです。
日本酒に含まれるアルコール成分が肌の老廃物を取り去り、さらにアミノ酸によって保湿されるのです。それに加えて美白効果や発汗作用など、日本酒入浴にはうれしいことばかり。
また、お風呂を上がってもポカポカが続くので、冷え症の方にもおすすめです。
入浴中は馬油(バーユ)パック
お風呂上りにパックをするという人は多いはず。ところが、スチーム効果がある入浴中の方が、パックには効果的だってご存知でしたか?
そして、お風呂を上がった後でも、しっとり感が持続するパックとしておすすめなのが馬油パックです。
馬油とは、文字通り「馬の油」のことで、殺菌作用や抗酸化作用があることから、古来中国では切り傷や火傷などの治療薬として使われていました。そのほかに、シミ・ソバカスや保湿に効果があることから、最近ではスキンケアに使われるようになったのです。また、無添加の馬油なら、敏感肌でも安心して使うことができます。
パックの方法は、入浴の際に顏にたっぷり塗るだけと超簡単。後は、お風呂を上がる際に、軽く洗顔すれば、しっとりモチモチのお肌に変わります。
洗顔には砂糖スクラブ
お風呂での、お肌の角質ケアにおすすすめなのが、お砂糖を使った洗顔です。
古い角質や毛穴の汚れを取り除く、通常のスクラブ洗顔は肌への負担が大きいのですが、お砂糖ならお湯に溶けてしまうので安心。
また、この砂糖洗顔は、ニキビやアトピーなどによる肌荒れの防止や、保湿にも効果があることで知られているのです。
やり方は、泡立てた洗顔料に上白糖やグラニュー糖を混ぜて、ただ顏になじませるだけ。いい感じの頃合いに、お砂糖が溶けてくれます。
ただし、肌に優しいとはいえスクラブ洗顔には変わりはないので、週に一度くらいをめどに行って下さい。