【歯医者の選び方】子供を怖がらせない歯科医を見つける5つのポイント|トピックスファロー

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2012年12月4日
【歯医者の選び方】子供を怖がらせない歯科医を見つける5つのポイント

正直な話、歯医者が好きな子供なんてそうそういるものではないでしょう。歯を削るドリルの音や麻酔注射の痛さなど、思い出しただけでも怖気が走る大人は少なくないからです。しかし、どうしても歯医者に行かなければならない場合、どうやって子供を歯医者から逃げ出さないようにするべきでしょうか?

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子供が歯医者を嫌いにならないためには

子供や孫を持つ年齢になっても、「歯医者が嫌い」だという人は少なくないでしょう。それほどに、幼少期に抱いた歯医者へのトラウマは大きいものです。
麻酔注射は痛いし、見やすいように口を大きく開け続けるのも辛いし、麻酔が効いていても歯を削るドリルが押し付けられているのは痛いし骨にまで響いてきます。
大人になっても歯医者が嫌であることには変わりないので、トラウマが植えつけられるであろう子供時代に感じた歯医者への怖さはそれこそ筆舌に尽くしがたいもの。

子供が嫌がらず、怖がらずに歯医者に通えるようになるためにはどのように歯医者を選べばいいのでしょうか?

子供用の絵本・おもちゃ・ビデオが用意されている

歯医者は治療椅子の数が限られているため、どうしても床屋などのように待合室で時間つぶしをしなければなりません。そのため、時間つぶし用のテレビや雑誌が置いてある歯医者も少なくありません。
このような時間つぶしに用意されている雑誌などが大人向けのものばかりで子供用のものが少ないと、子供は歯医者に対して良い印象を持ちません。

少なくとも子供向けのおもちゃやぬいぐるみ、絵本やビデオが用意してあるような歯医者を選ぶことが子供に嫌がられずに歯医者通いをするための基本となります。

明るくにぎやかな雰囲気の飾り付けがある

人は「薄暗い場所=怖い」と感じることがあります。一昔前の病院や歯医者などの医院は、昼でも廊下がうす暗くて背筋がゾゾッとしたものです。
治療室は患部が良く見えるように明るくしてあるものの、廊下・待合室の薄暗さで増幅された恐怖は治療の痛さと結びつき、歯医者へのトラウマが醸成されていくのです。

子供に恐怖心を抱かれないような歯医者の条件は、明るいこと、そして子供が喜びそうな飾り付けがされていることです。
病院にありがちな簡素な廊下や待合室でも、十分な明るさがあるだけで恐怖心は感じにくくなるものです。

歯科医師がオイコラ型でない

医師の人格・応対はそれこそ千差万別ですが、大人にも子供にも高圧的に出る医師は意外と少なくないものです。高圧的な、いわゆる「オイコラ型」の医師は大抵「自分の所見が正しいし、治療方針は間違っていない」と考えており、患者からの主訴に耳も傾けないまま治療を断行する傾向があります。
こんな医師に当たってしまうと、治療の効果はあっても治療過程は痛い思いをするし、子供でも構わず怒鳴りつけるので歯医者嫌いがますます加速してしまいます。

子供を通わせる歯医者を選ぶには、医師の人柄も良く見ておかなければなりません。人柄と腕前は必ずしも比例しませんが、命を預けるのであれば少しでも信頼できる相手に預けたいと思うのが人情です。
出来れば子供にも大人にも柔和に接し、不安を和らげてくれるように努めるタイプの医師がいる歯医者を選ぶようにしましょう。

痛みを我慢させない医師であること

歯医者を嫌いになる理由の一つが、治療中に「痛かったら手を上げてください」というので手を上げたら「もう少しですから我慢してください」と言われる理不尽さです。
床屋や美容院でシャンプー中に「痒いところがあったら言ってください」と言われるけれど、「我慢してください」なんて言われたことはありません。この理不尽さが子供にとっては大人への不信感、ひいては歯医者への嫌悪となってしまうのです。

歯医者の選び方の一つに、このように「痛かったら手を上げてください」→「我慢してください」をやらない医師であることを意識することも重要です。麻酔を掛けているのに痛いのはドリルなどの器具を押し当てる力が強いのが原因で、医師の技量によるものだからです。

子供が歯医者を怖がらないようにする努力をしている

大人になると、子供の頃に感じた気持ちや夢を忘れてしまうことは良くあるものです。歯医者に行って痛くて痛い思いをしたから「大人になったら子供を怖がらせない歯医者になる」という夢を抱いていた人も少なくないものですが、多くの人はその夢を忘れてしまうものです。

そのような夢や思いを忘れずに、子供に怖がられないような工夫と努力を重ねている歯医者さんを探し出すことも、子供から進んで歯医者に通わせるための条件の一つです。
このような努力をしている歯医者さんは、子供の受診にも優しく応じてくれるし痛みを感じさせないように努力するからです。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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