体内に流れる微弱電流を整えて健康的な身体を手に入れる
人の身体にはとても弱い電流が流れています。
大ヒットを記録した映画「マトリックス」では、知能を帯びたロボットが人間を「電池」として栽培していたことをご存知の方もいらっしゃるでしょう。
映画ではこの体内に流れる微弱電流を設定に用いているんですね。
体内に流れる微弱電流が弱まってくると様々な不調があらわれます。
今回はその中のひとつ、自律神経の不調についてお話します。
自律神経はなにをする器官?
自らの意思で動かさなくてもいい機能
手足や顔の表情など、自分の意思で動かすことができる箇所の神経を末梢神経といいます。 対して、自分の意思では動かすことができない、コントロールすることができない箇所の神経を自律神経といいます。
例えば、呼吸や心臓、体温調節から発汗まで、自分の意思とは関係なく働く器官がありますね。その器官を動かすための神経なのです。
正反対の働きをする交感神経と副交感神経の役割
自律神経にはさらに交換神経と副交感神経のふたつの神経に分類されます。
交換神経とは、別名「闘争と逃走の神経」と呼ばれるように、身体を活発に動かすための神経です。
身体を興奮状態にさせることで、人間の本来の能力を最大限に引き出すことができます。いわば戦闘モードです。
そして副交感神経は身体をリラックスさせるという交感神経とは反対の働きをします。
身体をリラックスさせると、脳は「今は安全な場所だから休めよう」という神経伝達をし、副交感神経を働かせます。
そうすることで、食事をしたときに正しく胃酸が分泌されたり、質のいい睡眠をとることができるのです。
副交感神経は、身体の回復モードです。
自律神経が乱れるとどうなる?
交感神経も副交感神経も、どちらかが常に特化した状態では健康的な生活をおくることができません。
どちらも必要とするときに正常に働くことで、免疫力がアップし、病気にならず、疲れにくい身体になるのです。
自律神経からくる身体の不調いろいろ
では、自律神経が乱れたらどんな症状が現れるのでしょう。ストレスや過労が蓄積されると、自律神経のバランスが崩れます。
そのとき、原因のわからない不安や動悸、常に緊張状態になったり、吐き気やめまいも起こります。深く睡眠できなくなり、どれだけ眠っても倦怠感がとれなかったり、体温調節も正常に行われなくなります。
こういった症状で医師に診察してもらうと、自律神経失調症と診断されることがあります。
胃酸が過剰に分泌され、胃痛をもらたすことがあります。
ほかに、腸の働きが正常に行われなくなり、下痢と便秘が繰り返されることもあります。
内視鏡などでくわしく検査をしても、炎症や腫瘍のような目に見える疾患がない場合、自律神経の乱れが疑われます。
血管が拡張され、血液の流れが早くなり痛みを伴うのが偏頭痛。そして、緊張や身体的なストレスが重なり血流が悪くなって起こる頭痛を緊張型頭痛と一般的に呼びます。 これも、自律神経の乱れから引き起こされることがあります。
自律神経の乱れる原因とは
1ストレス仕事やプレイベートなどで、過度のストレス。
もともとの性格から、ストレスを溜めやすい性質。
生まれつき、自律神経が過敏でストレスに弱いなど。
仕事や勉強、趣味などで夜更かしが続く。
時間がばらばらの食生活。
不規則な生活習慣が身についてしまっている。
女性ホルモンは安定することはなく、少なくとも月に一度は急激な変化が起こります。
そして、一生を通じても、更年期などでホルモンが乱れる時期があります。
自立神経の乱れを防ぐには
1ストレスを貯めない!身体も精神も全身でリラックスさせることが大事です。
溜め込んだもやもやを吐き出す
泣ける映画で思いっきり泣く カラオケで熱唱
友達に愚痴を吐き出す
趣味を楽しむ
料理を作ったり掃除したりして達成感を得る
運動する
胃痛や腹痛などは薬物などで直接治療します。
医師に相談して、適切なお薬を処方してもらいましょう。
睡眠障害も、軽い誘眠剤などで改善する場合があります。
医師に診てもらってお薬を処方してもらっても、どんなにストレス解消を行っても、根本的な生活を見直さないと、自律神経のバランスを整えることができません。
夜更かしが多い、不規則な時間に栄養価の偏った食事などしていましたら、そこから直していきましょう。
そんなに簡単に自己改善はできない人もいる
先ほど述べた原因をひとつひとつ改善していく方法が、もちろん一番効果的ですが、仕事や子育てなど、自分の意思ではどうすることもできないこともあります。
薬物療法に抵抗がある
普通のマッサージだけだと根本的な疲労が改善されない
微弱電流を整える方法もあります
体内に流れる微弱電流の乱れが自律神経の乱れに繋がっていることがあります。 その電流の流れを整えることで、様々な悩みを改善します。
全ての細胞組織の活力「生体電流」
神経が細胞各所に伝導するときに発生する微弱な電流。これを「生体電流」と呼びます。 身近なところでは、脳波や心電図、体脂肪計などの計測に生体電流が使用されています。 神経の伝達が上手く行われていない箇所は、電流の流れも悪くなっているということです。
生体電流を整えて神経伝達や血流も整える
少し前に流行ったチタンやゲルマニウムのグッズも、この生体電流を整える効果があるとしてたくさん商品化されました。
現在では機器を使用し、直接身体に微弱な電流を流して生体電流を整えるという方法もあります。
また、弊社では施術士(エナジーテラピスト)の体内を通じて手のひらから、お客様の肌に電流を流す方法を行っております。
冷たい金属ではなく、人の温もりを感じることでリラクゼーション効果もあり、さらにお客様の不調な箇所を敏感に察知し、重点的にマッサージすることが可能となっております。
HRV(心拍変動)解析による自律神経バランス分析
実際に生体電流の施術を行う前と、施術後の自律神経バランスを分析したデータがあります。 HRVとは自律神経の変化によって心拍の間隔も変化する。これを心拍変動と呼びます。 これによって自律神経機能を検査することができます。
弊社のエナジーテラピー有資格者による施術後の変化を見てみましょう。
エナジーテラピー 施術時間60分
施術前
TP 383.75ms^2
LF 39.25 ms^2
HF 12.43 ms^2
施術後
TP 828.82ms^2
LF 304.90ms^2
HF 146.94ms^2
TP(機能性)
LF交感神経
HF副交感神経
一般的にバランスがとれているという数値まで改善されています。
疲労や倦怠感、胃痛腹痛などの症状の原因が不明な場合は、自律神経の乱れを疑う
医師の診断のもと、薬物投与か、ストレスを溜めない生活をする
生活週間の改善を行う
上記で改善が見られない場合や、自己の意思で改善できないようであれば生体電気を整える方法も試してみる
いかがでしたか。
いろんな方法を試したけれど、なかなか改善されない!という方は一度、生体電気の乱れを整える方法も試してみてはいかがでしょうか。