また来たいと思わせる。リピーターを確実に増やすDM作成術|トピックスファロー

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2012年8月7日
また来たいと思わせる。リピーターを確実に増やすDM作成術

ダイレクトメールを効果的に用いるならリピーターを増やす事も可能。そんなダイレクトメールを作るにはどうしたら良いのか。お客様の心を動かし、リピーターを増やせるダイレクトメールの作成方法を調べてみたいと思います。

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ダイレクトメールは数秒でリピーターを増やせる

新規のお客様を、リピーターにするのは骨の折れるような努力が必要になるかも知れません。
粗相のない接し方やアフターケア等、来店を促すために色々としなければならないでしょう。
その中にダイレクトメールでリピーターを増やす方法があります。

『ダイレクトメール』を効果的に用いるなら、リピーターを増やす事もできます。

ダイレクトメールとは、一通の手紙の中に『感謝の言葉』や『目玉商品の宣伝』『イベントやキャンペーンの案内』などをしたためたものです。これを見たお客様は『もう一回行こうか。やめようか』を決めます。
その判断は数秒です。

その限られた時間の中で、お客様の心を動かすには、より魅力的なダイレクトメールを作成する事が求められます。

リピーターを増やすにはダイレクトメールを送る前が肝心

一度来店されたお客様に、ダイレクトメールを送ろうと思っていても“やみくも”に送っては『のれんに腕押し』です。

正確に管理をしたうえで送るのが効果的です。
ほとんどパソコンを使って管理していると思います。しかし、正確かというと疑問符が飛んでしまうこともあるでしょう。

一度顧客リストを見直してみましょう。『氏名』『住所』『電話番号』だけの場合はありませんか。それだけでは正直不十分です。

それにプラスして『何曜日に来店したのか』『何を購入したのか』『どんな話をしたのか』『一人か家族連れか』『来店した時間帯』を記入してみてください。お客様のパターンが読み取れるはずです。それを元にダイレクトメールの作成に入りましょう。

お客の心を動かすダイレクトメール作成法

データに沿って

データを管理できたら、それに基づいてダイレクトメールを作成します。一度に大量生産をするため細かな分類は難しいと思いますが、その人の好む傾向に沿わないと即処分されます。
お客様の傾向を知るためにとったデータです。大まかな分類をし、見合った内容を作成しましょう。

キャッチコピーが左右する

ダイレクトメールは数秒が命です。『また行きたい』『やめようか…』をその数秒で判断させるには、効果的なキャッチコピー(タイトル)が最重要です。キャッチコピーが魅力的ならその後の文章にも目が行きやすくなります(その逆もあります)。定型文的な「○○○のお知らせ…」よりも、一瞬で虜にするようなキャッチコピーがつけられると良いでしょう。

圧倒させない文章構成

いくら素晴らしいキャッチコピーがついていても、はがき一面に細かい文字がいっぱいあるなら読む気は失せます。簡潔明瞭で要点をとらえた文章は効果的です。それでいて、雑ではない文章構成が求められます。また、ふさわしい書体選びも忘れてはなりません。内容にふさわしい書体で書いてください。

色合い

配色も注意したい点です。とりあえず派手にすれば良いという訳ではありません。
その内容に適した色合いが大切です。

(POPな感じの内容なら明るいイメージの配色、エレガントな感じの内容なら高貴なイメージの配色など)
また、色を『ベタ塗り』するだけでなく、『透かし』『パステル調』『グラデーション』『光沢』など加工する事もできます。 貰い手がダイレクトメールを受け取った時に、どう感じるかを念頭に置いて作成すると良いでしょう。

写真やイラスト

文章のみより写真やイラストが入っている方が良い場合もあります。効果的に宣伝したい時や商品を見せたい時に使うと効果を期待することができます。

特典付きは喜び◎

ただダイレクトメールを送るのでは、物寂しい感じがあるかもしれません。貰い手も、『ただの宣伝ね…』で捨てる事も考えられます。

確実にリピーターを増やしたいのあれば『特典付き』のダイレクトメールにするのはどうでしょうか。

ダイレクトメールを持参した人を対象に{半額!』『ポイント100倍!』『豪華景品プレゼント!』という特典があると、貰い手としては嬉しいです。経費はかかるかもしれませんが、特典付きも一つの方法です。

感謝は忘れずに

初めてダイレクトメールを送るなら、感謝の言葉を忘れないで書き記す事が大切です。
前回来店して下さった事や購入してくださった事への感謝を書かずに、宣伝やお知らせばかり届いたらお客様はどう思うでしょうか。

些細な事かもしれませんが、リピーターを増やすにはアフターケアも大切です。
ダイレクトメールで心も一緒に届けましょう。

お客様目線のダイレクトメールが心を動かす

ダイレクトメールを効果的に用いるなら、リピーターを増やせます。しかし、商売感情を前面に出してしまうと逆効果にもなります。送る側は商売であっても貰う側は必ずしも購入する事はありませんし、再度来店するとは限りません。ダイレクトメールを作成する時は、貰い手の事を念頭に置くと良いでしょう。

貰い手がダイレクトメールを見た時に、『また行ってみよう』と思えるような内容が最善です。 お客様の心を動かせるダイレクトメールを作成できるとリピーターも増えるでしょう。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。