ハワイでサイクリングをしよう!
いつもと違った目線で、かつ自分のペースで新しいハワイを見てみませんか?
サイクリングは海に飽きてしまった日のアクティビティとしておすすめ。
いままで訪れたことのなかった街にふらりと出かけるのもよし、サイクリングそのものを楽しむのもよし。カフェでサンドイッチなどを買って、ビーチでピクニック気分を味わうのも良いですね。子どもも大人も楽しめるアクティビティ
サーフィンをしたことがない!という人はいるかもしれませんが、自転車に乗ったことがない、という人はいないはず。子どもから大人まで、みんなで気軽に楽しむことができます。
レンタサイクルで借りることのできる車種
レンタサイクルで用意されている自転車、どれも同じだと思っていませんか?実は自転車にはさまざまな種類があります。代表的な車種は、悪路を走るためのマウンテンバイク、市街地を走るためのクロスバイク。そして、有名な「ツール・ド・フランス」のような自転車レースで使われるロードバイクなど。
ワイキキ周辺のレンタサイクル店で借りることのできる自転車は3種類あります。
マウンテンバイク、クロスバイク、そしてビーチクルーザー。車種に応じて、それぞれの特長をいかしたコースでサイクリングを楽しみましょう。
ワイキキ周辺のレンタサイクル
ワイキキ周辺で、日本語で自転車を借りることのできるお店がこちら。出発前に、標識や交通ルールを再確認することもできますね。
ビック・カフナ・モーターサイクル
営業時間:8:00~18:00(年中無休)
車種:マウンテンバイク
料金:4時間10ドル、10時間15ドル、24時間20ドル
Webサイト:http://www.bigkahunarentals.com/
チェイス・ハワイ・レンタルズ
営業時間:8:00~18:00(年中無休)
車種:マウンテンバイク・ビーチクルーザー・クロスバイク
料金:4時間10ドル、10時間15ドル、24時間20ドル
Webサイト:http://www.chasehawaii.com/
砂浜だって走れちゃう?!マウンテンバイク編
マウンテンバイクの特長は、岩場を走っても壊れない頑丈なフレーム。そして砂浜を走ってもダメージを受けない、太いゴツゴツとしたタイヤにあります。
ノースショアのトロピカルな海岸を走ってみませんか?
とても頼りがいのあるマウンテンバイク。
お勧めしたいサイクリングスポットは、オアフ島北部、ノースショアにある海岸沿いのサイクリングコース。
サンセット・ビーチ・バイクパスとよばれるサイクリングロード。海はすぐ真横、コース上にはビーチからの白い砂が。雰囲気満点のコースです。
サーフィンのメッカとして有名なワイメア・ベイから、お洒落なお店が立ち並ぶハレイワ・タウンまで、16kmほどの道のりを走ります。
オアフ島を反時計回りに進むこのルート、右側通行のハワイではサイクリング中ずっと、海を真横に望みます。
肌をなでる、海からの潮風にはマイナスイオンがたっぷり。リラックス効果を得られるかもしれません。もちろん、楽しみは景色以外にもあります。途中にはウミガメがやってくる「タートル・ベイ」や、ハレイワ付近にはハワイ名物のエビ料理を楽しめる「シュリンプ・トラック」が点在しています。水着を持って行って、気になったビーチでそのまま海へザブン!と飛び込むのもよし。食事も遊びにも事欠かないサイクリングロードです。
アクセス
公共のバス55番系統に乗車。無料で自転車を積むことができます。乗車する時は運転手に一声かけてくださいね。サイクリングコースの起点は「Kamehameha Highway + Opp Kapuhi street」停留所付近です。
サーフィンとショップめぐりを同時に!ビーチクルーザー編
サーフボードを運ぶことができる、海辺のママチャリ的存在のビーチクルーザー。乗っているロコの姿を街なかで見ると、かっこいいなと思ってしまう、おしゃれアイテム。
街全体がキャンバスのようなカカアコでアート鑑賞を
あまり遠出には向かないけれど、小回りが利くビーチクルーザー。街かどに生えているバニアン・ツリーの下や、海岸沿いのボードウォーク(木が張ってある遊歩道)を思いのままに駆け抜けてみませんか?
自転車だとちょうどいい距離にホノルルの観光スポットが点在しています。イオラニ宮殿やカメハメハ大王像はもちろんのこと、ツアーでは訪れることの少ない「カカアコ」界隈で現代アートを鑑賞してみては。倉庫街全体がキャンバスに見立てられている、みているだけで新鮮な気分になるエリアです。
レンガ造りの古い建物にハワイの歴史を感じるのも魅力的。チャイナタウンの路地裏では、オアフ島がプランテーションで栄えていた時代の雰囲気を味わえます。
“海のママチャリ”ビーチクルーザーに乗っているのだから、波乗りも欠かせません。オススメはポイント・パニックとよばれる有名なサーフスポット。カカアコ・ウォーターフロントパークの前にひろがる海で、アクセスは簡単です。
なお、このサーフスポットはボディボード専用。サーフボードは用いず、足にヒレをつけて身体全体で波に乗る方法です。大きな道具が必要ないので、周辺の散策とあわせて気軽に楽しめそうですね!
おすすめルート
ワイキキからアラワイ運河沿いに走り、アラモアナ・ショッピングセンターへ。カカアコ周辺まで進み、現代アートを鑑賞した後はポイント・パニックへ。波乗りを満喫したあとはイオラニ宮殿、チャイナタウンで歴史の息吹を感じます。総走行距離は15kmほど。道路は平坦です。
ダイヤモンドヘッドを越えてグルメの街へ! クロスバイク編
クロスバイクは走りがスムーズで、軽快な乗り心地が特長です。他の自転車に比べて、坂道を楽に進めます。
ワイキキからカハラ・モールへ行ってみよう
ワイキキを出発し、ダイヤモンドヘッドの先「カハラ・モール」までの往復ルートがおすすめ。上り坂が楽チン、ということでダイヤモンドヘッド周辺の丘もスイスイと登れてしまいます。坂を上りきった後に待っている青い海、そして達成感は格別です。距離は14kmほどです。
ワイキキを出発、カピオラニ公園の中を通るサイクリングロードへ。木漏れ日の下を爽やかに走ります。前方にダイヤモンドヘッドを望みながら進むと、やがて長い上り坂に。
1kmほどの坂を上ると、坂の頂上からは一面に広がる海を一望できます。ああ、こんなに登ったんだな・・・と、しばし心地よい達成感。
体力が戻ってきたら、あとは下り坂。ハワイ随一の高級住宅地、カハラ地区を横目に「カハラ・モール」方面へ進みます。周辺にはグルメなお店が点在する街「カイムキ」も。ほどよくお腹がすいたあたりで、お洒落なレストランでベトナム料理や、人気のジェラートを楽しんでみてはいかが。
走ると見えてくる新しいハワイ
自転車の車種ごとの特長をつかめば、サイクリングがより一層楽しくなります。肌をなでる潮風が心地よい、ノースショアのサイクリングロード。思わず足をとめてしまいたくなる、カカアコの現代アート。長い上り坂を終えたという達成感。どれも、レンタカーにはない経験です。新しいハワイを見つけに、ペダルを踏んでみませんか。