今、IT関連の資格がキテる!
今や、多くの人にとってパソコンがなくてはならないアイテムの一つになっています。
女性の中には、パソコン関連のことに苦手意識を持っている人もいるはず。
とはいえ、常にニーズが高く、人材の入れ替わりが激しいIT業界は転職の狙い目とも言えるでしょう。
常に新しい勉強が必要なので大変ですが、ITスキルを磨き、資格を取ったり知識を高めたりすることは、キャリアアップだけでなく、転職や再就職の際の大きな武器になりますよ。
IT関連業のほかにも、様々な職場でパソコンスキルは求められますが、特に事務職に就きたいと考えている人には、オススメです!人気がある事務職に転職するときは、高いスキルが有利に働きます。
注目の資格・ITパスポート!
IT関連資格には、定番のMOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)をはじめとして色々なものがあります。その中でも、大きな注目を集めているのが『ITパスポート』。
これは、2009年に情報処理技術者試験が大きく改革されたことで、新しく作られた国家試験です。情報処理技術者試験レベル1程度で、情報システムを構築・運用する技術者から、その情報システムを利用する人まで、ITに携わる多くの人が受験可能。特に、受験資格はありません。
筆記方式からCBT方式に
2011年10月までは筆記による試験が行われていましたが、同年11月からはコンピュータを利用したCBT方式が採用されています。これは、コンピュータに試験問題が表示されて、マウスやキーボードを使って解答していくというもの。
試験は随時実施され、都合の良い日と会場を選んで受験することができるため、申し込みから受験までの期間が短縮され、多くの好評を得ています。
試験内容は?
試験時間:165分
出題数: 100問<小問84問/中問16問(1つの中問につき、4つの小問)>
出題形式:四肢択一式
出題分野:ストラテジ系(経営全般) 35問程度/マネジメント系(IT管理) 25問程度/テクノロジ系(IT技術) 40問程度
合格基準:総合得点60%以上、各分野別得点30%以上
資格取得で“即戦力”となりうるだけの力がつく!
ITパスポートは国家資格ですが、医師や弁護士などの資格と違って、持っていなければその仕事ができない…というようなものではありません。
けれど、資格取得によってITの基礎から応用まで幅広い専門知識を身に付けることができます。
どの業界も中途採用の場合は、“即戦力”が求められます。そのため、資格を持っているからといって「即採用!」となるわけではありません。中でもITパスポートの資格はすぐに仕事に生かせるものでもないと言われています。
…が、資格取得はIT業界への転職の突破口になる可能性も!企業側にとって、“資格保有”は実務能力の有無を見極める重要なポイントになりますからね。
管理職昇進の必須条件になっている企業も!
もちろん職種にもよりますが、IT関連部署でITパスポートの資格取得を管理職昇進の必須条件にしている企業は多いです。そのほか、管理職を目指すなら『基本情報技術者』、『応用情報技術者』の資格と段階的に勉強していくことをオススメします。