映画やドラマで違う人生も生きてみる
仕事を抱えて働きづめだったり子育てに追われたり・・・
映画の主人公のように目まぐるしい生活を頑張って送っている女性は多いはず。 そんな疲れた日々が続いていたら映画を観てみませんか？
たとえそれが非現実的と思えるストーリーでも映画やドラマで自分とは違う人生に触れることでこれまでとは違ったものの見方が出来るようになるかも知れません。
また、劇中のインテリアやファッションなどこれから取り入れたくなるような新しいヒント探しも映画やドラマ鑑賞の楽しみでもありますね。
働いていると僅かな時間でも確保するのが大変です。 長時間、一気に観ることが出来なかったら短時間でもこまめに見続ける方法だってあります。
時間がない、と諦めずにたまには朝の連ドラ１５分観る感覚で心に栄養を与える時間と割り切って！ 明日への活力にしてくださいね
女性の強さやもろさを描いた映画
強く見える女性だってその影には涙もたくさん流しています。そんな気持ちを開放してくれる映画です。
電話で抱きしめて
子育てや仕事も抱えているのに家族の問題で大変なことが起こった時、兄妹もいるのにナゼか“何もかも私だけに任されて“ツライ思いをしている人いませんか？
この物語に登場する次女のイブに共感して泣いて笑って最後に温かな気持ちになれる映画です。
雑誌の編集長として成功した長女、家事と仕事を両立させている次女、昼メロ女優の三女の３姉妹が人騒がせな父親が登場。父親が入院しても長女と三女は自分勝手なまま。面倒な事は全て次女のイブ任せ。何から何まで抱え込むイブの胸がとうとう張り裂けてしまう・・・
次女のイブはメグ･ライアン、長女はこの手の物語をやらせたら天下一品のダイアン・キートンが演じています。
TINA ティナ
夫からのDVで苦悩する中、自身の内の強さを信じて夫を断ち切り更に成功していく姿に困難に立ち向かっていくパワーをもらえる映画です。歌手として大成功をおさめていながら私生活では夫からDVを受けて苦悩するティナ・ターナー。パワフルに歌う栄光の背後には表舞台からは想像もできない影の部分を描く実話をもとにした物語。
風と共に去りぬ
女性の特有の振る舞いや気質について深く考えさせられる映画です。 南北戦争により富を奪われたスカーレットが逞しく這い上がる姿は観ている人にも諦めない力を湧かせてくれます。美しくて気が強く、欲しいものを手に入れるためには手段を選ばないスカーレット。反対に穏やかで芯の強さを持ち周囲の人を温かく包むメラニー。 男性陣は男気溢れて大胆なレットと穏やかで優柔不断のアシュレが登場。 スカーレットとメラニーは相反するタイプですがどちらも現代を生き抜くために必要な面を持っている事を学べます。
キューティー ブロンド
現実はそうは行かないだろう・・・と思う物語ですがエルのポジティブ行動を疑似体験して何だか自分も出来ちゃいそうな気になってグングン元気になる爽快なコメディーです。 ファッションや見た目は最高にイケている完璧なブロンドのエル。しかし、政治家を目指す彼に派手な外観を理由にフラれてしまう。超ポジティブ思考のエルはそんな事にもへこたれず猛勉強して名門のハーバード大学法学部へ見事合格してしまう！ リース･ウィザースプーン 主演
親子の絆を描いた映画
子供を守りたいという親の強さと親の愛情を求める子供の気持ちを見せてくれる映画です。
幸せのちから
仕事がきつくて辞めてしまいたい・・・。子育てなんてもう嫌だ・・・。 もし、そう思っているとしたらぜひ観てもらいたい映画です。 ２１ドルが全財産。クリスはセールスマン。５歳の子供を残して妻が家を出て行ってしまう。クリスは家賃も払えずアパートを追い出され貯金も底をつきてしまう。時には駅のトイレで息子と身を潜めて寝るしかない。 クリスは息子を守るために自分の力を信じ一流証券会社へ入社することを目指す。しかし、６ヶ月の無給インターン期間を経ても正式採用されるのは一人だけ。 胸を引き裂かれそうな思いに駆られるシーンが多々あります。 働ける幸せを少し感じられるかも知れません。子供を守る親の力の偉大さとツライ時に支えになる子供の存在にパワーを貰える映画です。 ウィル・スミス主演
セントラル ステーション
お金もない、身寄りもいない、治安も悪い、と生きていくのがツライ状況の中で年齢や血の繋がりを越えてお互いの存在が支えになっていく２人の物語がけっこう泥臭く描かれています。自分の子供ではないけれど必死に少年を助けようとするドーラの姿には完璧に泣いてしまいます。 リオデジャネイロの中央駅（セントラルステーション）で代筆業をしている中年女性ドーラは父親捜しの為に毎日、駅に訪れる少年ジョズエと出会います。ある日、どうしようもない事情で父親捜しの旅につき合わされることに。二人は始めから意気投合して仲の良い関係ではありませんでしたが次第に母子のような関係に・・・この作品は現代のブラジルが抱える問題や世情を表現しベルリン映画祭では金熊賞を、ドーラを演じたフェルナンダ・モンテネグロは女優賞を受賞しています。
素朴なストーリーで心に残る映画
アメリカ映画のような華やかさはないけれど心にジ～ンと心にしみる映画ばかりです。
BOMBOM ボンボン
犬は心の友だ！と犬好きじゃなくても共感できる映画。 華やかな映像ではないですが素朴すぎる登場人物とボンボンに次第に惹きつけられていきます。２０年も働いたガソリンスタンドをクビになったツイていない男がある日、困っている女性を助けたお礼にと大きな白い犬（ドゴ アルヘンティーノ）を渡される。そして血統書付きだという犬に“ボンボン”という名前をつける。【繁殖させて儲け】ようという友人の企みで旅に出るが・・・”幸せを呼び込む“ボンボン”と人が良すぎる男の交流にじんわり感動しほんのり泣いて笑える映画。
ニュー・シネマ・パラダイス
幼い頃に周囲から愛情を注がれる大切さや小さな体験が後の人生に大きな影響を与える可能性を感じられる映画です。戦後間もないシチリアの村で少年トトは母親の目を盗んで唯一の娯楽である小さな映画館パラダイス座に通い続ける。映写技師のアルフレードの愛情を受け育つ。トトが島を離れ３０年の時が経ち映画監督となった彼のもとにアルフレードが亡くなった報せが・・・いつまでも耳に残るテーマソングと純粋なトトとアルフレードの関係に涙です。
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
自分より不幸な境遇の人と比較して自分を奮い立たせているように描いている、という見方をする人もいるかも知れませんがそうではないと思います。「自分は負けていられない」と小さな少年が前を向いていく姿に「私も！」と思える映画です。父親は失踪、兄は虐める、母親の病が悪化し田舎の親戚に独りあずけられる少年イングマルには耐え難いことばかり。 いつも宙を見上げて「宇宙に置き去りにされたライカ犬を思えば自分は幸せなんだ」と言い聞かせている。１９５０年代のスウェーデンを舞台に村人との交流の中でイングマルが成長していく姿を明るく描いています。
海外ドラマ 編
ストーリーに深く関わってくる人物が多く登場します。その分、いろんな物の考えや気持ちが少しわかるドラマです。
チューダーズ ヘンリー８世の背徳の王冠 海外ドラマDVD
女性が思いっきり男や権力に翻弄されます。時代に関係なくお金や権力じゃ解決できない問題があるのだな、と考えさせられるドラマです。女性なら浮気を繰り返すヘンリー８世のワガママ勝手さにイラつきます！男性ならきっとヘンリーの奔放さが羨ましいと思うかも。男女の性質の違いが顕著に描いています。在位３７年、王妃は６人。ヘンリー８世の物語。ヘンリー８世の数々の残酷さを批判したくなりますがもし、絶大な権力を持ってしまい抑制するものが何も無ければ醜い人間の本質によって誰でも犯してしまう可能性があるのかも。ヘンリー８世役のジョナサン・リースマイヤーズ。カッコイイです。
ブラザーズ＆シスターズ 海外ドラマDVD
母親のノラに注目して欲しいドラマです。 The完璧ママ！という嫌な印象を最初は受けるのですが回を重ねるうちにノラの母親としての強さ・弱さ・心のひろさ・無邪気さなど人間らしい一面がたくさん出てきます。ドラマの内容は超富裕層の家族におこる数々のトラブルが中心で中にはお金持ちならではの問題も出ててきて「お金があるから余裕でしょ」 なんて卑屈な気持ちにもなりますが少しその辺りを切り離してみると人間味溢れる内容で楽しいです。